『編集長 稲垣吾郎 #80』(2018.07.11放送分)
7月11日(水)に放送された『編集長 稲垣吾郎』の第80弾。
■「GORO's Column」……いつも楽しく聴かせていただいております。吾郎さんオススメのダロウ・フレッチャー、とっても格好イイ曲だったので、Apple Musicにあった他の曲も聴いてみました。車や海で聴いたら気持ち良さそうですね。吾郎さんお知り合いの方に教えていただいたそうですが、私もこうしてラジオを通じて教えていただけて、吾郎さんと知人さんに感謝です。ありがとうございます。
ね、僕もあのそんなに、あの教えてもらったばっかりの曲を受け売りで皆さんに伝えただけで、そんなダロウ・フレッチャーのことも詳しいわけではないんですけどね。でも本当に僕も聴いてます、あれから。いいですよね、本当に。何か、あの中性的なヴォーカルがすごく新鮮でというか、さらっと聴けるというか、うん。そう、まあ、あの~ねえ、今日もこのコーナーあると思うんで、またいろいろ考えてますので皆さん楽しみに後ほどしててください。
Cash Cash - How To Love ft Sofia Reyes (Official Video)
『編集長 稲垣吾郎』ビックカメラコジマの提供でお送りします。
■「GORO's Search」……まずはハガキをご紹介いたします。
私は地元の動物愛護センターでボランティアをしています。収容犬の世話の手伝いで、一般飼い主向けの躾教室の手伝いなどの活動をしております。捨てられる犬の数は減りません。自分の犬は最期まで世話をする人ばかりなら哀しい犬は減ります。私の犬2匹も保護犬です。哀しい現実が減るお手伝いをこれからも続けていきたいと思います。
とのお葉書きです。はい、ということでですね、今週は保護犬について「GORO's Search」したいと思います。教えてくださるのは、東京都動物愛護相談センター業務担当統括課長代理の石本タクマさんです。
保護犬(猫)とは?
迷子など、飼い主不明な状態で動物愛護センターに保護されたり、やむを得ない状況により飼い主より引き取られた犬(猫)をいいます。
地域によって違いはありますが、以前に比べると保護される犬(猫)の頭数は減ってきているそうです。また平成28年度の全国データになりますが、年間殺処分も犬は約1万頭、猫が約4.6万頭という数字。東京都では犬が11頭、猫が586頭となります。
⇒環境省_統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理]
猫が多いのはなぜ?
やはり外をうろつくことが多いため、望まない妊娠・出産という問題がある。そのため子猫が収容されてくるパターンもあるそうです。そのときには親猫がそばにいるかをきちんと確認の上、引き取るという形を東京都動物愛護相談センターでは行っているとのこと。
保護された後は?
基本、迷子になった犬に関しては飼い主がいるはずなので、その方たちを探す期間、東京都動物愛護相談センターで預かる形を取っている。預かると東京都動物愛護相談センターであればそのHPに収容された犬の情報が掲載されます。その他に市町村の役場に公示手続きを行い、そこで収容された場所などが掲載されるのです。
東京都動物愛護相談センターの活動
飼い主が期限となっても現れなかったり、やむを得ない理由によって飼い主より引き取られた場合につきましては、譲渡といい、新しい飼い主さんを探す手続きに入ります。ただし、残念ながら中には攻撃的であったり、酷い病気を患っている場合もあるため、ある程度適した犬についてセンターと一緒に活動をしているボランティア団体などに譲渡という形を取っています。
里親になるためには
犬を飼うには毎日散歩をしたり、躾をしっかりしたり、病気になれば動物病院にかかったりと非常に手間とお金がかかりますし、体力も必要です。単に可哀想だからという理由で引き取って世話するといずれ飼うことが難しくなっていく可能性もあるため、新しい家族を迎える気持ちで、最期まで責任を持って飼う事前の心構えが必要となります。
譲渡には2パターンあって、1つはセンターから直接譲渡を受け取る形で、もう1つがボランティア団体を経由して譲渡を受けるパターンがあります。東京都動物愛護相談センター引き渡しの条件は下記となります。
2.20歳以上60歳以下の方
3.現在犬や猫を飼育していない方※先住犬、猫と相性が悪い可能性もあるため
4.家族に動物に対するアレルギーを持ってる人がいない方
5.家族全員で賛成していただける方
6.最期まで責任を持って飼い続けることができる方
7.経済的、時間的に余裕がある方
8.不妊手術(子供が生まれないようにする手術)を受けさせることが出来る方
9.集合住宅や賃貸住宅の場合、規約等で動物飼育を禁止されてない方
10.センター主催の譲渡前講習会に受講できる方
それを聞き、自分は条件が揃っていると吾郎さん。ただ時間的に余裕があるかは不明ですが、実は子どものころは実家で犬を飼っており、一人暮らしをしてからは猫を飼っていたもののその子たちも亡くなり、動物を飼わなくなってから10年ぐらいが経つため、実は次は犬がいいかなと検討中な吾郎さん。保護犬が可哀想だとか安易な気持ちで飼ってはダメだろうから今は自分と見つめ合っているそうですが、保護犬を見てみたいなと思った場合、東京都動物愛護相談センターでは収容している犬があまりいないため、センターで開設しているHPでボランティア団体の譲渡情報etcも掲載されているのでそちらで確認してくださいとのこと。⇒東京都動物愛護相談センター ワンニャンとうきょう
譲渡する際の料金等は?
基本的にセンターからの譲渡は無料となりますが、ボランティア団体からの譲渡はそのボランティア団体によって引き取る際の料金が違います。実際にはワクチンなど摂取した実費がほとんどだとは思いますが、譲渡されるボランティア団体に直接お問い合わせくださいとのこと。また犬種についてはペットショップで犬を買うのとは違うので、どの犬種が飼いたいとか、制限はかけてほしくはないそうです。
石本さんより最後に一言
「先ほどから申し上げていることでございますが、保護犬に限らず犬を飼うということはですね、かなり大変です。毎日の散歩、躾とかありますし、それから特に保護犬につきましては、今までですね、様々な理由で元の飼い主と離ればなれになっておりますので、同じ思いを再びさせないためにもですね、最期まで責任を持って飼育できるという方にお願いしたいというふうに考えております」
⇒ワンコが生きる年数を想定して病院代、餌代、その他諸々も計算して経済的に問題ないかを確認し、そしてワンコがいる間はワンコ中心な生活で自分のプライベートな時間などほとんどない覚悟で犬を飼った側からすると、人間の身勝手な理由で犬(猫)を手放す人がいるのは本当に残念なことです。もちろん、中にはやむを得ない事情が、そして事態に陥り、残念ながら保護犬、猫さんになってしまった子たちもたくさんいますが。本当に様々な理由から保護犬、猫さんとなってしまった子たちです。可哀想だからと手を伸ばすのではなく、終生何があろうと最期を見届ける覚悟を持って飼ってほしいです。そして幸せな犬生を、猫生を送れる子たちが1匹でも多くあることを願います。
■「GORO's Break Time」……先日、6月27日放送の際に、吾郎編集長のセレクト曲がかかる「GORO's Music Library」のコーナーに行く前のジングルがいつもと違ってました。私はアレ、この曲はと思ったんですが、もしかして向井太一さんの『GREAT YARD』という曲ではなかったですか? 向井太一さんの曲を吾郎さんが紹介してくださって以来、とても気に入って毎日聴いています。特に朝、アルバム『BLUE』を聴きながら朝の作業、お弁当を作ったり、朝ご飯を作ったりするなどなどをする時間が大好きです。
ああ、曲変わったんですか? 勝手に変えないでくださいよ(笑)。そうなんだ、よく気づきましたね。これ『BLUE』をずっと聴いてるからでしょうね。ねえ、さすがですね。ま、でも、僕の好きな曲をジングルに使っ、元々カーディガンズの『Carnival』とかもそうでしょ。ねえ、僕、昔ソロで歌ったりとかもしてましたし、うん。僕りりくんがね、ななにーに出てくれたりもしたんで、何か向井さん何かも今度ね、ゲストとかで出てくださったらいいですよね。うん、若手のこういうシンガーソングライターで、やっぱりすごい才能ある人っていっぱいいると思うし。ということで、じゃあ、ねえ、ジングル扱いではなく、ちゃんと一からねえ、聴いてみましょうか。
稲垣吾郎さんがまた僕の曲をかけてくださったそうです。嬉しい…!いつもありがとうございます😭✨#編集長稲垣吾郎
— 向井太一 (@TAICHI313) 2018年7月11日
■「GORO's Essay」……サントリー、オールフリーの新CM拝見しました。今回も新しい稲垣吾郎と香取慎吾が15秒間に溢れていてとっても楽しかったです。キンキンに冷えたオールフリーを氷を入れて飲む。清涼飲料水なら当たり前にやっているんだもん。オールフリーでもやればいいじゃない。そんな身近すぎて、通りすぎていた自分はクソ野郎です。今年の夏はとにかく暑い。グラスも冷やして、氷ぶち込んでキンキンに冷やして飲みます。
Eさん、上手いですね。短くて簡潔な文章で、プロっぽいですね。
うん、なるほどね、ま、クソ野郎ではないですけどね。これでも本当にちょっと不思議な感じなんだよなあ、氷入れると、う~ん。やっぱ夏にはいいっスよね。何か薄まっちゃうからどうなのっていう、最初はちょっと思うじゃないですか。でも何かその何かまた良さがあるんですね。薄まる感じはしないで、何だろな。う~ん、何かよりこう清涼感が出てくるというか、うん。何かのどごしもね、更にキンキンに冷えると、はい。本当に生きてる感じがしてきますし。ねえ、どんな料理にもね、結構合いましたしね。この間の料理対決もね、ご覧になっていただいたと思うんですけれども、はい。
あの料理対決悔しかったなあ。今、思い出しちゃったよ。ななにーの中で。あれ、香取くん720本、あれオールフリー本当にもらうんですか? もらえますよね、あの賞品だったんですよ、勝った方がね。720本だよ、すごくない? 100本ぐらいくれてもいいのにな、ねえ。いや、僕は買いますよお、サントリーさんの。そうかあ、ね、嬉しかった…本当にもう何か飲んでも、飲んでも慎吾ちゃんの場合はねえ、足りないって、もうどんどん、どんどん箱買いしてるって言ってたんでねえ。元々、だってコマーシャルやる前からオールフリーの大ファンだったんだから、ねえ。うん。ねえ、もちろん、皆さんキンキンに冷やしてやってくださってるとは思うんですけれども。ねえ、この夏はちょっと本当オールフリーで皆さん乗り切りましょうね、はい。
⇒オールフリーななにー料理対決 その①中華篇 - YouTube
⇒オールフリーななにー料理対決 その②和食篇 - YouTube
⇒オールフリーななにー料理対決 その③洋食篇 - YouTube
■「GORO's Music Library」……僕の音楽ライブラリーから今の気分に相応しい曲をお届けする「Music Library」さあ、今日はですね、そうね、オープニングでもございましたが、皆さん結構このコーナー楽しみにしてくれる方もいるので、うん。そうですね、あの~まあ、これまた人から紹介してもらったもので、何か人から紹介してもらう話でよく出てくる、ねえ、あの~「LAD MUSICIAN」の黒田くんなんですけど(笑)。最近よく黒田くん、黒田くん言ってますよね。この間、生放送のときも黒田くんの服、着てましたしね。
昔、でもアレですよ。黒田くんと雑誌とかも出てるんだよな。そう、ね、何かちょっとメディアとかでも対談したりとか。ねえ、ちょっとこっ恥ずかしいですけど、友だちなんで、うん。まあ、でもヒロくんばっかじゃなくて、黒田くんも、ね。全然タイプ違うんですけどねえ、ファッションデザイナーですから、はい。
黒田くんが好きな、ま、彼、音楽、本当に「LAD MUSICIAN」というぐらいですからね。僕に本当にいろんな音楽を、それこそ昔から、若いときからいろいろ紹介してもらって、ねえ、僕のそういう何か音楽的感覚って言うか、ルーツってやっぱ黒田くんからの影響っていうのが一番大きいんじゃないのかなと思います、うん。そんな彼がまあ、日本で好きなバンドが、ねえ、何かライブとかにもよく行くみたいなんですけど、『THE NOVEMBERS』皆さん知ってますか?
ねえ、もちろん知ってる方も多くいらっしゃると思うんですけど、うん。何かねえ、昔、僕がソロで歌わせてもらっていた『それはただの気分さ』って曲をね、提供してくださったフィッシュマンズ、当時の。何となくそういうのを思い出すような、うん。でもまあ、ちょっとジャンルとかはきっと、あの音楽的なことは僕も詳しくないんですけど、でも何か聴いていて何か受ける感覚とか、うん。何だろうなあ、何かちょっとこう静けさに満ち満ちた何か雰囲気、サウンドとか。激しいんですけどね。でも何か聴くとひんやりしてくる感じとか、うん。何かちょっと皆さんにもまたご紹介できたらなと思って。
何かアルバム結構いっぱい出されてて、僕も全部、全部…詳しく知ってるわけではないんですけど。ま、せっかくなんで多分2018年に出てる、ねえ、このアルバムの中からのこの曲が新しくて、何か今の『THE NOVEMBERS』っぽいのかな。聴いてみましょう、皆さんと一緒に。それでは聴いてください。
THE NOVEMBERS『TODAY』
稲垣吾郎さんがラジオでTHE NOVEMBERSを流してくれたって本当ですか
— THE NOVEMBERS (@THE_NOVEMBERS) 2018年7月12日
感謝†
— THE NOVEMBERS (@THE_NOVEMBERS) 2018年7月12日
編集長 稲垣吾郎 | 文化放送 | 2018/07/11/水 21:50-22:20 https://t.co/vwRbWJ9pEf #radiko
— 高松浩史 (@Takamatsu1623) 2018年7月12日
『Goro's Column』へは身の回りのちょっとしたエピソードをお寄せください。興味のある話題を特集する『Goro's Search』、リスナー記者の皆さんからのネタをお待ちしております。リクエストは『Goro's Break Time』。お便りは『Goro's Essay』。そして『Goro's Music Library』では、僕の音楽ライブラリーから今の気分に相応しい曲を選曲いたします。
メールアドレスは“goro@joqr.net”。ハガキの方は郵便番号105-8002 文化放送「編集長 稲垣吾郎」まで。お相手は吾郎編集長こと、稲垣吾郎でした。
それではまた来週、バイバ~イ♪」
今回の「編集長 稲垣吾郎」は「保護犬」について取り上げました。
全国で1年間に殺処分されてしまう犬や猫の数、ご存知でしょうか。
2016年度のデータでは犬は1万頭、猫は4.6万頭。
減少傾向にあるとはいえ、驚くべき数です。
各自治体ではこの数を少なくするため、保護されたり、引き取られたりした「保護犬」などと新しい飼い主「里親」をマッチングさせる取り組みを行っています。
このうち、東京都動物愛護相談センターでは多くのボランティア団体と連携して対応しています。
センターの石本さんによると、「ペットを飼いたい」「助けてあげたい」という
気持ちはもちろん大事ですが、最期まで面倒を見るという責任が必要だと力説されていましたね。
少しでも保護犬に興味を持った方は「ワンニャンとうきょう」のホームページや、
各団体の活動をチェックしてみてください。
「保護犬」を助ける活動をしているリスナー記者の方のメッセージから今回の特集が決まりました。
引き続き、「私は〇〇女子です」という情報や、吾郎編集長に取り上げて欲しい話題や「特ダネ」、お待ちしております!