『編集長 稲垣吾郎 #100』(2018.11.28放送分)
11月28日(水)に放送された 『編集長 稲垣吾郎』の第100弾。
■「GORO's Column」……編集長は一つの料理を食べるためだけにその土地へ行くことはありますか。私は2年ほど前に友だちから突然、「博多ラーメン食べたいから福岡行こう」と言われ行ったことがあります。
ああ、ないですね。う~ん、何かその労力が必要なのか果たしてはというか。何か並んでものを食べるとかもあんまり好きではないので、うん。でも何か、すごくお気持ちはわかります。それはやっぱり、ね。その気持ちも含めて、うん。お腹が満たされるというか、ね。目の前に博多ラーメンがあるのとは違うんですよね。博多まで行って、博多ラーメンを食べるという。まあ、何かその日1日のプランとして楽しむことが出来るんじゃないのかなっていう。お気持ちはわかるんですけれどもね、僕は、僕はないですね。まあ、本当にそこでしか食べれないものがあるんだったらねえ、うん。まあ、でも何かもうちょっと僕は何だろうなあ。近くにあって2番目に食べたいものでもいいかなと思ってしまったりね、うん。まあ、何かね。ちょっとこういうこと言うと寂しい気持ちしますけれども、うん。僕はやっぱりさすがに一つの料理を食べるためだけにその何か旅をするっていうことは。ねえ、旅のついでに何かその土地でしか食べれないものを食べるっていう、そういう順番だったらあるかもしれないですけどね、はい。
Charming Horses - Freak On ft. Karlyn
『編集長 稲垣吾郎』ビックカメラコジマの提供でお送りします。
■「GORO's Column」……今日の「GORO's Column」はワイン特集です。
やあ、楽しみにしてましたね。お話をうかがうの深川ワイナリー東京代表の中本徹さんです。⇒深川ワイナリー
深川ワイナリー東京とは
門前仲町にあるワイン醸造所。今から2年前にオープンし、地元の方を中心に楽しんでもらっている。仕入れるブドウは長野から、山梨と季節によってどんどん北上し、青森、北海道と各契約農家のブドウ栽培者から直接仕入れる形を取っている。
なぜ東京に?
ワイナリーとなると山梨など一人で車で行かれて、でも肝心なワインを飲めずに帰られる悲しい思いをしなくてもいいように気楽に酔っぱらって、駅でそのまま帰っていただけるようなワイナリーにしたくて。
日本のワイン
フランスのワインだと4種類ほどのブレンドになるところ、日本のワインはマスカットベリーA、ナイアガラ、デラウェアやシャルドネ、メルロー、カベルネといったものが日本各地で栽培されているので、ブドウの種類から30種類醸造されている。ただ深川ワイナリーさんは九割ほどが単一品種で作るワインが多いらしく、果実味がすごい豊かでフレッシュな感じがするそうです。またフィルターをかけているものとかけていないものの2種類を出すことも多く、その飲み比べを楽しんでいただいたり、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵の方式で泡を作ったりと小さなワイナリーだから出来る試みをしている。
日本ワインの楽しみ方
意外と和食に合うと言っていただけることが多い。深川ワイナリーのワインは鉄分が少ないらしく、寿司の生魚の鉄分と合うと銀座や日本橋の名店といわれるお寿司屋さんに置いていただいたり、お寿司屋さんのソムリエに評価していただいている。
下町はせんべろ文化なので、ホッピーやビール、焼酎が多いのですが、あえてワインで肉じゃがと一緒に食べていただいたり、焼き魚と一緒にご年配の方々にも試していただきたいと思っている。
ワインを楽しむ場所は
試飲所としてスペースは狭いものの、9席だけの試飲&ワンコインバルのような場所と奥にも8席だけですが完全予約制のプライベートレストランがあり、月・火がお寿司の懐石、水~日曜日までがイタリアンのフルコースを4,500円で提供中。なので、編集長もお忍びでぜひ♪(吾郎:隠れないで行きますよ)
ヨーロッパのブドウは?
今年はオーストラリア、来年はニュージー。次はそのノウハウを生かしてボジョレーをしたい。ブルゴーニュやボルドーのブドウを入れ、醸造人によって味の違いを提供してみたい。(吾郎さん自身も以前番組企画でボジョレー・ヌーヴォーのアッサンブラージュを体験済み)
例えば、新郎新婦に事前に来ていただき、初めての共同作業に実はワインを潰してもらっていたなど、いずれお客様と一緒に作り上げていきたい夢があるそうです。ワインは浸透していてもまだまだ敷居が高かったり、値段が高かったりするので、自由な発想で日本のワイン文化が広がっていけばいいと吾郎さん。
ちなみに社長の中本さんは今、東京海洋大学の方と海底醸造ワインといってワインを海に沈めることで味にどう変化が出てくるのかを実験しているそうです。
■「GORO's Break Time」……私は秋と冬の透き通った空にぽっかり浮かぶ月が好きなのですが、そんな月を見ると子どものころからなぜか無性にどこかに帰りたくなるのです。そんな美しく物悲しい今の季節にぴったりなブルーノ・マーズの『Talking To The Moon』をリクエストします。
へええ、ブルーノ・マーズですよね。何か草なぎくん、ブルー・ノマーズだったって思ってたらしいですよ。香取くんが言ってましたけど。ブルーノ・マーズ、ブルー・ノマーズ、確かに間違えやすいよね。
Bruno Mars Talking To The Moon (Official Video)
■「GORO's Essay」……新しいロトもだちのコマーシャルを見ました。池田エライザさんも加わって一層楽しいチームになりました。ところで吾郎編集長の片足立ちがあまりにも美しいのでいつも見とれてしまいます。全身が真っ直ぐに伸びて微動だにしないので、きっと体幹がしっかりしてるのでしょう。何かトレーニングをしてるんでしょうか。
え、これでも体幹というか、寝てるわけだからね。あれ立ってると思ってるんですかね。え、ほら、寝て人文字を書いているっていうね、ことなんですけど。まあ、でも寝てても体幹が必要なのかな。どうなんでしょうね。自分は体幹があるなって何か自分で認識できる人っているのかな。体幹トレーニングとかね、もちろんしますけれども。
昔よりは何か結構、むしろ肉体的には進化を遂げているというか、うん。ま、体力も意外と昔より、う~ん、何か昔は若さの体力というかね、うん。若いときは誰でもそうですもんね。何かちゃんと地に足の着いた体力というか、うん。何かそんな感じがしますね、最近は自分は。ま、基本的なまあ、体力づくりをしたりとかっていう、健康に気をつけたりっていう、まあ、それはまあ、昔からやってることではあるんですけれどもね、うん。より何かまあ、健康への意識っていうのはまあ、確かに強くはね、年齢とともになってくるものだと思うので、うん。まあね、健康第一でやっていきたいですよね、本当にね、はい。ということで、そうですね。お友達また増えていくといいですね、うん。
■「GORO's Music Library」……さあ、「Music Library」今日はですね、まあ今、舞台『No.9』の方で、ずっとお世話になっているまあ、あの音楽監督をされている三宅純さん。ね、皆さんご存知だと思うんですけれども、まあ、僕も三宅さんの音楽は本当に昔から好きでね。あのヴィム・ヴェンダースのね、「ピナ・バウシュ~踊り続けるいのち」へのまあ、主要楽曲提供などされてたりとかと、僕の大好きな映画のね、音楽もやられてたりとか。まあ、ご一緒させていただいたときには、何かまたこれも一つ夢が叶ったななんて思って、はい。あの舞台の方にもね、あの来てくださって、いろいろお話をさせてくださったりとかって、本当にいいお付き合いをさせていただいているんですけれども。まあ、その、あの三宅さんの曲、何かすごくあの面白い曲がたくさんあって。このね、『Lost Memory Theatre』っていうまあ、あの3部作になっているんですけどね。ま、その中から1曲皆さんに聴いていただきたいんですけど、これがまたすごく面白いんですよね、うん。何か、何か本当に劇場でお芝居を観てるような、うん。ま、それぞれに自分の物語を作れるようなね。ちょっとこう不思議な、何か迷宮に迷い込んだような楽曲なんですけれども。皆さんに楽しんでいただけるんじゃないかなと思って、このact.1の方から曲を聴いてください。
三宅純『Lost Memory Theatre act.1』
『Goro's Column』へは身の回りのちょっとしたエピソードをお寄せください。興味のある話題を特集する『Goro's Search』、リスナー記者の皆さんからネタをお待ちしております。リクエストは『Goro's Break Time』。お便りは『Goro's Essay』。『Goro's Music Library』では、僕の音楽ライブラリーから今の気分に相応しい曲を選曲します。
メールアドレスは“goro@joqr.net”。ハガキの方は郵便番号105-8002 文化放送「編集長 稲垣吾郎」まで。お相手は吾郎編集長こと、稲垣吾郎でした。
それではまた来週、バイバ~イ♪」
最近、東京都心にもワイナリーが増えていること、ご存知ですか?
ワインの醸造と言えば、広々としたブドウ畑のそばにあるイメージでしたが...。
今回は深川にあるワイナリーの中本徹さんにお話を伺いました。
ブドウは日本国内のほか、ニュージーランドなどからも調達しているとのこと。
新しいワイナリーだからこそチャレンジし、少量で多品種のワインを作ることができるそうです。
ワインが身近に感じられるかもしれませんね。
引き続き、「私は〇〇女子です」という情報や、吾郎編集長に取り上げて欲しい話題や「特ダネ」、お待ちしております!
舞台「No9~不滅の旋律~」をご覧になった方はその感想も送ってみてください。
また、写真を番組HP転載しても良い場合はよろしければ、この番組HPにも転載させてください!
「掲載OK」「載せて大丈夫です」など、一言添えてくださいね。