【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『ディリリとパリの時間旅行』とシネマナビ

8月21日(水)発売【anan No.2164】の稲垣吾郎シネマナビ!では、『ディリリとパリの時間旅行』(2019年8月17日(土)全国公開予定)を紹介。

 

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《解説》
ニューカレドニアからやって来たディリリは、パリで出会った最初の友人オレルとともに、少女たちの誘拐事件の謎に挑む。キュリー夫人パスツールピカソ、モネら時代を彩った天才たちに協力してもらいながら、エッフェル塔オペラ座、バンドーム広場などパリの街中を駆け巡って事件解決を目指す2人だったが……。(「映画.COM」より抜粋)

 


ディリリとパリの時間旅行

 

監督&脚本ミッシェル・オスロ
音楽:ガブリエル・ヤーレ
出演者:プリュネル・シャルル=アンブロン/エンゾ・ラツィト/ナタリー・デセイ/他
配給: チャイルド・フィルム
制作国:フランス・ドイツ・ベルギー合作(2018年)
上映時間:94分

 

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黄金期のパリをニューカレドニアから訪れた一人の勇敢な少女の冒険物語は、ただ楽しいだけでなく、人種差別や貧困問題、さらには当時の女性蔑視の問題にもつながるアニメーションであってもメッセージ性の強い作品。
その人の描き方も時々、モジリニアの絵の肌感と似ているなと吾郎さん。その説明で血管が浮き出るように描くルノアールとは違う感じで、エルメスが使いそうな柄に見えたり、ヨーロッパの絵画を中心とした美意識を感じた吾郎さん。アニメーションということで絵が出てきたのかもしれないけれど、そこから比較対象が絵画となり、さらにはヨーロッパの美意識にまで言及がされるとは。相変わらずのすごさです。