【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『編集長 稲垣吾郎 #138』(2019.08.21放送分)

8月21日(水)に放送された 『編集長 稲垣吾郎』の第138弾。

 

f:id:kei561208:20170421145132p:plain

 

吾郎稲垣吾郎です。僕が編集長となって皆さんと一緒に女性誌を作っていくというラジオ番組。今週はどんなネタが届いているんでしょうか。それでは、編集会議を始めよう
2019年8月21日(水)『編集長 稲垣吾郎 #138』より

 

■「GORO's Column」……(Hさん)我が家では花を飾ることは滅多になく、たまにあったとしても花瓶がないので牛乳瓶に飾ってました。牛乳瓶も中々良いのですが、この度、花瓶を購入しました。ネットの画像だけを頼りに選んだら、見た目は良かったですが、思ったよりも細くてあまり多くは飾りきれない大きさでした。ちゃんとサイズを見てなかったのが悪いんですが、花瓶を選ぶ際のポイントがあれば教えてください。
ちなみに慎吾くんも最近花瓶を買ったみたいですね。

f:id:kei561208:20180722231412p:plain なるほど。そうですねえ、何かあの僕のお花好きは有名なんですけれども。
まあ、あの結構ブログとか見て、それでね、何かあの「花を私も始めたいなあ」、「僕も花瓶を買ってみたいな」と。まあ、香取くんもそうなんですけれども、そう言ってくれる方が結構増えてるっていう感じで。僕もねえ、すごく嬉しいんですけれども。
あの家では前も話したかもしれませんが、花瓶は結構あるんですよね。もうでもやっぱり、10個はないけど5個以上はあるかな。うん。あの小さい花瓶入れたらでも10個ぐらいあるのかな? 
本当にあの一輪挿しとか。よく、ほら、カフェのテーブルとかに置いてある小さいね、あるじゃないですか。ああいうような物とかも、あのファンの方に頂くことも僕も多いので。結構、溜まってきましたね。うん。
後はまあ、一番古い物でね、前にブログでも紹介したんですけれども、あのクリスタルのバカラのね、結構大きな花瓶を20代の頃からず~っと使ってるものがあって。うん。またでも最近ちょっと白い花瓶が結構あのブログなんかに載せるのが多かったんですけれども。最近はね、ちょっと黒い半透明の、ちょっと涼し気で。ま、でも何か黒ですからね。何だろ、少しモダンな感じもする。それも気に入ってたりしてね。やっぱりすごいあの僕も大好きなんですけれども。
ねえ、あのオススメですよね。結構、でも、まあ、花の量にもよりますよね。
家はやっぱり結構量が多いじゃないですか。あの写真とかでも大きめの花瓶をブログ何かでね、載せることが多いんですけれども。どうするか、ですよね。
でも、これからお花、多分、このHさんも飾りたいんですよね? 
まあ、大は小を兼ねるってことがあんまりないんだよね。花瓶の場合はやっぱり、ねえ。一輪はあまり大きな花瓶に挿してもねえ、カッコ良くないし。でも大きな花瓶にさりげなく、こう、カラーとかね。大きな花を一輪だけ斜めに飾るとか、まあ、そういうのもカッコ良いですけれども。うん。
ま、色々でもやっぱ、それこそインスタとか。ね、後、僕みたいにブログで花を載せている人とか。何かそういう今SNSとかで検索するとやっぱりそういう参考になる方が多いと思うので。やっぱ色んな数を見て、ねえ、何か自分の目を養っていくのは良いんじゃないのかなあっていう風に思いますけどね。
まあ、後はだから、まあ、あの本当に好きだったら、大・中・小ぐらいの感じでね。あると本当は良いのかもしれませんけれども。う~ん。
まあ、でも楽しいですからお花、ねえ。何か今度は写真つきで、またね、メールをいただけると。はい。

 


Ciara - Thinkin Bout You [OFFICIAL VIDEO]

 

『編集長 稲垣吾郎ビックカメラコジマの提供でお送りします。

 

■「GORO's Search」……さあ、スポーツ選手がですね、ここぞというときに発する声や、運動のコツを伝えるときに役立つのが「スポーツオノマトペ
オリンピックが近づいてる今だからこそ注目したい魔法の言葉でもありますよね。そんな「スポーツオノマトペ」を『GORO’s Search』したいと思います。教えて下さるのは、音声言語学専門の朝日大学保健医療学部准教授の藤野良孝さんです。

 

吾郎:もしもし~。
藤野:はい、もしもし~、初めまして。
吾郎:初めまして、稲垣吾郎と申します。
藤野:藤野良孝と申します。
吾郎:よろしくお願いします。
藤野:よろしくお願い致します。
吾郎:さあ、藤野さんはね、この「スポーツオノマトペ」というものを研究されてるんですよね。
藤野:はい、そうなんです。
吾郎:これ、以前ね、番組でもちょっとこの「スポーツオノマトペ」って、初めて僕も番組であのリスナーの方からいただいたお便りで知ったんですけれども。非常に何か僕も興味があって面白いなあと思ったので、ぜひ先生にね、色々お話を伺いたいと思ってたんです。
藤野:あ、ありがたく思います、光栄です。
吾郎:はい。そもそも、この「スポーツオノマトペ」というのはどういうものなんですか?
藤野:はい。まずはですね、「オノマトペ」というのはですね、フランス語に語源がありまして。擬音語と擬態語を総称した言葉なんです。例えば、あの擬音語は物が発する音や声をあげて描写した言葉のことで、「雨がザーザー降る」「紙がパラパラ」「花火がドカーンと打ち上がる」などがあの擬音語になります。一方、「擬態語」は、状態や心情など音のないものを音によって表す言葉なんです。「顔がニヤニヤしている」「彼女にメロメロだ」「身体がクネクネする」など、これは擬態語ですね。
吾郎:あ~、なるほど。
藤野:この「オノマトペ」は、擬音語と擬態語の両方が含まれているものがあるんです。例えばですね、あの編集長がこう初主演された『二十歳の約束』のときに、非常にキャッチ―としてこう世に広がった「ヒューヒューだよ」って。
吾郎:はいはいはいはい、ありましたね。
藤野:その「ヒューヒュー」っていうのは、擬音だと「強く吹き続ける風」になります。で、ドラマで使われたのは、擬態語の「囃し立てるさま」なんですね。擬音と擬態語って区別するのがとても難しいとも言われています。
吾郎:難しいですよねえ。
藤野:そうですね。擬音と擬態語の境界線というのによく混乱する方が多いとも言われています。
吾郎:そうですね~、何か…。
藤野:スポーツであの使うのは、通常の「オノマトペ」とはちょっと異なりまして「音」に近いです。音のリズムに則って身体と連動させるちょっと特殊なものなので、「スポーツオノマトペ」という風にあの名付けているんです。
吾郎:なるほど。や、ねえ、確かにスポーツしながら声を出す、何か謎の声を発してるじゃないですか、結構。あの僕らにはわからないような、アスリートの方とか。
藤野:そうなんですよね。この言葉を発することで、多様な効果を生むことが出来まして、さっきも編集長が仰ったように、例えば卓球の張本選手、「キョー」とか、「キョエー」と言ってますし。
吾郎:あ、そうそうそう。そうだね。
藤野ハンマー投げの金メダリストの室伏さんも「ンガアアァー!」と絶叫して、心や身体にプラスの効果を与えていたと考えられているんです。
吾郎:なるほど。無意識のうちに自分のオリジナルの何か言語が出来るんですね。
藤野:そうですねえ。
吾郎:他にあるのかなあ、スポーツとか。何かテニスプレイヤーとか、そういうイメージありますよね。
藤野:あ、そうですね。シャラポワ選手とかが「ホー!」と言って、あのものすごい強烈なスマッシュをされていることでも有名なんです。
吾郎:何か欧米っていうか、やっぱ外国の選手の方、そういうイメージありますよね、日本人より。
藤野:そうですね。日本人よりも海外の選手の方が、やはり、あの声を出しているケースは多いと見れます。
吾郎:これは相手に対する威嚇ではなくて、自分に鼓舞するための何か掛け声なんですかね?
藤野:そうですね。あの相手に対する威嚇というのは、格闘技では使われていますが。
吾郎:そうか、ボクシングとかね。
藤野:自分に鼓舞するという効果でも使われているんです。
吾郎:へえ~。これは何かもう研究されて、何が良いとかってデータ化されてるんですか?
藤野:そうですね。実は大声を出すと、大脳の物を考える前頭前野の働きが著しく低下するんです。よって邪念が吹き飛んで本来の力を発揮できるようになると言われています。
吾郎:へえ~!
藤野:さらにですね、あの声を出すことで、普段、人体が筋肉にかけている神経のリミッターを外しまして、爆発的な力を発揮させることが出来ると言われています。
吾郎:なるほど~。ま、昔から人間は無意識にやってきたことですよね、きっと。あらゆる場面で。
藤野:あ、そうですね~。あの侍とかも、「ワアッー!」って言って叫びながら敵陣に乗り込んでますが、もしかしたら侍からず~っとこうした擬音を使っていたのかもしれないですね。
吾郎:そうですね。もう人類の、本当昔からね、皆そうやって生きてきたのかもしれないですね。
藤野:そうですねえ。
吾郎:じゃあ、もうスポーツとかではそういうのがデータ化されてて、そういう指導になってるんですかね、スポーツ選手とか?
藤野:そうですね、中々、あの指導の現場ではですね、コーチングという位置づけでは使われるんですけれども、編集長が仰った先ほどのスポーツ選手が雄叫びをあげるというのは、中々あのこう現場には還元されにくい部分があります。
吾郎:あ、そうなんですか。
藤野:はい。やはりアスリートの方に聞くと、大きい声を出すのが恥ずかしいということで、中々、普及には広がっていないのが実情なんです。
吾郎:ああ。そう、ま、特に日本人はね。そうですよね、確かに。
藤野:そうですねえ、日本人は中々、ですので、欧米の方が多く普及するというのは、編集長の読み通りだと思います。
吾郎:へえ~。何かもっと、ここ声出した方がスポーツの技術が向上するのになあとか思う競技とかあります?
藤野:そうですね、やっぱり瞬発系のスポーツでしたら、ウエイトリフティングとかもそうなんですけど。格闘技もそうですけど。その瞬発時に爆発的な力を発揮するものでしたら、声を出すとやはりもう一つの筋肉として機能するので、より大きな力が出せるようになると思います。
吾郎:なるほど~。ここで僕が非常に自分、個人的に気になるのはですね、先生。ゴルフなんですよ。
藤野:あ、ゴルフですね!
吾郎:はい。ゴルフはでもやっぱり打つ瞬間に声を出すってことは基本的にはしないじゃないですか。
藤野:そうなんですね。
吾郎:特に声を出さないっていうか、やっぱ何か、こう何だろうな。あの~静かな、もちろんスポーツですし。ただ、打った後、その自分の球を見ながら何か球に指示を出すような選手が多いじゃないですか。「ゴー」って言ったりさ。
藤野:そうですね。
吾郎:「ダウン」って落ちろって言ったりさ。それはでもちょっと何か祈りじゃないですか、打った後、声を出すのは。
藤野:ええ、そうですね。
吾郎:その打つという行為、スポーツの本番の部分で、もし声を出すとしたらどうなんでしょうかね、ゴルフの場合は?
藤野:ゴルフはあの実験はしておりまして。私が実験したのは、「無言」と「スー、ガアァー」っていう条件で。
吾郎:「スー、ガアァー」って言うんですか?
藤野:「スー」って言いながらまず上の方に向かってスイングして、そっからバックスイングですね。「ガアァー」で。
吾郎:なるほど。あ、だから、まあ「チャー・シュー・メン」と一緒だよね? だからあの『プログルファー猿』の。
藤野:そうですね。あのプロゴルファーの方に「チャー・シュー・メン」「タン・タン・メン」「スー、ガアァー」の3条件でも測定はしています。
吾郎:はい、やったんですか。
藤野:やりました。
吾郎:「スー、ガアァー」っていうのは何なんですか、藤野さん。
藤野:これね、「スー」っていうあのSの音は動きが滑らかになるんですね。力をこうリラックスしてあのドライバーをこう上の方に持っていきます。
吾郎:なるほど。でもわかります、わかりますね、あのすっごくわかります。スーが良いのは、僕も。
藤野:それで身体に余計な力を入れずに声を出しながら、今度は「ガアァー」でダウンスイングするんですけど。そのときに「ガアァー」という濁音はやっぱり力がより入りやすくなるんです。
吾郎:なるほど~。ま、ちょっとね、まだ初心者の方とかは逆に力入りすぎちゃって。ゴルフは失敗のスポーツですからあるかもしれないですけど。ただ、「スー」はね、初心者の方でもプロゴルファーでも良いと思う。うん。すごく力が抜けたリズムが。やっぱりゴルフってその最初の指導とかが難しいってね、言われてるスポーツだから。
藤野:それでですね、あの声を出すと口が開いた状態になりますね。これがポイントになってます。実はあの世界陸上とかの100メーターの決勝を見ると、皆さん、あの口がポカンと開いてるんです。
吾郎:あ、わかります、わかります。口、要するに食いしばれが正しいのか、どっちかですよね? お相撲さんとか何かはもちろん、格闘技とかは食いしばんなきゃ、力、入んないのかな? 何だろう、口あけた方が良いスポ―ツってあるんですか、やっぱり。
藤野:実はですね、あの今は、最近のスポーツ科学は口を開けた方があの良いというふうに言われてます。口を開けるということが身体に余計な力を入れないので動きがスムーズ化されるというふうになってます。マイケル・ジョーダンさんがあのベロを出してシュートしてたのでも、口を開けるということが証明されています。
吾郎:あ~、ちょっと口を開けた方が今は良いのかなあ。でも何かお相撲さんとかで口を開けてたら変だよね。
藤野:そうですね~。
吾郎:でも何かあるのかも。本当はそっちの方が良いとか。もっともっと研究していくとね。
藤野:あ、そうですね。研究を、ええ、深めていけば、もっともっと明らかになってくるかと思います
吾郎:へえ~。さっきのゴルフ、「スー、ガアァ」だったじゃないですか。
藤野:あ、「ガアァー」ですね。
吾郎:「ガー」をもうちょっと滑らかに僕はしたいんですけど。何かオススメは。「ガー」だと、ちょっと力が逆に入り過ぎちゃうんですよ。
藤野:あ~、そうですか。さすがです。そうなんです。実はあの力がかなり入るもんですから、ボールがスライスする。距離は延びるんですけど実戦でやるとOBになっちゃうね~っていう風にプロの方から言われました。
吾郎:じゃあ、ダメじゃないですか。
藤野:なので、ドラコンとかそういうのでは効果があるので。
吾郎:そう、わかります。ドラコン選手はそういう感じですもん。
藤野:そうですね。
吾郎:でも僕が目指してるのはドラコンじゃないんですよ、先生。
藤野:そうですよね。
吾郎:オススメの「ガー」以外の、ちょっと一つ言葉、今、考えてくださいよ。
藤野:そうですね。「スー、ポーン」とか。「スー、パーン」とか。破裂音を入れるとタイミングが取れるっていうふうに、あのゴルファーのレッスンの専門の方からは。
吾郎:あ、「パー」は良いかもしれないですね。「パーーン」だと長いからちょっとインパクトゾーンが長いイメージがね。
藤野:ええ。
吾郎:「パーン」の方が。「パー、ガー」だと「パッ、ガッ」ダフッてガッと終わっちゃいそうじゃない。なるほど、面白い。
藤野音のイメージがこう頭の中で認識されて、認識された通りに私たちは気づかないうちに、行動にも反映されるということになっていくんです。
吾郎:そっかそっか。でもそうなんですよね。スポーツ以外でもまた様々な場面で使えるんですよね。先生、オススメされてるんですよね、それもね。
藤野:そうなんですよ。様々な場面で、色々な日常生活でも活用することが出来るんです。
吾郎:へえ~、例えばどんな場面ですか?
藤野:例えばですね、営業や人間関係を良くするときには、心の中で「二ィー」って唱えてもらうと完璧です。
吾郎:へえ~、「ニーコ」の「ニー」ですね。
藤野:そうですね。その「二」の方の口にすると、必ず口角って上がって笑顔になります。
吾郎:そうですね。
藤野:ですから、あの頭の中で「ニー」ってイメージするだけでなく、小さい声でいいので、実際に口に出すと良いんです。
吾郎:これは基本的には「オノマトペ」はやっぱり心の中じゃなくて、ちゃんと口に出すことが大切ですよね。
藤野:そうですね、口に出した方がよりあの効果が出るのと、後、実際に声に出して自分の耳で聞くというのもあのポイントになってくると思います。
吾郎:なるほど~。
藤野:「ニィー」って言うと本当に笑顔になれますし、ある研究によると笑顔を作ると20~30%魅力が高められると述べられているんです。
吾郎:そうですよ。誰でも笑顔はね、笑顔が魅力じゃない人なんていませんもんね、この世に。
藤野:そうなんですよ~。
吾郎:うん(笑)後、生活の中でこう家事の手際を良くする魔法の掛け声もあるんですか。
藤野:ありますね。はい、窓ふきや大根おろしを作るときに「サッ、サッ」って言う音を言いながら作業すると、あの非常に動きが円滑になるというふうに実験で。
吾郎:へ~、口で言った方が良いんですね。
藤野:そうですね。「サ」っていうSの音を実際に自分の耳で聞くと、頭の中で早く動かそうという認識が生まれてきて。
吾郎:あ~、わかるわかるわかるわかる。へえ~、後、これすごく良いな~と思ったのは、何ですか。あの嫌な感情を吹き飛ばすときの魔法の言葉もあるんですよね。
藤野:あります。それは「スパッ」という音を使ってほしいんですけど。
吾郎:「スパッ」
藤野:はい。え~とですね、頭の中でそういったネガティブな思いを「ス」という素早い音で切り込みまして、「パッ」っという外に気持ちを開放する音と連携させることで、あのモヤモヤ感とかイライラ感を吹き飛ばすことが出来ます。
吾郎:うん、「スパッ」いいね。
藤野:実際に参考までにデータもあるんですが、「スパッ」が通常の「忘れよう」という言葉と比べた場合、どちらがイライラを忘れることができますか?という調査を行ったんです。46名中41名、実に89%が「スパッ」の方を回答しました。
吾郎:そうか、何か自分でね、「忘れよう、忘れよう、忘れよう」と口に出して言い聞かすのもいいけれども、「スパッ、スパッ」が良かったんですね、意外にも。89%。
藤野:そうなんですね。「パッ」という破裂音が人間の気持ちを前向きにするという効果もあるんです。
吾郎:へえ~。
藤野:これがですね、編集長。口の感覚と人間の心にも非常にリンクしてまして、「パッ、パッ」って発声すると、こう外にこう気持ちが解放されるようになると思うんですが、その口腔の感覚というのが、私たち無意識的に心の方にも影響を与えているというふうに考えられているんです。
吾郎:口腔の口の形が、へえ~。
藤野:そうなんです。
吾郎:先生、本、出されてるんですか?
藤野:本は何冊か。
吾郎:読みますよ。
藤野:ありがとうございます。編集長にお送りさせていただいてもよろしいでしょうか?
吾郎:ありがとう、ありがとう。ねだっちゃったみたいですけど。でも、本当にすごく僕も興味あるんで。まだ話し足りないんですけれども。ちょっと後はちょっと本で読んで、僕も勉強させていただきたいと思います。
藤野:あ~、恐縮です。
吾郎:はい。や~、楽しかったです。すごいあの聴いてる方もすごく参考になったと思いますし、多分、実践、皆さん、される方も多いと思いますし。やあ、面白かったです。
藤野:わ~、もうあの心がふぁるふぁるしてます。
吾郎:ふぁるふぁる?
藤野:ふぁるふぁるって、あのその音って、自分が好きな音を作ってもいいので。想像の音でもありますので、今感じた気持ちを、こう、そっくりそのまま音にすると、今のふぁるふぁるなんて辞書には載ってないんですけど、「ふぁるふぁる~」って聞くと吾郎編集長とお話できて幸せですっていう気持ちに。
吾郎:ふぁるふぁるって良いですね。何かふぁるふぁるってちょっとこうウキウキとかと近いかな?
藤野:あ、そうなんですよ。
吾郎:ウキウキよりもふぁるふぁるの方が奥行きを感じる、僕は。
藤野:あ、そうなんですよ。
吾郎:音符が浮かびました、頭の中に。
藤野:あ、わあ~。さすがですね。
吾郎:うん。じゃあ、ふぁるふぁるはもうちょっとこれ、この番組のね~、魔法の言葉にしますよ、もう。
藤野:ありがとうございます~。
吾郎:それではまた来週~、ふぁるふぁる~って言いますよ、今日。
藤野:あっ、ありがとうございます。
吾郎:ありがとうございました~。楽しいお話、ありがとうございました。またよろしくお願いしま~す。
藤野:また今後ともよろしくお願い致します。
吾郎:では、ここで失礼いたしま~す。
藤野:失礼いたしま~す。
吾郎:本日は音声言語学が専門の朝日大学保健医療学部准教授・藤野良孝さんに「スポーツオノマトペ」について伺いました。 

 

 

 

 

 

■「GORO’s BreakTime」……大阪府・Dさん)RADWIMPSの「愛にできることはまだあるかい」をリクエストします。
映画『君の名は』から3年経って、新海誠監督の最新作『天気の子』が公開されました。私は『天気の子』の方が好きでした。ぜひ、吾郎さんにも映画、主題歌をチェックしてもらいたいです。

f:id:kei561208:20180722231412p:plain あ~、まだ観れてないんですよ。
ねえ、新海監督にもお会いしたこともありましたし。そうですね、ちょっと、はい。僕も早いうちに観に行きたいと思いますけれども。またRADWIMPSさんですね。聴いてみましょう。

 


愛にできることはまだあるかい RADWIMPS MV

 

■「GORO’s Essay」……(東京都世田谷区・Mさん)先日、横須賀に遊びに行ってまいりました。
三笠公園で戦艦「三笠」に乗ってきたんですが、その大きさに圧倒されてテンションが上がりっぱなしになりました。そしてそこからさらに船で東京湾最大の無人島の「猿島」へ。乗船時間は10分ほどで到着。煉瓦積みのトンネルや砲台跡の旧軍の施設が残っていて、噂通りにラピュタに出てくる城にそっくりで、めちゃくちゃインスタ映えする感じです。吾郎さん、戦艦などもお好きでしたらぜひとも行ってみて下さい。

www.kinenkan-mikasa.or.jp

f:id:kei561208:20180722231412p:plain ああ~、いいですねえ。
うん。何か僕好みのお話ですよね、確かに。「猿島」って僕、でも1回行ったかなあ、番組で。う~ん。この『三笠』は、あんまり僕ね、詳しくないんですよ。この、この頃の戦艦。ねえ、多分、明治時代とかですよね? 日露戦争とかですよね、きっと。使われてる、ほら、書いてある。世界最古の鋼鉄戦艦。あ~、戦艦「三笠」。ねえ、僕も乗ってみたいな。

 

 吾郎「皆さんからのメッセージをお持ちしております。
「GORO’s Column」へは身の回りのちょっとしたエピソードをお寄せください。興味のある話題を特集する「GORO’s Search」、リスナー記者の皆さんからのネタをお待ちしています。リクエストは「GORO’s BreakTime」へ、お便りは「GORO’s Essay」そして「GORO’s Music Library」では、僕の音楽ライブラリーから今の気分にふさわしい曲を選曲します。
メールアドレスは“goro@joqr.net”。ハガキの方は郵便番号105-8002 文化放送「編集長 稲垣吾郎」まで。お相手は吾郎編集長こと、稲垣吾郎でした。
それではまた来週、バイバ~イ♪」
2019年8月21日(水)『編集長 稲垣吾郎 #138』より

 

【編集後記 2019年8月21(水)#138】

「スポーツオノマトペ」をサーチしました。

オノマトペ」とは擬音語と擬態語の総称で・・・
⇒擬音語:物が発する音や声をまねて描写した語句。
 「ザーザー」「サラサラ」「ドカーン」など。
⇒擬態語:状態や心情など音のしないものを音によって
あらわす言葉。「ニヤニヤ」「メロメロ」「くねくね」など。

スポーツ選手が、ここぞという時に発する声や運動のコツを伝えるときに役立つのが「スポーツオノマトペ」です。

今回は音声言語学が専門の朝日大学保健医療学部 准教授 藤野良孝さんに教えてもらいました。

スポーツ選手が掛け声で大声を出すと、大脳のものを考える「前頭前野」の働きが
著しく低下して邪念が吹き飛び、本来の力を発揮できるようになるとのこと。

声を出すことで、普段人体が筋肉にかけている神経の限界をはずし、より大きな力を発揮させられるそうです。

日常場面でも使えるそうで・・・
営業や人間関係をよくするには、心の中で「ニーッ・コッ!」と唱える。
嫌な感情を吹き飛ばすには、「スパッ」が有効だそうです。

詳しくは、藤野良孝さんの著書を参考に!

2019年8月21(水)『編集長 稲垣吾郎 #138 編集後記』より 

 

www.joqr.co.jp