【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『編集長 稲垣吾郎 #160』(2020.01.22放送分)

2020年1月22日(水)に放送された 『編集長 稲垣吾郎』の第160弾。

 

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吾郎稲垣吾郎です。僕が編集長となって皆さんと一緒に女性誌を作っていくというラジオ番組。今週はどんな話題が届いているんでしょうか。それでは編集会議を始めよう
2020年1月22日(水)『編集長 稲垣吾郎 #160』より

 

■「GORO's Column」……(東京都墨田区・Sさん)ワイン選びに役立ちそうな「ワイン・カラーチャート」が気になったので送ります。
お酒に疎い私でも、白も赤も色の濃淡が味わいの目安になるのがよくわかります。編集長の好みはどのあたりでしょうか?
「BISTRO J_O」のお料理に合わせるならオススメは?

karapaia.com

f:id:kei561208:20180722231412p:plain ということでね、写真も送ってきて下さってますね。
はいはいはい。結構、細かいですね。ふんふんふんふんふん。ね、ちょっとラジオでは上手く説明しづらいんですけれども。
そうですね、もちろんあの品種によってやっぱり色の濃淡も変わりますし。後はやっぱりその熟成期間ですね。もちろん、長期熟成のもの、ビンテージのものっていうとやっぱり色も段々薄くなってきますし。ま、多分、最初のスタートの時点での色が違いますからね、品種によって。だから何とも言えないんですけれども。
まあ、ね、このどのぐらいがお好きなんでしょうか?
ね、あのもちろん、「BISTRO J_O」の方もまあ、あの比較的すごくあのそのワインリストの中でワインの量をいっぱい敢えて入れたわけではないので。やっぱり、うちの店は比較的、ねえ、あの3段階にわけて非常にわかりやすく、あのもちろんワインに馴染みのない方でもすごく目で見てもわかりやすいように一応、リストを作ったつもりで。まあ、あんまり種類もあってもね、追いつくのも大変かなあと思ったので、ああいう形にしたんですけれども。まあ、だから結果、どの料理にも上手く合うようには考えられてリストを作ってるので。
まあ、後はもうやっぱり自分で飲んでみて、どうしてもやっぱり肉は赤じゃなきゃいけないとかさ、魚は白じゃなきゃいけないとか、もうそういうの全くないですから、基本的に。やっぱその料理の仕方とか、赤でも白でもやっぱ細かく細分化されてるから、まあ、本当にこれはうん、でも、それもそれが合うってソムリエさんが言ってたとしても、やっぱり決めるのは自分自身の味覚だと思うので。何よりもやっぱり経験値でね、自分の中でやっぱり感覚を磨いていくっていうこと以外にはもうないと思うんですよね。うん。まあ、もう、こうじゃなきゃいけないってことは全くないので。何かいろんな、その分、色々な楽しみ方ができるっていうのもまたワインの楽しみ方ですよね。
何かワインって結構こうじゃなきゃいけないとか、ああじゃなきゃいけないとか、ま、規則ね。日本人、真面目ですから。ついそう捉えがちなんですけれども、ワインほど自由なものはないんじゃないのかなって僕は思うので。そのワインに関して、誰が何を言う権利もあるというかね。うん。そこが僕は魅力だと思うので。
ね、やっぱりあのこの番組でもワインはいっぱい特集してますけれども、ね。皆さんにも楽しんでいただきたいなと思っておりますし、「BISTRO J_O」のワインも飲んでもらいたいですね。

 


Chris Brown - Undecided (Official Video)

 

『編集長 稲垣吾郎ビックカメラコジマの提供でお送りします。

 

■「GORO’s Search」……今週の『GORO’s Search』は編集会議ですね。全国リスナーの記者の皆さんから届いた情報を紹介していきます。

 

f:id:kei561208:20180621012743p:plain (神奈川県・Mさん)詩人・最果タヒさんと詩のホテルをテーマにしたコンセプトルームが京都のホテルに期間限定にできたそうです。旅のホテルはただ寝る為だけに泊まるのでは味気ないもの、たった一夜でも忘れられない経験ができるならそんな素敵なことはありません。

tahi.chillnn.com

f:id:kei561208:20180722231412p:plain あ~、最果さん、そんなものをやられてたんですね。知らなかったです。
へえ~、非常に興味があります。う~ん、詩のホテル。
はい、最果さんはね、詩人であり小説家である方で、番組にもゲストに来ていただいて。ま、「夜空はいつでも最高密度の青色だ」っていうのが名作でね、映画化もされてますし。僕もぜひお会いしたいなという熱望していたら、番組のゲストにも来て下さって。ね、僕の詩も作ってくれたりって感じでね、また何かお会いしたいなって感じでずっと思ってるんですけれどもね。
へえ~、「詩のホテル」面白そうだなあ。京都にあるんだ。へえ~。部屋のあちこちに詩が書かれてる。へえ~、面白いですね。言葉に包まれながら京都で宿泊するっていう。ねえ、そんな経験も面白そうですけれども。
まあ、でも何か色んなコンセプトを今、ホテルってありますもんね。うん。色々多様化してきてますし。うん。それぞれのやっぱ趣味嗜好に合ったホテル。ね、あの楽しいですよね、ホテルに泊まるっていうのも。
確かに僕もあの仕事以外でもたまにプライベートでホテルに泊まったりということも好きですけどね。東京都内でも何か家があるけど、ちょっと何かホテルに泊まってみたりなんてこともたまにありますよ。やっぱ、何かこう気分転換にもなりますしね。うん。

 

f:id:kei561208:20180621012743p:plain (Mさん)先日、Twitterでこんなニュースを見ました。
エコのために開発された平たいワインボトル。積みやすくて輸出時のCo2排出をものすごく抑制できるそうです。瓶ボトルに慣れた目には何となく風情がないような気もしますが、未来ではこの形が主流になるのかも?
吾郎さんももし機会があったらぜひ試飲されて感想をお聞かせください。

tabi-labo.com

f:id:kei561208:20180722231412p:plain へえ~、丸くない。なるほど。
ウイスキーのアレみたいだ、何つうの、あれ? ウイスキーのあのカウボーイとかが、ね、ポケットに入れる平たいボトルですよね。ただまあ、あの所謂、想像するウイスキーのアレとは違って、高さはワインボトルぐらいありますね、これは。だから750ぐらいは多分入んないでしょうけれども。わかんない。入るかもしれない、写真だからわからないですけど。写真で見る限りでは750の高さ、で半分ぐらいの薄さ。薄さ3センチぐらいかな、これは。へえ~。
まあ、なるほど、考えましたね。積みやすく。でも、確かにこの形が主流になるかもしれませんよ。
だって、所謂、皆さん、食べてるお餅とかも昔は全部丸かったんですよね。今でもお正月とか、丸いお餅ですけれども。あれも何か運びやすいとか、切りやすいとかで、四角く変えたんですよね、切り餅って。うん。みたいですけれども。はい。
だから、やっぱその時代では当たり前なことが、もしかしたら未来にはこっちが主流になって変化していくかもしれませんし。うん。

 

f:id:kei561208:20180621012743p:plain (埼玉県・Mさん)世界的巨匠・ドンペリの元最高醸造責任者の方が富山の立山で日本酒造りに挑んでいると知りました。その作り方は独特のようです。日本人の作る日本酒とは全く違うものができるのか、とても興味がわきます。

www.47news.jp

f:id:kei561208:20180722231412p:plain へえ~、いや、これは楽しみですね。知らなかったです。
でも、このドンペリの元最高醸造責任者の方、リシャール・ジェフロワさん。すごく日本を愛してくださってるんですねえ。へえ~。これ作り方も、僕、日本酒の作り方って全くわからないんですけど。日本酒の世界も奥が深いんですよ。
僕は本当に日本酒に関しては無知なんですけれども。ただ、こういうのは美味しいなとか、後、この番組にも日本酒ソムリエの方にね、薦めていただいたあの新潟の『北雪』とか。結構あれからリピートして僕も購入して楽しんでましたけれども。奥が深いですよね、日本酒もワインと一緒で。
ま、最近では少しこう甘めのものも良いなあと思って、貴醸酒みたいなものとか。ね、後、貴腐ワインのようなね、日本酒なんかも増えてきたりと。やっぱり日本酒どんどんどんどん増えてきてますから。楽しいですよね。うん。
後、何か日本酒ならではのちょっとお酒の酔い方ってありませんか。
ま、皆さん、お酒、まあ、色々、強い方、弱い方ね、色んな方いらっしゃると思うけど。お酒ってものによって少し酔い方が違いますよね。発泡性のものとかさ、ちょっとふわ~っと何かこう高揚されてくる酔い方をするけど、ね。うん。何かこうウイスキーとか、蒸留酒みたいなもの、わりかしね、結構オンザロックとか、ストレートとかでわりかし濃いめのアルコール度数で飲んでると、またちょっと酔い方違いますもんね。うん。日本酒は日本酒のやっぱり何か酔い方っていうか、余韻の残り方とか、料理とのマリアージュとかっていうのありますから。
まあ、ちょっとね、ワインも結構僕も何十年と勉強してきたんで、これからはまた日本酒もね、ちょっと色々知って造詣を深めていきたいなという気持ちはあるんですけれども。うん。まあ、でも、これは非常に僕はあの興味がありますので、ちょっと引き続き取材していただきたいなと思いますね。

 

■「GORO’s BreakTime」……(北海道・Kさん)Mattさんの歌が素敵なのでリクエストします。『予想もつかないStory』ななにーでMattさんと歌で共演してほしいです。ピアノもびっくりするほど上手です。

f:id:kei561208:20180722231412p:plain そう、Mattはさ、ピアノめちゃくちゃ上手いのね。ビックリした。これも紅白を見てなんだけど。そう、Mattさん、素敵ですよね。歌も出されてるんだ。
Mattってさ、すごくこうちゃんと自分の主張と世界観があるように思うじゃん。皆、Matt化しちゃうし。でも、そんなに何かこの人、品が良いから。自分のことベラベラ喋んないんですよ、実は。何かそこの何か奥ゆかしさみたいなところがすごく僕は彼の魅力だなと思うんですけど。すごい好きですよ、Mattくん。僕は。うん。
Kattさんも良いですけどね。ちょっとスーツの背中がたまに破けちゃいますけど、Kattさんはね。

 


Matt / 「予想もつかないStory」(Official Music Video)

 

■「GORO’s Essay」……(Aさん)週刊文春WOMAN、『談話室 稲垣』での阿部和重さんとの対談、とても興味深く拝見しました。誌面で「作家さんとの対談は21年前の阿部さんが初めてかもしれない」と仰ってたんですが、いろいろと週刊誌・女性誌に限り「作家、対談」キーワードで調べてみました。

f:id:kei561208:20180722231412p:plain というね、あの送ってきてくださったんですけれども。あ、そうですね、失礼致しました。これ阿部和重さん、1998年の前にももちろん、そうですね。ちょっと時系列が僕もはっきりしなかったので、そういう発言になってしまったと思うんですけれども。
正確には1996年に島田さんですね。島田雅彦さんと「CREA」さんで対談をしてますね。つかこうへいさんであったりとか、村上龍さん。後、ジムジャームッシュさん。ジムジャームッシュさんは作家か。うん。後はまあ、『ゴロウ・デラックス』なんかでも数えきれないほどの作家さんにゲストに来ていただいて、お話をさせていただいてるんですけれども。
まあ、阿部さん、嬉しいよね。これ、1998年だからさあ。20年ちょっと経ってまた再会して対談できるって、もう本当にあの日は楽しかったなあ。最初は非常に緊張されてて。何かね、98年のときは、何かもうちょっとこうヤンチャな感じがあったんですよ。若かったし、お互い。阿部さんも何かちょっと渋谷系ファッションみたいな感じで、長髪で、ちょっとさ、こう言っちゃ失礼かもしれないけど、最近の若者みたいな雰囲気だったの。当時のね。当時の何か、渋谷の何かセンター街を歩いてそうな若者みたいな雰囲気だったんですよ。うん。だけど30年経つと、20年経つと当たり前ですよね、何かお父さんにもなってましたし。僕ももちろん年齢を重ねましたし。何かまた少し印象が変わって。でも、すごく謙虚で本当に良い方で。
何か作家さんてね、もちろん阿部さんの小説も読んでから対談させてもらって。皆、そうなんですけれども。結構、やっぱり作品を読むとすごく人間を観察してるじゃないですか。まあ、当たり前ですけど。細かく描写して。だから会うときっていつもちょっと恐いよね。自分もこの小説の中の主人公のように作家さんが主人公として考えて、自分のことも分析されたりとか、色々見透かされてしまうのではないか。結構、斜めから物を見られてしまうんじゃないかとか。結構、そういうの怖いなあと思うけど、会うともう全く違うんだよね。本当にこの人からこの小説が生まれるの?っていうぐらいに、逆にのほほ~んと、ぽわ~んとしたね。すごく辛辣なものを書く方でも、すごく丸みのある方だったりとか。ねえ、そこはすごく印象はいつも変わるんだよね。もちろん、読んだ通りの方だなっていう方もいらっしゃいますけど。うん。
阿部さんの本なんて読むと怖いよ、会うの。やっぱり。何かすごくこう細かいこと指摘されてしまうんじゃないかなあって感じ、しかも20年ぶりだったから。
ねえ、まあ、阿部さんに関してはその間にも色々コラムで書いてくださったりとか、すごく応援してくださってきてくれた方なのでね。う~ん。何か本当に再会っていう感じでしたね。まあ、この縁はこれからもずっと繋げていきたいなと思いますので、またお会いしたいですね。はい。
ま、ちなみに阿部さんの最新刊で対談させていただいたのは、『オーガ(ニ)ズム』という。結構ね、僕が今まで読んだ本の中で一番長い、何て言い方もしましたけど。結構、まあ、900ページぐらいあるんですよね。でも、すごい面白くて、後半はもうあっという間にページが進んでしまうと思いますので。はい。皆さん、興味があればぜひご一読ください。

 

 ■「GORO’s Music Library」……「Music Library」さあ、最近ね、レコードショップの店長もやってるということで、実際にアナログ盤を買うことが多いんですよね。都内のレコードショップに行くと、編集長に会えるかもしれませんよ。都内のレコードショップで、黒づくめの恰好してマスクしてる人いたら僕ですね。
いや、やっぱ楽しいですね、レコード。ね、プレイヤーいただいたっていうのももちろんあるんですけれども。環境を整えたらすごく音が良くなって。元々、スピーカーとかアンプは良いものがあったので家に。まあ、あのCDでも良いんですけど。でも何かこうやっぱり、こう作品として、アナログのこうジャケ買いじゃないですけど、そのジャケットをかけてるときにリビングでちょっと眺めながら立てかけて、その曲を聴くっていう時間が結構好きで。うん。
インスタなんかでも一番最初に投稿させていただいたのが、まあ、こう世界的ヴァイオリニストのあの方でね。そのバッハの作品が僕もすごい好きなので。うん。
だからちょこちょこ、まあ「この人最近、アナログ盤、今更この歳になって嵌ってんだな」って結構感じる方もいらっしゃると思うんですけど。やっぱこうジャケットはあのサイズで見るとカッコ良いよね。そう。
で、ジャケットとして非常に僕はコレクションしたいなと思ったのが、やっぱりジョニ・ミッチェル。あのアーティストでもあるジョニ・ミッチェルさんはご自身でこの自画像を描かれてんですよね。うん。で、まあ、この曲もすごい好きですし、このアナログ盤をコレクションに増やしたいなあと思ってる。はい、ちょっと願いを込めて。ま、買いに行けばいいんですけどね。でも、中々売ってなかったりするんですよね。
ねえ。うん。いや、本当楽しいですよねえ。やっぱり。クラシックやジャズなんかやっぱり本当レコードだとまずこう音がクリヤーとかじゃなくてやっぱり臨場感、ねえ。もう本当に楽器が少なきゃ少ないほど更にその臨場感を感じますよね。多分、こうやってどんどんどんどん、オーディオマニアの何かこうねえ、沼に嵌っていくんでしょうね。まあ、でも何かすごい楽しい、面白い趣味だなあと思いますし、またそういう楽しさを皆さんにお伝えすることができればなと思ってますし。ね。うん。で、先ほどお話したこの曲をでは聴いてください。

 


Joni Mitchell - Both Sides, Now [Original Studio Version, 1969]

 

 吾郎「皆さんからのメッセージをお持ちしております。
「GORO’s Column」へは身の回りのちょっとしたエピソードをお寄せください。興味のある話題を特集する「GORO’s Search」、リスナー記者の皆さんから
ネタをお待ちしております。リクエストは「GORO’s BreakTime」、お便りは「GORO’s Essay」そして「GORO’s Music Library」では僕の音楽ライブラリーから今の気分にふさわしい曲を選曲します。
メールアドレスは“goro@joqr.net”。ハガキの方は郵便番号105-8002 文化放送「編集長 稲垣吾郎」まで。お相手は吾郎編集長こと、稲垣吾郎でした。
それではまた来週、ばいば~い♪」
2020年1月22日(水)『編集長 稲垣吾郎 #160』より

 

【編集後記 2020年1月22(水)#160】

今回のGORO's Searchは全国のリスナー記者の皆さんから届いた情報をご紹介する編集会議でした。

詩人 最果タヒさんとコラボした「詩のホテル」、ウィスキーのスキットルボトルのような平たいワインボトル、ドン・ペリニオンの醸造最高責任者を務めていたリシャール・ジョフロワさんが富山県立山で日本酒造りを始めたという話題をご紹介しました。

番組では「私は〇〇女子です」という情報や、吾郎編集長に取り上げて欲しい話題や「特ダネ」、お待ちしております!

また、写真を番組HPに転載しても良い場合は一言添えてください。よろしくお願いします。

次回もお楽しみに!

2020年1月22(水)『編集長 稲垣吾郎 #160 編集後記』より

 

www.joqr.co.jp