『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』(3月17日放送分)
吾郎さんがゲスト出演することになった『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』大いに盛り上がり、時折、我に返るものの始終キャッキャして声が裏返る吾郎さんにファンはもちろん、稲垣吾郎はこっち側の住人だとタマフルファンにも受け入れられ、ファンとしても嬉しい限りの放送となりました。
吾郎さんの登場は23時からの「サタデーナイトラボ」ですが、放送開始早々に番組としてスタッフの放送内容への盛り上がりがわかる場面がありましたので、まずはそちらの紹介を。
宇多丸「はい、ちょっと今の状況説明しますね。だから、今日あの後ほど稲垣吾郎さんをお迎えするにあたって、まあ、「銃と映画。」というテーマなので、え~、まあ、今日私ちょっとね、後ほど詳しく言いますけど、ライブで荷物が多かったので私物持ってきてはおりませんが、あの~、まあ、スタッフたちがですね、あの自分の愛銃たちをですね、エアガンですよ、トイガンですよ。持ち寄ってってところなんですけど、そこの何かそのエアガンのガス、ガスブローバック*1なんでしょうね。ガスブローバックのそういうやつを何かプシューとこう。今、抜かなくてもいいだろうっていう。あ、ショットガンですね。それをね、抜いていたということで止めてくださいね。はい、犯人は小荒井です。ディレクターの小荒井さんでございました。
はい、それでは3月17日土曜日、時刻は夜10時になりました。TBSラジオ第6スタジオから生放送でお送りしている“ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル”、通称タマフル、パーソナリティーの宇多丸でございます」
コーナーとしては22時00分よりオープニング・トークが始まり、吾郎さん初登場記念ということで新しい地図の新曲となった『雨あがりのステップ』を流していただき、22時20分ごろには「低み」という、まあ、ちょっと聴き慣れたリスナー以外に聴かせるのには勇気のいるコーナーを経て(今回はいつも以上に下ネタ炸裂してましたがw)、22時30分より宇多丸さん本領発揮の「週刊映画時評 ムービーウォッチメン」で今回は、
興味ある方は上記書き起こしサイトでご確認くださいませ。
そして本来は23時00分より「J-POP DJコーナーディスコ954」があるのですが、このコーナーはお休みで、吾郎さんが登場する「サタデーナイトラボ」のコーナーへと突入します。さすがに今回の内容を完全レポ―トするには私が大変なので(w)、部分、部分を個人的にチョイスしてダイジェストでお送りしたいと思います。
はい、ということで最終回間近に相応しいスペシャルゲストご紹介致します。この番組初登場、稲垣吾郎さんです」
吾郎 「こんばんは、稲垣です」
宇多丸「いらっしゃいませ~、ご無沙汰しております」
吾郎 「ご無沙汰しております」
宇多丸「はい、こんな日が来てしまったんですねえ」
吾郎 「そうですね。でも、こんな日が来るようにあのときに約束したじゃないですか」
宇多丸「はい。これ実現しました、ついに。あのときというのは昨年6月。マガジンハウスの雑誌『anan』で対談して以来ということでございます」
吾郎 「はい、そうなんですよ」
宇多丸「このときに二人で夏の、夏に観たい映画というテーマで3本ずつ映画を薦め合うという企画で」
吾郎 「そう、だけど途中から趣旨が違ってきてしまったんですね」
宇多丸「そうですね。アイドリングトークかなと思って。“いやあ、僕も銃好きで”なんつって。そしたらもうそっから数十分ぐらい、20分ぐらいかな、銃の話してましたからねえ、これねえ」
吾郎 「そうですねえ。何か編集の方とか、ライターの方が置いてけぼりなってましたね」
宇多丸「で、これ『anan』ダメですかねって言ったらダメですねっていう」
吾郎 「話したことが何も掲載されないという」
宇多丸「そこ、一切載ってないですね」
吾郎 「じゃあ、この話の続きはどこかでやろうと」
宇多丸「そうなんですよ」
吾郎 「そういうことになってて、今日に至るわけなんですね」
宇多丸「はい、ぜひ僕の番組に来てくださいなんて。でもそんときやっぱりなかなか稲垣さんともなるとね、難しいかなっていうのはね、あったんですけど、ついに実現してしまいました」
吾郎 「はい、もうこの銃に惹かれたといいますか」
宇多丸「銃に、銃に。今ね、あの机の上にはですね、まあ、スタッフとの私物のね、銃が並んでおりまして、はい。早速稲垣さんがね、こう銃の様子をチェックしている様子は完全に武器商人でした」
吾郎 「何か結構、うん、こういうのが趣味なのかなあとか。あ、そっちいっちゃったんだあとかね、いろいろ考えながらね」
宇多丸「そっちっていうのはアレですか。こう、やっぱあそこのM4のゴテゴテしたのとか」
吾郎 「そういうのは僕の中ではないんですよ」
宇多丸「え? じゃあ、これは所謂ハイキャパ*2のガバメントというか」
吾郎 「結局、カスタマイズし過ぎてるものは、僕あんまり好きじゃなくて」
宇多丸「ああ、割とこう素の状態の」
吾郎 「もちろん、もちろん」
宇多丸「あ~」
吾郎 「そこで買ってきちゃったみたいな」
宇多丸「はいはいはいはい」
吾郎 「僕はあんまりこうカスタムしてないほうが。何でもそうですね。車とかもそうですし、結構そのものの何かシンプルな美しさというものを結構」
宇多丸「わかります。でもやっぱり。あの元々のね、あの工業製品としての美しさ、進化の形態であったり」
吾郎 「そう、そうです。それが言いたかったんです」
宇多丸「これでも僕もね、今日、ちょっと私物を持ってこようかと思ったんですけど」
吾郎 「僕も思ったんですけどねえ、本当に」
宇多丸「じゃあ、私物の見せ合うはまた別の機会に……どういう回なんだ?ってことになってますけど。え~とちなみにですね、もちろんたっぷり「映画と銃。」について、いろいろとお話を伺いたいんですが、まずその『anan』で3本ずつ紹介し合ったじゃないですか」
吾郎 「はいはいはい」
宇多丸「で、あの何か風の噂で聞いたんですが、その中で観ていただいたっていう」
吾郎 「あ、そうなんですよ。そう、宇多丸さんチョイスの映画の僕、これ2本観ました」
宇多丸「おお、ありがとうございます」
それぞれ宇多丸さんセレクションの『ときめきに死す』と吾郎さんセレクションの『100歳の華麗なる冒険』とそれぞれ感想を述べあう二人。またこういう教え合いっこをしたいですねと宇多丸さんにも言われたので、ぜひまた機会があれば雑誌等でセレクトしていただければと思います、「anan」さん。
ちなみにその「anan」で映画対談した当時の記事がこちら。
そしてその「anan」のシネマナビについて2000年ごろから連載を続けている話から、単館系、ミニシアターの映画が多いのは雑誌の傾向からであること、選ぶ映画は吾郎さんの趣味を理解しているスタッフが選んでいるという話から「SmaSTATION!!」でも行っていた月一ゴローの話となり、話題は前回の宇多丸さんとの「anan」映画対談特集時にもブログで書きましたが、「ホステル」問題へと移行します。
2005年にクエンティン・タランティーノ氏による製作総指揮、監督&脚本イーライ・ロス氏の「ホステル」という映画。所謂、ホラー映画というよりは残虐な拷問映画をスマステの香取くんチョイスによって月イチゴローで観ることになってしまった吾郎さん。当然ながら好みとは相反する内容に、個人としては"存在すら認めない"とバッサリと切り捨ててしまいます。
⇒2006年10月20日『SmaSTATION!!』放送分「SmaTIMES #221」
当時、映画を絶賛していた宇多丸さんは全否定する吾郎さんのコメントに腹を立て、個人的制裁として自身のラジオでSMAPの楽曲を1年流さないと宣言(1年手前で楽曲は放送してましたが)実行していた時期があったのです。しかし『十三人の刺客』の吾郎さんの演技を大絶賛し、雪解けとなるというちょっとねじれた関係が一方的にですが宇多丸さんにはあったのです。
吾郎 「僕がですか?」
宇多丸「そうなんですよ」
吾郎 「そんな……何か批評したことも憶えていない。本当ですか?」
宇多丸「でもそんぐらい確かにね、人の神経逆なでするような映画なのは間違いないんですけど、このイーライ・ロス監督の『ホステル』という映画が大好きで」
吾郎 「ヤバい、もう銃の話にいったほうがいいんじゃないですか」
宇多丸「いやいや、でね、“何!”と思ったんですけど、後にもちろんね、稲垣さんやっぱあの素晴らしい俳優さんとしてもうファンであること止められなかったし、何よりもですね、三池崇監督の『十三人の刺客』でのですよ。あの、あの日本映画史上トップクラスの極悪の殿様。あの稲垣さんが演じられた、あの役を観てですね、これは稲垣さんからの『ホステル』に対する回答だと」
吾郎 「そう、そうなんですか。『ホステル』という映画自体忘れてますよ。すみません」
宇多丸「いや、非常に残酷な映画なんですよ。途中ね、三池監督一瞬出てます。カメオ出演してます、実は」
吾郎 「あ、ありましたね。三池さんと結構こう親交のある監督さんなんでしょ。イーライ・ロスって」
宇多丸「クエンティン・タランティーノ一家というか。『イングロリアス・バスターズ』でユダヤの熊ってバッド持ってこうやって出てくる人いるじゃないですか。あの人です。あれ、イーライ・ロス」
吾郎 「はいはいはい。あ、そうなんだ」
宇多丸「なんですけど、あの殿さま役で俺的にはその『ホステル』で生じた、勝手にですよ。勝手にあった稲垣さんとのわだかまりはこれはもう消えた」
吾郎 「じゃあ、それは評価してくださったとなんですか」
宇多丸「そうです、そうです。『十三人の刺客』、僕その年のベスト1ですもん」
吾郎 「あ、ありがとうございます」
これについてはまたかよとか、もしくは何の問題?と思うファンの方もいるかもしれませんが、宇多丸さんと吾郎さんといえば、映画好きにとってこのエピソードは欠かせないでしょうから、宇多丸さんのリスナーが聴いているこの『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』できちんと触れ、もうわだかまりがないのを伝えることが出来たのは良かったのではないでしょうか。そして一方的とはいえ、わだかまっていた宇多丸さんに対し、記憶すらない吾郎さんが吾郎さんらしくてw
というわけで、開始して15分ほどなのですが、かなり長くなってきたので一旦、折り込みます。これから先は“続きを読む”をクリックしてください。
宇多丸「お好きなジャンルってありますか?」
吾郎 「そう、でも僕、いろんなジャンル観ていて、何か好きなものも結構バラバラなんですよ。でもやっぱ結局、何かちゃんとそこに人間ドラマがあるというか、うん。何かやっぱそこに人と人との何ていうのかな、うん。何かヒューマンが描かれていないと好きにならないのかもしれない」
宇多丸「それってやっぱり役者としてご自分がその、役者としてのこう興味をそそられる部分がないとみたいなこともあります?」
吾郎 「そうですねえ。どうしてもそこが気になっちゃう。うん、何だろうなあ。もちろん……『ジョン・ウィック』観ましたよ」
宇多丸「あ、はいはいはい」
吾郎 「いや、あの宇多丸さん大絶賛していたので……銃流れでね」
宇多丸「銃流れでね。申し訳ございません、本当にはい」
吾郎 「そういうのでもやっぱドラマの部分が気になっちゃうんですよ。復讐に至るまで。うん、何かそういうこととかでも、何かその主人公の感情が丁寧に描かれてないと。ラブストーリーでもどこで好きになったのとか、どこで心が動いたのとか。まあ、そういう何か心がちゃんと描かれている、丁寧に。そういうものがいいですよね。そこを何か蔑ろにしないで」
宇多丸「これ『ジョン・ウィック』がそれにあたっているかどうか。ちなみに『ジョン・ウィック』はですねえ、『チャプター2』という続編が。これが輪をかけて凄まじくてですね」
吾郎 「そう、宇多丸さんがそれを絶賛しているのを聞きましたから。とりあえず1から観ておこうと思って。ガンの話するから、『ジョン・ウィック』観なきゃと思って」
宇多丸「ああ、今日。あ、予習としてね」
吾郎 「そうなんですよ」
宇多丸「ああ、それは申し訳ございませんでした」
吾郎 「後でその話しようとしたのに、あまりにガンアクションがちょっと刺激的だったんで、ごめんなさい。フライングしちゃいました」
宇多丸「いや、でもありがたい」
そして『ジョン・ウィック』のガンアクションについてガンフー*3と呼ばれるだ、実際にアメリカの競技にあるものを取り入れただの具体的な説明を始める宇多丸さん。
映画の流れを無視して、『ジョン・ウィック』へと至ってしまったことを謝る吾郎さんに、実はここはラジオに見えますが、GUN部なので問題ないと言い切る宇多丸さんは、吾郎さんにガンとの馴れ初めを尋ねます。
宇多丸「稲垣さん、もちろん映画お好きなのは皆知っててもですね、ここまでのガンマニアである件ってチラッ、チラとはね、小出しにはされていたと思いますけど、なかなかイメージが合わない」
吾郎 「ないと思います。そうですね、ガンって結構こう逞しく、マッチョなものなので、もしかしたら僕のイメージにはないのかもしれないですけれど。でも、まあ、やっぱり好きですよ、昔から」
宇多丸「これきっかけみたいなあったんですか?」
吾郎 「きっかけはやっぱり、『ダーティハリー』」
宇多丸「おおおおお」
吾郎 「クリント・イーストウッド」
宇多丸「『ダーティハリー 』は最初はやっぱりテレビでしょうか」
吾郎 「最初はテレビ、ですね。まあ、でも父親の影響が大きくて、父親もすごい好きなんです。まあ、あの西部劇とか見てたので、クリント・イーストウッドの。そこの父の影響で『ダーティハリー』というのを見たときに、この」
宇多丸「おいくつぐらいですか?」
吾郎 「えー、小学生ぐらいじゃないですかねえ」
宇多丸「当時、結構テレビでもね、よくはやって」
吾郎 「再放送して、吹き替えですよ。ですから」
宇多丸「まさに、山田康雄さんの吹き替えで。あの実際のクリント・イーストウッドの声を聞いたときの違和感がハンパないという」
吾郎 「そうです。結構渋い、やっぱりこの『ダーティハリー』Part.1ですよね。この冒頭の」
宇多丸「狙撃のシーンですか」
吾郎 「そうです。44マグナムで」
宇多丸「あ、あのホットドック屋でのね」
吾郎 「ホットドック屋でね、あのギャングの乗ってる車のタイヤを撃って止めてしまうあのシーン。あれやっぱ度肝を抜かれました、吾郎少年は」
宇多丸「吾郎少年」
吾郎 「ええ、こっからです、やっぱり」
『ダーティハリー2』ではハイウェイパトロールをしている警察側が犯人役として登場する話をすると、宇多丸さんが犯人役が使用するガンが「コルト・パイソン 4インチ」と先に言ってしまし、“僕より早く言わないで。僕だって4インチってわかってましたよ”と負けず嫌いを発揮したり、その『ダーティハリー』のリアリティーがないとガンマニアでお馴染みなTBSアナウンサーの安東弘樹さんがクレームをつけているという話を聞けば、“違うの。まだ『ダーティハリー』のころは(時代的に)リアリティーは関係ないの。別にコルト・ガバメントからね、弾が15発出たっていいんですよ。マガジン*4を換えなくて。僕、全然良いと思います。『ダーティハリー』の時代だったら。言うほうがおかしい、そういうことを”とヒートアップ。と話題が盛り上がり過ぎたのか、一旦、CMに入ってクールダウンせよという指示がw
しかし、結局CM中も弾の話に始終していた二人、そして話題は好みの銃に。
吾郎 「僕ね、今回考えてみたんですけど、やっぱり自分がこう銃とかに憧れを持った時代なんで、1970年代とか80年代だとか。やっぱ最近のガン、プラスチックを使ったようなガン*5じゃなくて、う~ん、やっぱりこう20世紀の激動の時代を一緒に歩んできたような、激動を見てきたようなそういう銃が好きですね」
宇多丸「確かに仰るとおり、今、最近の最新銃は確かにSFチックで格好良さもあるけど、どんどん形も似てるし、全部樹脂だし、何かね、味気ない感じ」
吾郎 「使いやすいですよね、メンテナンスも簡単でしょうし」
宇多丸「そうそうそう、まさにそれです」
吾郎 「そうやって後ね、軽量化されてますし、やっぱりグロックとかっていうのは主流になってきてますね」
宇多丸「グロック革命的でしたけど、そういうのではなくやはり70年代、80年代調」
吾郎 「どちらかというと僕はそっちの銃のほうが好きですね」
宇多丸「どのあたりですか?」
吾郎 「やっぱり、まあ、まあ、そう所謂あのジェームズ・ボンド、『007』に出てくるようなワルサーPPKとかねえ。ルパンで有名な、これもワルサーですけど、ワルサーP38。うん、後、ブローニングとかも好きですね。ブローニング・ハイパワー、コルトガバメントを作ったジョン・ブローニングの(ブローニング・ハイパワーの写真を見て)…好きです、あ、あ、好きっ!!」
宇多丸「今、ブローニング・ハイパワーの写真を見て好きっていうね」
吾郎 「これね、やっぱり主人公じゃないんですよ。っていうか、コルトガバメントなんですよ、やっぱり。主流は。いまだに、いまだに。だってコルトガバメントね、45オートっていうのはまあ、どんな映画にも出てきますし、誰が見てもわかるじゃないですか。うん、そんな中で影に隠れてるんですね。ちょっと脇役というか」
宇多丸「たまにハイパワーを持っているというか、例えばあの『ビバリーヒルズ・コップ』、エディ・マーフィとかね」
吾郎「そうですね。ちょっとすっきりしてるじゃないですか。ガバメントよりも、キレイですし」
宇多丸「まあ、多弾装ですからね」
吾郎「そうですね。これにちょっと惹かれますね。主役じゃない感じがちょっと。これ持ってる主人公、やっぱ本当に今すぐ『ビバリーヒルズ・コップ』って出ましたけど、なかなかいないでしょ」
宇多丸「今ね、今、思いついたのはえとね、え~と『ザ・ミッション 非情の掟 』っていうジョニー・トゥの香港映画なんですけど、それで」
吾郎 「出てきてます?」
宇多丸「1人メンバーがやっぱり扱うのと後、あれですね、あの~……」
吾郎 「面白いこの人、何なんですか」
宇多丸「『アメリカン・ギャングスター』あのデンゼル・ワシントンが実在のギャングを演じた『アメリカン・ギャングスター』でデンゼル・ワシントンが銀色に茶色の木のグリップがついたハイパワー持ってるんですよ」
吾郎 「あ、格好イイ!」
宇多丸「これ、超欲しいじゃないですか」
吾郎 「欲しい」
宇多丸「欲し~いっつって」
吾郎 「木グリですね、木グリ」
宇多丸「木グリ、モデルガンマニアの言い方ですよ、木グリ」
吾郎 「木グリね。あの木製グリップね。言い直してください。僕のファンの女性の方も聴いてますから、木製グリップってわかるようにね」
宇多丸「ああ、わかりました。木製グリップ。わかるようにね。そうなんですよ、それ持ってるなとか、今思いついた感じだとそういうのとかありますよね」
吾郎 「そう、好きですね。やっぱり美しいですよね。ヨーロッパの拳銃は綺麗だなと思います。もちろん、ベレッタもそうですし」
昔はコルト*6派とスミス&ウェッソン*7派の二択みたいなところがあったが、リボルバーだと何が好きかと尋ねられ、吾郎さんは両方の良さがあるのを認めつつ、好きなものが多いS&Wを選択。基本的に護身系が好きな吾郎さんは、M29・M36(チーフズ・スペシャル……でも実はM60のほうが好きで、基本的にシルバーが好きだと語ります。途中で宇多丸さんが持ってこなかった愛銃を“なぜ持ってこなかったんですか!”と訴えつつ、話題はベストガンアクション映画へと。
吾郎 「もしかしたら、僕はガンに関しては、ガンアクションを観たいわけではなくて、普通のドラマ、映画の中の何気ない日常の中にさりげなく出てくる銃が好きで」
宇多丸「あ、そっか、そっか」
吾郎 「ガンが主役じゃない映画の」
宇多丸「ああああああ」
吾郎 「ガン映画がちょっと好きなんです。ちょっと、まあ、『ダーティハリー』とか、ジョン・ウーとか言いながらもすみません。話がトンチンで何か矛盾してますけども」
宇多丸「全然矛盾してないです。さっきからでもドラマがないとっていうところとも一致しますし」
吾郎 「チラッと出てくるのが好きなんです」
宇多丸「なるほど。え、例えば、例えば」
吾郎 「僕ね、こういうやっぱり好きなのがジョン・カサヴェテスの『グロリア』」
宇多丸「おお、はいはい」
吾郎 「『グロリア』が護身用で持っている、護身用というか持ってる武器がさっきも言った」
宇多丸「チーフズ・スペシャル?」
吾郎 「チーフズ・スペシャル」
宇多丸「っていうか、銀色でしたっけ?」
吾郎 「そう、銀色。だからM60なんですよ」
宇多丸「あああ」
吾郎 「これもすみません、フライングしちゃったんですけども」
宇多丸「何かカサヴェテスの中では比較的エンターテイメント寄りっていうか、まあ、アクション寄りではありますけど」
吾郎 「そう、ヒューマンですよね。すごく最後泣けるような、少年と最高です」
宇多丸「最高ですよ。ジーナ・ローランズ」
吾郎 「この映画好きです。リメイクもされていますよね」
宇多丸「これはでもやっぱり、そのさすがジョン・カサヴェテスじゃないけど、まあ、映画としてはもちろん間違いないなと思うんですけど、その中で出てくる銃ということで」
吾郎 「そうですね。チラッと出てくる感じが」
宇多丸「そんなにバッコン、バッコン撃つわけじゃないですもんね」
吾郎 「そうですね」
宇多丸「メインビジュアルだとジーナ・ローランズが銃を構えてるところですけど、そんなに撃つわけじゃない」
吾郎 「まあ、でもそのビジュアルに惚れたのかもしれないです。やっぱ美女に銃っていうのは」
宇多丸「なるほど、なるほど。女性と銃は」
吾郎 「ほら、あるじゃないですか。『ニキータ』もそうですけれども、ねえ。ニキータにデザートイーグルを持たせちゃうっていう」
宇多丸「わかりますよ」
吾郎 「華奢な女の子に」
宇多丸「わかります。不似合いなね、大きい銃を持たせる」
吾郎 「大きい銃ってまた僕矛盾してますね。小さい銃が好きとか言いながら」
宇多丸「自分で持つなら……」
吾郎 「銃は何でも好きなのかもしれない!」
長物についてはどうかという質問についてはそこまでハマッたことはないと回答。役者さんの銃の扱いが上手い、下手から自身の役柄で『踊る大捜査線』のゲスト犯人役でショットガンを持ち歩いたという話から初めて出会ったころの話へ。
吾郎 「長物といったらハドソンですから、モデルガンは」
宇多丸「ああ、なるほど、なるほど」
吾郎 「多いんじゃないですか、モデルガン世代。あのハドソンっていうのはモデルガンのメーカーだってちゃんと言ってください。聴いてる人わかんないから」
宇多丸「ああ、確かに申し訳ない」
吾郎 「僕のファンの方も聴いてるんで」
宇多丸「すごい申し訳ない、配慮がね」
吾郎 「僕も置いてけぼりにしてますけどね、かなり」
宇多丸「申し訳ございません。でもそこでハドソンって返ってくるあたりがさすがだなと」
吾郎 「いえいえ。それを今日持ってきてほしかったなあ。マッドマックス」
宇多丸「そ、そ、そ、そう、そうですね」
吾郎 「いろいろ忘れてませんか、今日」
宇多丸「そ、そうですね。ちょっと、ちょっと遠慮してたのかな、僕も」
吾郎 「今度見せてくださいよ」
宇多丸「じゃあ、これから今後ね。大分、終わりに近づいてるんで」
吾郎 「え、嘘でしょ。まだ始まったばかりですよ、番組」
宇多丸「まとめ&告知ってw」
吾郎 「嘘おおお!」
宇多丸「後10分、まだ10分、10分の間に」
吾郎 「すいません、僕も話がまとまってないですよね。生放送、大丈夫ですか?」
宇多丸「ん、これ何度も言いますけど部活、部活なんで大丈夫なんですけど。う~ん、後はじゃあ、例えば何だろうなあ。『グロリア』だけじゃなくてそういう」
吾郎 「例えばすごいなと思ったのはもちろんその『ヒート』の銃撃シーンとか」
宇多丸「ああ、これはもちろん最高峰です」
監督としてのマイケル・マン*8が好きなのかという話から盛り上がるものの、やはり吾郎さんとしては古き良き時代のガンアクションが好きなのかもしれないと、『ダーティハリー』に戻ってきます。
吾郎 「またオススメ教えてください、いっぱい」
宇多丸「いや、でもご存じの……例えばスティーブ・マックイーンの『ブリット』とか」
吾郎 「うんうんうんうん、そうか、マックイーンね」
宇多丸「『ブリット』のコルト、あれはダイヤモンドですかね、ダイヤモンドバックね」
吾郎 「はい」
宇多丸「ダイヤモンドバックをやっぱりショルダーホルスターにこう入れて」
吾郎 「ショルダーホルスター」
宇多丸「黒いタートルネックに茶色いこうショルダーホルスター」
吾郎 「ショルダーホルスターって何でいいんですかね。まあ、後は『タクシードライバー』ですね、後はね」
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宇多丸「ああああ、そりゃそうだ、確かに」
吾郎 「ショルダーホルスターといえば」
宇多丸「ショルダーホルスター、そうですね。両差ししてますからね。両差し」
吾郎 「腰じゃなくてね、ヒップホルスターでもなくてね、はい」
宇多丸「後、あの~『タクシードライバー』といえば“ガシャーン”じゃないですか……すみませんね」
吾郎 「“ガシャーン”じゃまったくわかんない、聴いてる人」
宇多丸「カーテンレールを指に、腕に仕込んでね。こうね、小っちゃい奴が“ガシャーン”ってこう出てくるようになってるというね。はい、あの何ていうか、身体に拘束してる感みたいなのが」
吾郎 「そっかそっかそっかそっか、身体に拘束されてる感じが」
宇多丸「後、スーツとかに、こうチーフズ・スペシャルが、銀色のチーフズ・スペシャルに赤めの木の木グリで、赤めの皮のショルダーホルスター」
吾郎 「もう、たまらない」
宇多丸「本当にたまらない顔になっていますよね」
吾郎 「はい」
宇多丸「それ、で、そしたらもうスーツとかに直してもらったらカッコいいですしね」
吾郎 「カッコいいです、カッコいいです。そういう感じ、その時代のものが好きなんですね」
宇多丸「70年代、60年代、きっとね、うん。過去の……あっ、じゃあ、アレですよ。稲垣さん、これオススメしますよ、これ。あの青井邦夫さんっていう映画秘宝っていう雑誌とかでずっと連載されているような方で『新世紀銃撃戦映画のすべて』」
吾郎 「はい、あ、こんなのあるんですか」
宇多丸「はい、これ映画秘宝。映画秘宝COLLECTIONっていう本で出てて」
吾郎 「へえ、読みます、読みます」
宇多丸「ってか、これ僕もう一冊買うからあげます。あげます、これ。持って帰ってください」
吾郎 「本当はあげたくない雰囲気出て、かなり出てるんですけど」
宇多丸「か、買えばいいんで」
吾郎 「本当ですか? いや、僕も買いますよ」
宇多丸「いやいやいや、今すぐ読んでいただきたいんで」
吾郎 「本当ですか」
宇多丸「これはでもね、比較的新しめですけど、もうちょっとその70年代アクションに特化したような本とかもね、あったりしますしね」
吾郎 「あああ、あー」
宇多丸「あ、そう。これね、クラシックなそのやつの説明も入ってたりするんで」
吾郎 「ああー、ああ、いい。やっぱいいですね、70年代」
宇多丸「それこそ」
吾郎 「あ、いろいろ、あ、ほああ、はい」
宇多丸「稲垣さん、稲垣さんこそ説明がまったく出来ないこと(吾郎:あははは)今、リアクション取ってますからね。あの日本のガンアクション映画といえば、金字塔であるあの加山雄三さん主演の『狙撃』っていう映画があって」
吾郎 「はい」
宇多丸「日本映画では数少ない、割とこうきっちり実銃描写っていうか。出てくるやつとか、その解説も入っていたりして」
吾郎 「あ、本当ですか。僕、それ観たことなかったんで」
宇多丸「『狙撃』は絶対オススメです、これもう」
吾郎 「『狙撃』」
宇多丸「はい、僕加山雄三さんとお会いしたときも『狙撃』の話ばっかりしていましたから」
いただいた本に今日は眠れないと語りつつ、話題はガンアクションではない通常の映画へと移動していきます。
宇多丸「あ、ちなみにちょっとこれ銃置いといて、もうちょっと映画一般の話で。最近、あの稲垣さん的に良かったなあというのはありますか? まあ、別に去年の暮れぐらいからでもいいんですけど」
吾郎 「これから公開のものだと」
宇多丸「はい」
吾郎 「4月公開だと、まあ、これガンとはまったく」
宇多丸「全然いいです、全然いいです」
吾郎 「まったくテイストが変わっちゃいますけど、え~と、『きみへの距離1万キロ』」
宇多丸「『きみへの距離1万キロ』?」
吾郎 「はい、これから公開されるんですけど、すごい面白いんですよね」
宇多丸「これはどこの?」
吾郎 「え~っとですね、あの、石油のそのパイプラインを整備する、ロボットのさせてるんですよ、遠隔で」
宇多丸「ふんふんふん」
吾郎 「アメリカからアフリカの、北アフリカの」
宇多丸「これは現実の話?」
吾郎 「現実だと思う。そういう警備があると思うんですけれども、そこでその北アフリカにいる少女を見つけて、まあ、そこでいろいろとストーリーが展開されて、ラブストーリー、恋に落ちていくんですよ」
宇多丸「ヴェネツィア映画祭」
吾郎 「そうですね。『きみへの距離1万キロ』これ、すごい面白かったですね」
宇多丸「どこの映画なんですか?」
吾郎 「これはね、どこの映画……多分、アメリカ?」
宇多丸「キム・グエンさんっていう人が監督だけど」
吾郎 「監督は韓国系の方ですけど、すみません。ちゃんと調べてから」
宇多丸「まあ、でも『きみへの距離1万キロ』はいつ公開ですか?」
吾郎 「4月なんでね、何日なのかな」
宇多丸「箕和田くん、銃の検索は早いけど、頭の、頭のところに、頭のところにして。(箕和田:7日です)ん? 4月7日、4月7日公開。そうですか、めちゃくちゃ面白そうですね」
吾郎 「そうですね。ちょっとまたこれ僕も仕事でいろいろご紹介させていただくあの実は機会がこれからあるので、そちらも楽しみにしていただきたいんですけど」
宇多丸「なるほど」
吾郎 「あ、カナダ映画でした、失礼しました」
実際に映画館で鑑賞をするのかという話となり、あっという間に本格的にお別れの時間がやってきてしまいました。吾郎さんとしてはまだ10分ぐらいしか経っていない感覚で、何を語ったのかすら覚えていないので大丈夫かと不安になる吾郎さんに対し、ラジオで大事なのは「楽しい空気」が伝わることだと宇多丸さん。(伝わってますよ♪)
そして『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』のGUN部は後2回で放送が終了してしまうものの、4月からは同じTBSラジオで新番組『アフター6ジャンクション』という月曜日から金曜日の夜6時から9時までの生放送を担当することになったので、そちらにもぜひゲスト出演をしていただきたいという話になり、ようやく冷静になったのか、自分の宣伝をすることに。
吾郎 「映画、映画をやります、僕。映画が公開されますから。はい、あの『クソ野郎と美しき世界』という世界が4月6日からですね、2週間限定公開なんですけども。僕と草なぎ剛と香取慎吾が出演して。まあ、オムニバスなんですね。4つの短編からなるオムニバス映画で。監督は爆笑問題の太田さん、園子温さん、山内健司さん、児玉裕一さん」
宇多丸「すごい。これ、あの太田さんがですね、“宇多丸の野郎はどうせね、貶すに決まっているんだけど、いいから、いいから評しろ”みたいなことをご自分の番組で仰っていたりとかね。で、稲垣さんはなんと園子温さんに」
吾郎 「そうですね。はい、園監督の映画も僕、好きでしたし。まさかご一緒できるなんていうのは」
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吾郎 「面白かったです。本当にこうライブ感とか、そういったものを大切にする監督で」
宇多丸「結構、人によっては鬼演出伝説なんかも聞きますけども」
吾郎 「う~ん、鬼はなかったです、今回は。まあ、多少、コミカルなコメディー映画、コミカル要素もある映画だったので。そんな重い芝居とかっていうものではなかったので。現場の雰囲気もすごい明るかったですし、うん。何かやっぱりスピード感とか、ライブ感みたいなものを大切にされて。ビックリしたんですけど、ほとんどリハーサルされないで」
吾郎 「いきなり本番っていう」
宇多丸「じゃあ、生感っていうか、そこで出てくるものっていうか」
吾郎 「そうなんですね。まあ、もちろん作品によって違うと思います。綿密にリハーサルするものもきっとあるとる思うんですけれども」
宇多丸「今回は」
吾郎 「今回はそう。まあ、これがEpisode.1なんですね。とにかくスピード感のある映画で。で、園監督の話をずっと長谷川博己さんに聞いてたんですよ」
宇多丸「あ、はいはいはいはい」
吾郎 「それが今、ちょうど。すみません。これも宣伝になっちゃうんですけども」
宇多丸「長谷川さんと」
吾郎 「『半世界』という映画で」
宇多丸「阪本順治監督」
吾郎 「ええ、共演させていただいていてて。そのときに長谷川さんはもちろん、この園監督の映画いろいろと出られているので」
宇多丸「はい、『地獄でなぜ悪い』とかね」
吾郎 「そうですね。“園さん、リハーサルやらないですよ”とかって言って。“いきなり本番ですよ”とか。後、“NGを出しても止めないですよ”とかって言って」
宇多丸「はいはい。そういう、ちょっと一応“こうですよ”っていうのを聞いていたけど、本当にその通りだったという」
吾郎 「そう、面白かったですね。でも本当でもすごく優しい方で。ま、そんな鬼監督。映画のテイストも結構なんかね、ハードなイメージがあるけれども、そんな何かハードボイルドな方というよりも、どちらかというとすごく女性的な方というか、うん。すごい優しい方でしたし」
吾郎 「うん、またご一緒させていただきたいなあ、なんて思いましたし」
宇多丸「いや、園作品とやっぱ相性良さそうな何か予感がしますね」
吾郎 「まあ、でも、4作ともすごく楽しいと思いますので」
宇多丸「児玉裕一監督のオムニバスのほうの『クソ野郎と美しき世界 』のそのオムニバスだと、児玉裕一監督のえっと、『新しい詩(うた)』という、これがお三方が出てるやつという」
吾郎 「そうですね、ここで3人出るんです」
宇多丸「児玉裕一監督はPVでPerfumeの『シークレットシークレット』というミュージックビデオに私、出演しておりますので」
吾郎 「あ、本当ですか?」
宇多丸「何ならもう、演出され仲間という」
吾郎 「へえ。僕もPVが初めてだったんですけれども。今回は映画監督としてご一緒させていただいて。ここではあの『新しい詩(うた)』というタイトル通り、新しい歌も」
宇多丸「ああ、なるほど。『新しい地図』としての」
吾郎 「『新しい地図』としての新しい歌も出てくるので、何曲か披露させていただいているんので。楽しみにしていてください」
宇多丸「とにかく僕は太田さんにああいうケンカのふっかけられ方をしたらこれはね、やるしかないっていうところがあるんで。4月6日から2週間限定公開ということなんで」
宇多丸「ちょうどこの番組もね、『アフター6ジャンクション』もあの映画評をやるので」
吾郎 「はい、ぜひちょっと感想聞きたいです、宇多丸さんの」
宇多丸「そして、部室の方もまたぜひ。新番組にも来てください」
吾郎 「はい」
宇多丸「ということで、以上、「稲垣吾郎と映画と銃。特集」でした。稲垣さん、ありがとうございました♪」
吾郎 「ありがとうございました♪」
そういえば上記に記載し忘れましたが、次は宇多丸さんが愛銃を持参してくる話から、話かけてしまうということを語ったとき、吾郎さんの「話しかけてしまいますよね」と「銃も語りかけてきますし」がもうオタクぷりが素晴らしすぎてw
たっぷり吾郎さんのテンション上がりまくりの、GUNマニアっぷり炸裂の1時間で、宇多丸さんのラジオを聴いているヘビーリスナーからも反応もよく、神回だというコメントも結構お見かけする素晴らしい回となりました。ファンは置きざりにはなりましたが、宇多丸さんが仰ったように「楽しい空気」これが伝わるだけでもリスナーは楽しくなる、それがラジオの楽しさなのだというのが改めて実感できた1時間。またゲストに出させていただけるとありがたいなと思いました。
吾郎さんブログ
翌朝、本を読んで寝不足な吾郎さんによるブログがUP。
1時間完全書き起こしサイト紹介
『タマフル』で吾郎さんとの1時間を完全書き起こししてくださったサイトが、しかもしっかりとした補足付でありますのでご紹介しておきます。私の適当な書き起こしよりこちらをご利用くださいませ(←おい)
TBSラジオによる記事
当日の写真たっぷりです。
*1:初弾のみ手動で行うものの、発射と同時にガス圧を利用してスライドを後退させ自動的に送弾できる実銃同様の作動を再現しているモデルガンシリーズ⇒「ガスブローバックとは?仕組みやメンテナンス方法などの基礎ガイド!」
*2:ハイキャパシティの略で、M1911タイプの銃を大容量に使用できるよう設計しなおした製品を指す
*3:カンフー+銃を融合したアクション
*4:弾倉、弾を収納する部分
*5:ポリマーガン
*6:世界初のシングルアクションリボルバーを発明した陸軍大佐サミュエル・コルト(1814年7月19日 - 1862年1月10日)の興したアメリカ合衆国の銃器メーカー。創業は1836年。
*7:通称S&Wは1852年にホーレス・スミス(Horace Smith, 1808年10月28日 - 1893年1月15日)とダニエル・ベアード・ウェッソン(Daniel Baird Wesson, 1825年5月18日 - 1906年8月4日)が設立した、アメリカ合衆国最大規模の銃器メーカー。マサチューセッツ州スプリングフィールドに本社をもつ。
創業当初は回転式拳銃を中心に生産や販売を行い、1950年代に入ってからは自動拳銃の販売も本格的に始めた。
*8:(1943年2月5日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身の映画監督・脚本家・映画プロデューサー。TVシリーズ『マイアミ・バイス』を製作し成功を収め、『ラスト・オブ・モヒカン』から一定の評価を受ける。主な作品:『ヒート』『コラテラル』など