『72時間ホンネテレビ』 第55回ギャラクシー賞 フロンティア賞受賞
「AbemaTV」は2018年5月17日(木)NPO放送批評懇談会が主催するテレビ、ラジオ、CM作品、制作者、関係者らに贈る『第55回ギャラクシー賞*1』において、2017年11月2日(木)21時00分~2017年11月5日(日)21時00分の72時間をインターネットテレビ局「AbemaTV」で完全生放送された吾郎さん、剛くん、慎吾くんによる特別番組『72時間ホンネテレビ』が「フロンティア賞」を受賞したと発表した。
インターネットやスマートフォンなどの普及によって、メディアをめぐる環境は大きく変化しました。過去の成功体験にしがみついているだけでは、テレビの未来はありません。失敗を恐れず、前例のない挑戦をする精神が、いまこそテレビに求められています。「フロンティア賞」は、文字通り、テレビの新境地を開拓し、その未来や可能性を広げる意欲的な取り組みを応援していきます。個々の番組にとどまらず、新たな仕組みづくり、継続的な活動なども幅広く対象として、テレビ部門委員会が選考します。
この「フロンティア賞」はメディアをめぐる環境の大きな変化に伴い、2015年の第53回より新たに創設されたテレビ部門の一つ。初回となった第53回では民放が連携した初めての公式テレビポータルサイト「TVer」が、そして翌年の第54回ではYDクリエイションがNetflix向けに制作した配信ドラマ『火花』が選ばれており、今回は2017年4月1日~2018年3月31日の期間に国内で放送またはネットで動画配信された、初出のオリジナル作品・活動の10本が対象となり、「72 時間ホンネテレビ」AbemaTVが受賞することとなった。またその受賞理由については、
受賞理由:AbemaTVの制作で2017年11月2日から5日まで72時間にわたって生配信されたバラエティ「72時間ホンネテレビ」は、テレビとネットを架橋するインターネットテレビの持つ可能性を強く印象づけました。稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が出演したことでも大いに話題になったこの番組で、テレビの達人である彼ら3人がネットの初心者として多彩な企画を通じてSNSの使い方を会得していくプロセス自体が、テレビとネットの融合を示す新鮮かつスリリングなものでした。またそのような彼らの姿に惹きつけられ、これまでSNSとは縁遠かった多くの一般視聴者が従来のテレビとは異なる番組参加の楽しさに気づかされた点でも画期的な番組になりました。
吾郎さん、剛くん、慎吾くんそれぞれが長年お世話になった事務所を飛び出し、「0」になる覚悟で新たな環境として第一歩を踏み出したチャレンジがこのような形で評価されることはとても喜ばしいことです。テレビとネットを架橋する新たな可能性とは、彼ら自身の可能性そのものでもあるのだと思っております。
歯がゆいことは多いかもしれませんが、着実に彼らがしてきたこと、それがきちんと正しい評価となって彼らが進む道をこれからも照らしてくれることを願います。
関係者Twitter
これは感動。これからも頑張り続けます! #ななにー 応援よろしくお願いします。#72時間ホンネテレビ https://t.co/kfdqoWlIs8
— 古賀吉彦@AbemaTV (@yosssssshi) 2018年5月17日
審査員として選んだ側で言うのもなんだが、『72時間ホンネテレビ』のフロンティア賞は、新しい時代の到来を告げるものになる予感がする。:稲垣・草なぎ・香取『72時間ホンネテレビ』ギャラクシー賞フロンティア賞 | マイナビニュース https://t.co/fyucLd68Aa #マイナビニュース
— 藤田真文 (@maffumi) 2018年5月17日
AbemaTV『72時間ホンネテレビ』ギャラクシー賞フロンティア賞受賞! https://t.co/XWkEGHwXRv
— 小西 寛 (@hkonip) 2018年5月18日
ネット記事関連
*1:放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰する賞