【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『編集長 稲垣吾郎 #142』(2019.09.18放送分)

9月18日(水)に放送された 『編集長 稲垣吾郎』の第142弾。

 

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吾郎稲垣吾郎です。僕が編集長となって皆さんと一緒に女性誌を作っていくというラジオ番組。今週はどんなネタが届いているんでしょうか。それでは、編集会議を始めよう
2019年9月18日(水)『編集長 稲垣吾郎 #142』より

 

■「GORO's Column」……(北海道札幌市・)8月14日の放送で鰻の骨が刺さった話をしていましたが、私も幼少期に鰻の骨が喉に刺さり病院送りになったことがトラウマで、それっきり一切鰻が食べられなくなりました。
ちなみにカレーも中学のときにジャガイモだと思って食べたのが溶け切ってないルーの塊で、喉が焼けたように痛くなり、それがトラウマで一切食べれなくなりました。
私は食べることが大好きなのに、ひょっとしたキッカケで食べられなくなる物が多い人生なのですが、吾郎さんはその後も鰻食べられますか? 
トラウマで食べれなくなったものがあれば話が聞きたいです。

f:id:kei561208:20180722231412p:plain やあやあ、ちょっと さん、トラウマは断ち切ろうよ。ま、断ち切れないからトラウマなのかな。
でも、もったいないよ、これ。だって鰻とカレーを食べないってことでしょ。気をつければもう刺さらないから、喉に。僕にとってトラウマで食べられないものがあるかどうかって話よりも、この さんを何とかしてあげたい。
だって、それリスクはあるよ。何食べてもというかさ、生活してて。
これ、でも気をつければ鰻の骨はねえ、喉に刺さらないと思うんだよね。やっぱり、ちゃんと噛みながら確認しながら。本当、細いもんだからね。隠れてたりするからわかりますけれども。まあ、でも100回うな重食べて1回刺さるくらいじゃないかな。う~ん。まあ、中々、気をつけてれば刺さらないと思うから。
僕は結構、鰻、好きでねえ。1年中食べますね。白焼きもすごい好きですし。意外と真空パックとかで売ってるような、ああいうのは結構、冷蔵庫に常備してたりしますけどね。良いやつになると結構、値段しますよね。鰻はもう、とにかくね、このぐらい熱く語るくらい僕はすごい好きなのでね。
ぜひね、 さんにはですね、100%克服してほしいですね。
カレーだってさあ、ルーが溶けてなかったってさ、それもないから確認すれば、もう。大丈夫大丈夫。う~ん。美味しいものはね、食べて欲しいですから。
ということで僕は、だからトラウマって実際ないんですよねえ。食べれないものも実際ないし。ま、その好き嫌いはあるけどね。これは絶対食べられないみたいなものはね、僕はあまりないですね。
ぜひね、ちょっとまた久々にその鰻とカレーの美味しさを味わってください。頑張ってください。

 


Carly Rae Jepsen - Feels Right (feat. Electric Guest) [Audio]

 

『編集長 稲垣吾郎ビックカメラコジマの提供でお送りします。

 

■「GORO's Search」……以前ですね、「〇〇女子」を紹介した際に「プラモ女子はいないのかなあ、話してみたいなあ」と僕はリクエストしてたんですが。ま、さすがにプラモ女子、プラモデル女子はいないかなあと思ってたんですけれども。いるもんですねえ。しかもプロフェッショナルです。すごく楽しみですねえ。ということで、本日の「GORO’s Search」は「プラモデルについてプラモ女子と熱く語りた~い」ということで、ご出演していただくのはプロモデラーとして活躍されているオオゴシトモエ(大越友恵)さんです。

吾郎:もしもし~。
大越:もしもし~。
吾郎:初めまして、稲垣吾郎です。
大越:初めまして、オオゴシトモエと申します。
吾郎:よろしくお願いします。
大越:よろしくお願いします。
吾郎:あのオオゴシさん、プロモデラーという職業なんですね? そういう職業があるんですか?
大越:はい。中々耳慣れない単語だと思うんですけれども。そうですね、内容としては出版社さんやプラモデルメーカーさんのご依頼で、プラモデルの作例を制作させて頂いたり。後、雑誌の模型特集で記事を書かせて頂いたりとか、後はプラモデルの作り方の本を執筆したり、プラモデル教室の先生を。
吾郎:プラモデル教室なんてあるんですか?
大越:はい。そうなんです。都内でも何カ所かやらせて頂いてて。後、全国でも、はい。一部やらせて頂いて。後、最近は大阪芸術大学でプラモデルの先生をしています。
吾郎:え、大学でプラモデルの講義があるんですね。
大越:はい。あのキャラクター造形学科という学科がありまして。あのフィギュアを作ったりとかっていうカリキュラムの中で、あのすべてのね、その造形の基礎ということで、プラモデルの作り方の道具を紹介したりとか、塗料、色を塗るための塗料がどんなものがあるかを学生さんたちに教えるというお仕事をやらせて頂いてます。
吾郎:すごいですねえ。
大越:やあやあやあやあやあやあ。
吾郎:初めて聞きました。そういう職業があるんだ。
大越:そうですね、とても専門的なお仕事なんですが。はい。
吾郎:でも確かにプラモデル、ま、僕もすごい好きですし。
大越:あ、本当ですか。
吾郎:ま、特にこのガンダムなんかもう世代だし、僕も大好きで。ね、子どもの頃ももう夢中になってたんですけれども。やっぱ確かにこう完成系のモデルってありますもんね。箱にね、もちろん描いてあるし。
大越:あ、そうです。まさにその箱の横にある完成見本とかを作ってます。
吾郎:結局、誰かが作ったものなんだよなあとは思ってたんだけど、あんまこう作った人のことまで考えたことはなかったね、確かに。
大越:あ、確かにそうですよね。あのご購入いただいた際に、「これ、誰が作ったんだろう?」とかっていうのは中々こう。
吾郎:ただここまで上手くは絶対に作れないっていう、もう神の領域。うん。そのぐらい、もうとにかく素人とは違う技とその完成度っていうイメージが僕はあったんですけれども。でも、やっぱ人が作ってるもんなんですもんね。
大越:そうですね。実は初対面の方とかにお仕事のことをお話すると、「器用なんですね」って言って頂くこと多いんですけど。実は私とても不器用で、失敗をほぼ、ほぼ毎日のように。
吾郎:本当に?
大越:最初、プラモデルが作れないところからあのお仕事がスタートして。雑誌の連載で「プラモデルを作ったことがない女の子にガンプラが作れるようにしよう」みたいな育成企画でデビューさせて頂いたんで。
吾郎:面白い企画ですね、それも。元々、子どもの頃からさあ、何かこうお父さんに教えてもらったプラモデル作りで上手だったとかさ。プラモデル作りが上手で逆に男子にもてちゃったとかそういうことじゃなくて。まったくプラモデルとは無縁に生活してきたのに。
大越:そう、そうなんです。あ、小っちゃい頃から物作りはすごく大好きで。あの小学校のときにSDガンダムっていうあの。
吾郎:小っちゃいやつ。
大越:デフォルメされたガンダムが流行ったときに、友達と一緒にパシパシッと組んで作ったりとか。後はあの夏休みの自由工作であのタミヤさんの恐竜のプラモデルでジオラマを作って、○工作で持ってたりとかっていうのはやってたんですけど。
吾郎:じゃあ、元々ちょっとは好きだったというかね。珍しいよね、女の子でね。
大越:そうですね。どちらかと言うとやっぱ物作りが好きで、その材料の一つがプラモデルだったっていう感覚なんですけど。まさか大人になってこんなにどっぷりこのプラモデルの世界でお仕事をさせて頂けるようになるっていうのはその頃は全然意識していなくて。
吾郎:いや、でもすごいですよ、ここまで。
大越:いやいや。
吾郎:ねえ、出来るようになって。僕なんか不器用だから。元々好きなんですけど、やっぱ中々上手く作れなかったっていう印象ですね。だからやっぱりどうしても最初から出来てる模型を買ったりとか。
大越:あ~、完成品を。
吾郎:後、もう色も塗ってあるようなプラモデルもちょっと出てきたじゃないですか、ガンプラブームの後に。うん。だから何か本当に苦手で。まあ、結構、最初は飛行機とか船とかが好きだった、それがタミヤさんとか、どっちかそっち側から入って。うん。
大越:あ、そうなんですね。
吾郎:で、もしかしたらすごいできるかもしれないですね、頑張って勉強していけば。
大越:そうですね。エアブラシ、色を塗る道具のエアブラシとかは、誰でも綺麗に色が塗れるツールなので。ちょっと練習するだけで、楽しく塗装ができるようになったりとか。後、最近はとても良いツールがたくさん出ているので、あのそういうツールを使って昔よりは効率的にキレイに作業もできますし。
吾郎:上手くできるんだ。エアブラシなんか使ったことないもんなあ。
大越:あ、本当ですか。じゃ、ぜひ機会があればエアブラシ使って下さい。あの最近のプラモデルはとても進化もしてまして、接着剤を使わなくても作れるプラモデル。あの例えば飛行機とか車とか。はい。
吾郎:あ、そうなんだ。接着剤って。今、オオゴシさんの本があるんですね、【ガンプラ「超」入門】がスタジオにあるんですけれども。 

いちばんやさしいガンプラ「超」入門 (012Hobby)

いちばんやさしいガンプラ「超」入門 (012Hobby)

 

大越:はい。
吾郎:読んでるとね、色々思い出してきました。透明パーツの場合は切るとね、切り取った跡がこう白く曇ったような状態になっちゃうとかさ。結構、飛行機とか作ってたから、僕なんかは。
大越:あのキャノピーのクリアパーツですね。
吾郎:そうそう、キャノピーの部分とか。で、同じ部品て絶対ないからさ。取り寄せればできるかもしんないけど。なるほど。こういうのもちゃんと磨いていくんですね。
大越:そうですね。あの間違えないように丁寧に切り取ったりとか、ですね~。後、飛行機を作られるときにやっぱ塗って組んで、塗って組んでっていう工程があると思うんで、先にこうコックピットの中を塗ったりとか。
吾郎:コックピットの中ね。
大越:はい。
吾郎:コックピットの中までちゃんと塗りたいですよね。だからねえ、憧れなんだよね。本当に出来なかったから子どもの頃は。やっぱ、そういう知識もないじゃない。こういう本もなかったし。この墨入れとか何か、もう素人でやってる人いなかったもん。
大越:あ~、そうですか。
吾郎:確かにね、今、このシャア専用ザクのさあ、足の部分のパイプのところに墨入れてるページがあるんですけど。
大越:はいはいはい。
吾郎:確かに、ここ入ってますよね、上手い人が作ると。
大越:そうですね、その陰の表現というか。情報量を増やすことで、よりこうリアルに見えたりとか、立体感が出たりとかっていうあの技法というか、テクニックなんですけど。
吾郎:すごい。あえて雨で流れた汚れを表現してるって。
大越:そうです。ウェザリングって言うんですけど。
吾郎:汚れ?
大越:汚れ塗装をやって、どういうところで使われたのかとか、何年ぐらい使われてるのかっていうのをこう妄想しながら。
吾郎:なるほど。まあ、シャア専用ザクは地球圏には降りてってないかもしんないけど。ただまあ、汚れてはいるよね。例えコロニーの中でも、コロニーも雨降るからね。
大越:そうですね。
吾郎:うん。でも、これ汚れなんかは、やっぱそれこそ何だろう。こういうガンプラもいいけれども、さっき言った飛行機とかさ。
大越:そうですね。
吾郎:エンジン部分とかさ。
大越:あの実際にガンプラを汚すときに、ガンプラはね、あの実在しないというかキャラクターのキットなので。実際に飛行機とか。
吾郎:あ、見るんだ。
大越:実際に工事現場とかで重機とかを見ながら、あ、こんな風に汚れるんだとか観察をしたりとかっていうのはよくあります。
吾郎:そうそう、こう汚れまでつけてるの見ちゃうと、もうね、何にも言えないよね。
大越:面白いですよね。やっぱ想像しながらどんな風に汚れるのかなって考えながら。
吾郎:ああ、それはマニアックな話だけど面白いねえ。
大越:汚れにも絶対に理由があるんですね。原因があって汚れてるので、例えばエンジン回りはちょっと土汚れみたいな感じで汚れるのかなとか。
吾郎:わかるわかる。だから結構、昔の飛行機とかなんて、結構汚れてる方が味が出ますよね。
大越:そうですね。
吾郎:しかもやっぱり、大きい物、何分の一かにもよると思うんだけど、例えばゼロ戦とかだともう本当に72分の1とかではなくてもっと大きい。
大越:さすがお詳しいですね。
吾郎:そう、大きいもので汚れをつけた、やっぱりプロペラ機。所謂ゼロ戦みたいなものを作って欲しい。作って欲しいって。
大越:本当ですか?
吾郎:やっぱ、絶対。もうね、やっぱガンプラももちろん僕も好きなんですけど、やっぱ話してるとね~、本当にこの幼少期に戦闘機とかね、飛行機とかやっぱ戦艦とか船とか戦車とか作った頃のことにもってかれちゃうんですよ、今、話してると。
大越:あ~。ちなみに稲垣さんが一番好きなプラモデルというか、思い入れがあるのは。
吾郎:一番好きなのは、でもね~やっぱりそうだねえ。その要するにゼロ戦の時代ですよね。第二次世界大戦の頃の要するに戦闘機。それは日本のね、飛行機もそうですけれども、うん。やっぱドイツとかイギリスとか。
大越:あ~。
吾郎:BSか何かで、イギリス軍とドイツ軍のナチスの何かあの攻防? 第二次世界大戦のときの戦いみたいなものをず~っとやってて、テレビで深夜。ずっと見てましたもん。
大越:あ、そうなんですね、戦闘機が。
吾郎:そう。戦闘機ですね、どっちかっていうと。イギリスだとスピットファイアとか。
大越:ああああ~。
吾郎:ドイツ軍だとフォッケウルフとか、メッサーシュミットとかいろいろね。そう、そういうやぱりねえ、プロペラ機が好きですね、僕は。プロペラの戦闘機が。
大越:そうなんですねえ。
吾郎:うん。結構作られますか?
大越:あ、はい。作ります。あのジオラマとかで作ることが多くて。ゼロ戦ももちろん作りますし。後、最近の機体を作ることもありますね。
吾郎:そっかそっか。最近の機体ももちろんあの僕も、所謂ジェット戦闘機になってからも好きですから。うん。もうやっぱ、あのアニメ「エリア88」で育ちましたから、僕は。
大越:あ~、ドラケンとか良いですよね。
吾郎:そうそうそうそうそう。やっぱりだから現代のね、音速を超えるああいうあのジェット戦闘機っていうのもね、すごくもちろん、思い入れもあるんですけど。でも、プラモデルだったらやっぱりねえ、そうですね。やっぱプロペラ機付きで、う~ん、良いですねえ。
大越:良いですねえ。プラモデルの魅力って作るとその機体ってどこの国の機体なんだろうとか、どんなときに使われたんだろうとかっていうのを、どんどんどんどん調べたくなるっていうのが、すごくあの魅力があるなあと思っていて。
吾郎:そう。そういうのが夢があって。
大越:そうですね。
吾郎:だから、そこに色んなドラマがあった方が。うん、ガンダム、あくまでもフィクションじゃないですか。現行の飛行機だとね、まあ、もちろん色んなドラマあると思うんですけど、やっぱり本当にその大戦の中、戦ってた飛行機っていうのはさ。やっぱ、そんなドラマもう計り知れないじゃないですか。だからやっぱ僕もそこに何か纏わるドラマみたいなものを空想するのが好きなのかもしれないですね。
大越:あああ。すごくこうプラモデル作ってて、脳が活性化するっていうデータが出てるんですね、研究で。それは頭の中でこう考えるというか、あの好きなシーンをこう考えるとか、どんな風に作ろうかとかっていうのが色々イメージしながら作るというのがすごく脳に良いみたいで。
吾郎:なるほど~。でも、そこはもうかなり上級レベルだけどね。それをプラモデルでそのイメージをしながら作るっていうのはさ。ただ設計図に描いてあるものを目指して作るわけじゃないじゃないですか。後、アートの世界ですね、そこまでいくと。
大越:そう思って頂けると大変嬉しいんですけど。
吾郎:でもすごいですよ。へえ、ジオラマも多いんですか?
大越:そうですね、ジオラマが最近はやっぱり多いですね。情景を入れてというか。
吾郎:なんでも、なんですか? 今、ほら、ガンプラとか戦闘機の話したけど。
大越:最初に模型の世界にデビューさせて頂いたときはガンプラだったんですけど。活動を続けるにあたって色んなオーダーを頂くようになって。「じゃ、戦車を作ってください」ってオーダーを頂くと、戦車を作ることで新しいことを学んだりとか。それがガンプラにもフィードバックできたりっていうのを繰り返していくと。
吾郎:さっきの汚れの話もそうだけどね。
大越:そうですそうです。はい。それで今はオールジャンル、色んなもうガンプラだけではなくて戦車も作りますし飛行機も作りますし。
吾郎:う~ん。お城とかは?
大越:お城も作ります。
吾郎:じゃあ、もう本当にオールジャンルなんだね。
大越:プラモデル、本当に色々、色んなものが出てるので。そういう色んなものを作っていくことでまた新たな興味が広がったりとか。後、景色を見てるのも「あ、この景色を情景にしたら面白いだろうなあ」とか、工事現場で重機を見ると「あ~重機、格好良いなあ。とか、そんな風に汚れるんだなあ」ってすべてが模型に繋がってるっていう感じですね。
吾郎:工事現場行くと、僕もそうですけどやっぱりキャタピラ見ちゃいますよね。
大越:キャタピラ、良いですよねえ。
吾郎:キャタピラにね、こう、こびりついた泥とかね。
大越:はい!で、乾いた泥とウエットな泥の色がちょっと違ったりね。
吾郎:う~ん。見る、見る、そういうとこ見ます。
大越:見ますよねえ。
吾郎:いやいやいやいや、これ聴いてるね、リスナーの方、置いてきぼりになっちゃってますけどね。
大越:大丈夫でしょうか?
吾郎:いやいや、まあ、でも実際に興味ある方もいると思うし。でも、プラモデルの魅力をさ、オオゴシさんが語ってくれたじゃないですか。色々空想して、作りながら、頭の中のイメージを具現化していく、その魅力っていうのがすごい、僕も改めて思ったし、今。
大越:そうですね。戦闘機とか戦車とかって実際に購入すること、手に入れることって中々難しいんですけど、プラモデルだと手のひらの上に乗せることができるというか。
吾郎:なるほど。でも、そういう魅力だよね。うん。僕もそういったものから色んなイマジネーションを広げて、子どもの頃の方がもっとすごく空想力があって。僕、映画のシナリオじゃないけど、ドラマとか作ってましたもん、頭の中で。
大越:あ~、良いですねえ。
吾郎:例えば、そのガンダムとザクが2機あっただけでも、ちょっと違うストーリーを考えてみたりとか。うん。アムロが乗ってない、シャアが乗ってないみたいな設定で違うストーリーをね、イメージを広げたりとか。でも、そういうことをね、いろんなおもちゃから、プラモデルを中心とした、そこで結構、自分の空想力とかって何か出来てきたのかな~って、今思うと。今の自分の仕事にも繋がってるとか、そこが原点なのかなって。オオゴシさんの話を聞いてて、すごくそれが何か合致してきました。リンクしてきました。
大越:はい。
吾郎:やあ、ちょっとやりますよ、またじゃあ。
大越:ぜひ、お一つ作っていただいて。
吾郎:お一つ作って。何ガンプラですかね? 飛行機でもいいよね、僕の場合ね。
大越:あの好きなものが一番良い。
吾郎:まあまあ、そうだよね。ガンダムも良いんだけどね。ガンダム、じゃ、今度、作って下さいよ、僕に。僕はゼータガンダムが好きなんで、キュベレイを作って下さい。ハマーン・カーンが乗ってる。
大越キュベレイですか? ああ。あの実は私、人生の中でキュベレイ、本当にたくさん作らせて頂いてて。 

吾郎:あ、そうなんだ。キュベレイって何だかわかってない方、多分、聴いてる方、多いと思うんですけどね。ま、多分、皆さん。聴いてる方ね、検索して。
大越:そうですね。検索していただいて。
吾郎:まあまあまあ、話はもう色々と壮大な話になってしまったんですけれども。
大越:そうですね、話が尽きないですよね。
吾郎:いやあ、もう楽しかったです。またプラモトークしたいなと思いますし。
大越:はい、ぜひ。
吾郎:またじゃあ機会があれば、ちょっと今度はこうレクチャーして下さい。
大越:ぜひ。
吾郎:楽しい話、ありがとうございます。
大越:ありがとうございました。
吾郎:本日はですね、プロモデラーのオオゴシトモエさんとプラモデルについて、熱~く、トークを交わしました。以上、「GORO’s Search」でした。
  

■「GORO’s BreakTime」……(Rさん)先日、吾郎さんが「20年前によく聴いていた」と紹介されたアーティストの名前を聴いて、“ひやっ”と思わず声を上げました。20年前私のヘッドフォンから流れていたアーティストの1人、モーマスを紹介されたからです。吾郎さんとモーマスが繋がるなんて驚きでした。
そして『君の輝く夜に~FREE TIME,SHOW TIME』のインタビューで、「音楽のルーツで小沢健二さんやカヒミ・カリィさん、小西康陽さんと夜の街で会っていた」とお話されている文を読んで頭に浮かんだ曲があります。Fancy Face Groovy Nameの「恋はイエイエ」をリクエストします。

f:id:kei561208:20180722231412p:plain はい。まあ、でもね、はい。あれから結構僕もやっぱりインタビューで話したりするとね、昔のことを思い出したりするじゃないですか、やっぱり。そうするとまた昔の曲を聴いたりとか。このラジオでもね、僕も自分で昔の曲、よく聴いてた曲とかを紹介させてもらったりして。その後、何かまたヘビーローテーションして結構聴くことが増えたりとか、結構あるんですね、うん。そう、じゃあ、聴いてみましょうか。

 

f:id:kei561208:20180723000424p:plain Fancy Face Groovy Name『恋はイエイエ』

 

■「GORO’s Essay」……(福岡市・Rさん)先日、令和ゆかりの地・大宰府を訪ねた際に、ちょっとした事件に遭遇したのでご報告いたします。路線バスに乗って移動していたときのこと。一番前の席に座っていたご婦人が突如、結構なボリュームで「や~、きゃ~、やめて~」と悲鳴を上げ始めたんです。バタバタと足まで動かす女性の姿に、皆、状況が読み込めずにオロオロするばかり。すると、女性の足元に大きな黒い塊がポトリ。なんと、オスのカブトムシだったんです。どうやら女性のズボンの裾から中に入り、バスの中でモゾモゾ動き始めたらしいのです。悠々と歩きまわるカブトムシを誰も捕まえることができず、ザワザワしてると、次の停留所に止まったときに、運転手さんが捕まえてくれました。こんなとき吾郎編集長がいてくれたら、きっと捕まえてくれたんだろうなと、「ななにー」の雄姿を思い出しておりました。スリリングな夏の体験でした。

f:id:kei561208:20180722231412p:plain はい。まあ、あるよね。うん。夏はね。ただ、これ、どういうことだろう?
路線バスの中に入ってきちゃってたのかな?
でも、人間のズボンの裾から足の中に入っていくってこと、中々ねえ、しなそうですけどね。カブトムシはねえ。人間に近づいてくるって感じではないんですけど。何か甘い香りがしたんでしょうかね、その女性が、何か。足に塗っているボディクリームがちょっとカブトムシが好きな蜜のようなね、甘い香りだったのかな。何だろうなあ。ま、明るいとこにはね、集まったりしますけどね。
僕もね、得意な方ではないですけど。
やっぱ、子どもの頃は平気だったけど。今はね。うん。やっぱり子どもの頃、相当掴んでたから、何となく。でも、ちょっと一瞬ドキッとしますよね、今、大人になるとね。うん。はい。
まあ、でも良かったですね、何も大変なことが起きなくて。はい。カブトムシもビックリだったと思いますよ。ちゃんとね、逃がしてあげたんでしょうかね。

 

 吾郎「皆さんからのメッセージをお持ちしております。
「GORO’s Column」へは身の回りのちょっとしたエピソードをお寄せください。興味のある話題を特集する「GORO’s Search」、リスナー記者の皆さんからのネタをお待ちしていります。リクエストは「GORO’s BreakTime」、お便りは「GORO’s Essay」そして「GORO’s Music Library」では、僕の音楽ライブラリーから今の気分にふさわしい曲を選曲いたします。
メールアドレスは“goro@joqr.net”。ハガキの方は郵便番号105-8002 文化放送「編集長 稲垣吾郎」まで。お相手は吾郎編集長こと、稲垣吾郎でした。
それではまた来週、バイバ~イ♪」
2019年9月18日(水)『編集長 稲垣吾郎 #142』より

 

【編集後記 2019年9月18(水)#142】

今回の特集は「プラモ女子」。
プラモデル作りのプロ、モデラーのオオゴシトモエさんとプラモデルについて熱く語りました。

 

元々は不器用で、雑誌の企画でプラモデル作りを覚えたというオオゴシさん。プラモデル作りは脳を活性化する効果も報告されているそうです。
吾郎編集長が一番好きなプラモデルは、ゼロ戦などの「プロペラ戦闘機」。
当時の戦闘機には計り知れないドラマがあり、それを空想するのが好きとのこと。

また「ガンダム」のプラモデル、ガンプラの話題で盛り上がりました。吾郎編集長が大好きな「機動戦士Zガンダム」の「キュベレイ」を作ってくださいとリクエスト。
次回もお楽しみに~。

2019年9月18(水)『編集長 稲垣吾郎 #142 編集後記』より

 

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