『編集長 稲垣吾郎 #20』(2017.05.17放送分)
5月17日(水)に放送された『編集長 稲垣吾郎』の第20弾。
■「GORO's Column」……吾郎さんはトーストを食べますか?私はトーストを焼くとき先にバターやマーガリンを塗ってから焼きます。ほとんどの人は焼いてから塗る派でしたが、吾郎編集長はどちらですか?それとも何も塗らない派ですか?ちなみに私はバターやマーガリンを塗った焼いた後に味付け海苔を乗せて食べるのが好きです。
これは珍しいですね。これまずさあ、焼く前にうまく塗れないんじゃない?パンが柔らかくて。よく小学校のときに塗るの苦労しませんでしたか?冬場とか固くなって、全然考えられてないなと小学生ながら思ってました。焼いた後に味付け海苔を乗せて? しらすトーストとか美味しいですよね。あれは身体にもいいでしょうし、たまにやったりします。まあ、根本的にご飯派なのであまりトーストは食べないです。後、ポップアップトースターなので、マーガリンを塗ってから焼くと汚れる。掃除できないし。〇さんの言っていることを否定しているわけではないんですけどね。でも味付け海苔は参考にさせていただきます。
Owl City - Deer In The Headlights
■「GORO's Search」……皆さんは野生動物を食材にしたジビエ料理は食べたことがありますか?最近では家庭の食卓でも味わえるようになり、ちょっと馴染み深いものになってきました。僕も好きですが、今回はこのジビエ料理について日本ジビエ振興協会、理事長の藤木徳彦さんにお話を伺いたいと思います。
ジビエ(仏: gibier)とは、狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である。フランス語である。畜産との対比として使われることが多い。狩猟肉。近年では狩猟から供給される鳥獣肉を使った料理にジビエと入れるケースがある。
ジビエ肉の種類について
藤木さんの協会にもどれがジビエ肉かと問い合わせは結構多い。ウサギだとか、羊だとか。羊、ラムは完全に家畜になるのでジビエにはならない。
最近は身近になってきたジビエ料理。牛や豚、鶏肉などと比べるとやはり野性味あふれる味だとか、鉄分を感じる筋肉質の味というのはジビエのおいしさだと思うと藤木さん。ジビエ肉は“機能的に優れている”らしく、例えば鹿肉であれば体脂肪1%といわれるくらい脂身がない食材なので、牛や豚の脂身が気になる人、アスリートやお子様のメタボが気になる方にはオススメ。ただ、実際に家庭で入手するのは難しく、肉を処理するところからネット通販で購入することは可能なものの、脂身が少ない分、強火で調理すると固くなってしまうので調理のアドバイスは必要な食材。
また古来から猪鍋がありますが、猪は脂が美味しい肉ですが、脂がもたれない。またその脂に青魚で有名なDHAが含まれているのが判明し、身体にも機能的なことが分かってきました。ただお値段は豚肉より高く、牛肉より安いぐらいの価格です。
ウサギはジビエ好きが好む傾向にある肉。さっぱりはしていても独特の香りがあり、ワインと合うのでワイン好きな方は野兎を好む。ジビエといえばワインがいいかなと思うものの、最近、ちょっと特徴のある癖のクラフトビールなども合うなと。つまりジビエはお酒が飲みたくなる食材かなと思いますので、もっと普及してもらいたいのですが、安全面も含めた活動をもっとしていかないとダメかなと思います。
(吾郎さん曰く、田舎に住んでいる知り合いの方から“今朝獲れた猪だ”と送ってこられたりするそうです。またムツゴロウさん曰く、これまで食してきた中で一番美味しかった肉はアフリカのサバンナで食べたシマウマで、後、オーストリアの野生の鳥も美味しかったそうです)
ただジビエといっても、現状は野生動物が増加傾向にあり、鹿や猪が増えることによってニュースなどでも取り上げられていますが畑の農作物などへの被害が大きくなっていき、今や被害総額は200億円にも達しているそうです。これらの被害を回避すべく、捕獲する活動を増やしていくのと同時に、獲ったものを食材として有効活用をしていく活動を支援していくのが藤木さんらの日本ジビエ振興協会なのです。
なお、藤木さんの本業は料理人で、信州で下記のお店で活躍されていらっしゃいます。もし、機会がありましたら、ジビエ料理を食してみませんか?
⇒毎回素敵な「GORO's Search」ですが、ただジビエ料理店が増えたからジビエについて調べるという美味しい部分のみを扱うのではなく、ジビエにある鳥獣被害といった側面もきちんと語られているのはすごく良いですね。少しでもジビエについて、そしてそれにつながる問題についても知っていただき、捕獲されたお肉が有効利用されるよう、そして農家への被害が減少していくよう、この活動が広がっていくことを願います。
しかし、ウサギちゃん、猪くんと言ってしまう吾郎さんにも笑いましたが、吾郎さんにつられた結果、藤木さんまで“猪、鹿くん”と言ってしまうところが微笑ましかったw
■「Goro's Break Time」……小学1年生の息子は恐竜が大好き。SMAPの『Battery』は何度曲名を教えても恐竜の歌になってしまいます。中居さんのシャウト気味の歌い出しはトリケラトプスの群れが広い荒野を進み、空をプテラドノンが飛んでるイメージ。start flyの所で凶暴なティラノザウルスが出現するそうです。
まったく意味がわからないんですけども。ようは7歳の息子さんの脳内の世界なんですね。凄いですねえ、やはり子供のころってイマジネーションがすごく豊かですよね。僕もほとんど妄想の世界で生きてたような気がするんですけども。皆さんもこの曲を聴いて、恐竜がイメージできるか、ちょっと試してみてください。
■「GORO's Essay」……先日、中居さんが「アメトーーク!」の”一人暮らし長い芸人”に出演されていました。皆さんの一人暮らしあるあるを披露していましたが、中居さんは出前を取った時にバレないように顔を曲げて受け取るなどと話してました。吾郎さんも”一人暮らし長い芸人”のお一人だと思いますが、吾郎さんなりの一人暮らしっぽい生活習慣はありますか?
乾燥機からそのまま服を着るなんて考えられない。だって乾燥機の楽しみって、乾燥機が終わった後の温かいぬくもりを感じながらバスタオルをたたむときって気持ちよくないですか?あの乾燥機からできたてほやほやのものをたたんでるときに幸せな気持ちになるんですよ。これはね、僕しかいないと思います、男では。
いいんですよ、皆さんにどう突っ込まれても。冷えたタオルをたたんでいると悲しくなりますしね、うん。1人暮らしならいろいろありますが、う~ん、僕の場合は一般的な男の1人暮らしとはだいぶ違うような気がします。胡蝶蘭を育てて、花を活けている男の1人暮らしの人とかいないですもんね。假屋崎さんとかはそうだと思うんですけれども。
うん、でもそういうのが大切なんです、誰が見てなくても。タレントはそういうのが必要なんですよ、雑に生きてるとやっぱり雑な佇まいっていうのが出てくるしね。変人と言えば変人かもしれませんけどね。まあ、この番組、僕が出たらすごい突っ込まれるんでしょうね、皆に。でね、何か下向いてはにかんでいる編集長の顔も想像つきますよね、うん。とくかく僕は乾燥機から出した瞬間の温かいぬくもりが好きです。
⇒ああ、本当に吾郎さん好きだなあと思える瞬間があり続けるって幸せですよね。何度も言いますが、やはり生きざまというのはきちんと姿かたちとなって現れてくるわけですよ、40も生きてくると。だからこそ、今の吾郎さんがいかに努力をし続けているのかも伝わってくるので、私の中に不安はないんだろうなあと思います。
■「GORO's Music Library」……ドラマ「東京大学物語」の主題歌・山下久美子さんの「DRIVE ME CRAZY」をリクエスト。吾郎さんのドラマということで、当時中学生だった私は「東京大学物語」の漫画をとりあえず5巻まで購入しました。読んでみたら過激な描写にこれは親に見つかってはまずいとクローゼットの段ボールの中に隠しました。男子中学生の気持ちが分かった瞬間でした。主役の村上直樹は吾郎さんにぴったりでした。
懐かしいですね。当時21歳でしたけど、高校生役をやったんですね。瀬戸朝香さん、袴田吉彦くん、懐かしいなあ。良いドラマでした。京本政樹さんも出演されていて、すごく優しくしてくださったんですよ。やっぱりそういうのは忘れないですね、自分が若い時って。でも、今考えてみると当時の京本さんは今の僕より若い、30代だったんじゃないかな。ねえ、なんかそういう大人になりたいですよね。そうやって後輩に思われるような。
この曲もすごくいい曲でした。本当、青春のドラマで、江川達也さん原作で、この村上直樹って僕はすごい好きでしたね。いつも自問自答していて、確かに僕にはぴったりのような感じで。確かに中学生にしてはエッチな漫画だったと思うんですけど。
メールのアドレスは“goro@joqr.net”、葉書きの方は郵便番号105-8002 文化放送「編集長 稲垣吾郎」まで。お相手は吾郎編集長こと、稲垣吾郎でした。それではまた来週、バイバ~イ♪」