- 考える葦 -

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『今夜もカネで解決だ』と『ゴロウ・デラックス』

2017年5月25日放送の『ゴロウ・デラックス』第250回目のゲストは、4度目の登場となり、吾郎さん曰く準レギュラーなジェーン・スーさん。

これまで紹介してきた本(『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』『ジェーン・スー 相談は踊る』『女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。』)は女性たちの悲哀や心の叫びを代弁し、そして現在、『ジェーン・スー 生活は踊る』というTBSラジオラジオパーソナリティーとしても活躍中。 

www.tbsradio.jp

 世の女性たちから絶大なる人気を博しているジェーン・スーさん。そんなジェーン・スーさんの最新刊が、 

 

今夜もカネで解決だ

今夜もカネで解決だ

 

 

かなり大胆なタイトルですが、「カネで解決」とはどういうことなのか?吾郎さんの朗読で紹介します。

 

吾郎「みなさん、今日もお疲れさまです。
来る日も来る日も一生懸命働いて、美味しいものを食べたり飲んだりする時間も気力も失せた、例えば木曜日の夜。
無意識に左手は右手の肩を押し、首を回せば砂が入ったようにシャリシャリと変な音が出る。当然、腰はガッチガチ。
そうだ、マッサージに行こう。
自分で体を動かせば、コリなんて吹っ飛ぶことは百も承知。しかし、そんな自発性は業務中に燃え尽きました。
休日だって、ゆっくり寝ていたい。
だったら金で解決だ。
パートナーがいようといまいと、施術者が男だろうと女だろうと、誰かに触れてもらえることで癒される体と心がそこにある。
そして街にはマッサージ屋があふれている。
行くでしょ。行くしかないでしょ。
稼いで、疲れて、使って、稼ぐ。
激しい紙幣の出入りが起こす摩擦熱で、財布は今にも火を噴きそう。
いや、これでいいのだ。とにかく経済を回し続けよう」
※『今夜もカネで解決だ』より一部抜粋

 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 凝り固まった体と心はお金を使って解決だ!

20代のころからマッサージが好きだったジェーン・スーさん。誰かに労ってもらうことで心と体が落ち着いたり、リニューアルする気分になるスーさん。例えば人に対して気にかけると、受け取る相手側も気にかける、要は気の掛け合いになってしまう。けれど、マッサージ屋さんに行けば基本的にはお金を払うことで「気にかけてもらう人」「気にかける人」という枠割分担が明確になるため楽。 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 吾郎さんが通う整体院

ちなみに最近吾郎さんが通っているのは、ラジオ番組『編集長 稲垣吾郎』でも何度か語られている埼玉県にある「ゴットハンド」と呼ばれる70すぎの白髪の方がされている整体院。元は武道家で施術は「骨法」といい、骨の周りについている筋肉を動かしたり、刺激したりすることで体の歪みを整え、骨を正常な位置に持っていくのだそうです。かなり痛いらしく、お尻のツボを刺激する際は親指が4cmほどめり込んでいくのだとか。まあ、70すぎの方とお話する機会もそうないし、おじいちゃんに会いに行く感じで吾郎さんとしては最近すごく癒されているそうです。 

では、およそ20年にわたり毎週のように癒しを求めてさまよってきたマッサージジャンキーのジェーン・スーさんのオススメするマッサージを、体の症状別に紹介。

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 洗髪する体力がないときには「シャンプー店」

『ブロウドライ・バー』といって頭を洗って乾かすだけの店があって、女たちの社交場になっているそうです。というのも髪の毛の落ちていない店内でシャンプー・ブローをしてもらいながらシャンパンなどを飲み、優雅なひとときを過ごしてリフレッシュするお店⇒『JETSET DRYBAR』 

ジェーン・スー:世田谷区にはもうね、自分で頭を洗わないセレブがいる。

 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 厳しい寒さに耐えられないときには「ヨモギ蒸し」 

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1度経験してみたいという外山さんに、実は経験したことがあると告げる吾郎さん。マッサージに行くお店にたまたま「ヨモギ蒸し」チェアが置いてあり、これは何ですか?と尋ねて聞いているうちにやってみたくなり、男性ではしたことがないのですが…と言われつつも経験してみた吾郎さん。 吾郎「僕の穴からも入っていくのかな?……でも、僕は多分、半分しか味わっていないと思う」うん、穴が一つだからね。さすがのジェーンさんにもこんな話していいのかとボヤいていましたが、大丈夫。その人もっと赤裸々なお話もTVで公開してますからw 

行きたい外山さんに「行きましょう」とジェーンさんが誘えば、「行きましょ♡行きましょ♡」とノリの良い吾郎さんなのでした。

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 痩せてみせねばならない時は「リンパドレナージュ

やはりいきなり痩せてみせることは無理。でもTVの収録があったり、イベントがあって人前に顔を出さないといけないときに駆け込めば、小顔マッサージでキュッと顔を引き締めてくれる。⇒リンパドレナージュ(リンパマッサージ)

ジェーンさんが隣にいる外山さんのフェイス周りのリンパの流れをマッサージで促進し始めると、吾郎「僕も触っていい?」と席を立って外山さんの隣に。吾郎「ここ(鎖骨下リンパ本幹部分)の鎖骨に指を入れて、ここ(顎下リンパ節部分)をこうやってこうなって伸ばすの」と容赦なく外山さんの体に触れて指を入れ、小顔マッサージについて詳しく説明する吾郎さん。そんなためらいもなく触れる吾郎さんになすがままの外山さんの関係が素晴らしいです。

続いてジェーンさんが「首が……」と外山さんに説明しようとして、彼女の後ろ首の一部が盛り上がっているのに気づいしまい、「ここ盛り上がってるじゃない。これ、埼玉連れて行って頂いてよろしいですか?」と。

吾郎さんに連れて行ってもらい、一発で骨引っ込めてもらってね、外山さん。

ジェーンさんにとって40代になって何が楽しいかといえば、これまで効果のなかったものが俄然効果を感じられるようになったこと。それは体が……(以下、自粛w)

 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 欲望を満たす夢のようなお店

数多あるマッサージ店を放浪する中で、ジェーン・スーさんが見つけた夢のようなお店とは?外山さんが朗読します。

 

外山「世に存在するサービスや商品は、人の欲望が生み出したもの。
しかしマッサージジャンキーの私が願う、いくつかの「あとちょっと」がすべて満たされる店にはなかなか巡りあうことができません。
例えば、夜遅くまで営業しており、施術のバリエーションは豊富。
コース内容の組み合わせは自由度が高く、施術者は経験豊富な手の冷たくない女性。
店内は清潔で、気取らない程度にお洒落なら尚良し。
施術はすべて広めの個室で行われ、心のこもったサービスを提供しながらも、値段は至ってリーズナブル。かつ、ロケーションは駅近に限る。
アーッハッハ!笑止!
そんな都合のいい店があるわけないだろ!
そう思っていました、昨日まで。
でもあった。渋谷にあったんだよ。
このお店、実は決まったメニューがありません。
こちらが指定するのは時間だけで、施術者は客の声を聞きながら、手揉み、タイ古式ストレッチ、足裏、オイルマッサージ、フェイシャル、足踏みを組み合わせてメニューを考える。
つまり、メニューはお客様ごとにカスタマイズされる理想的なシステム!
夢か!
想像ですが、この店のオーナーは相当な金額をマッサージに突っ込んだに違いない。さまざまな店に通った挙句の“あとちょっと……”がルサンチマンとなって溜まっていなければ、こんな事態を思いつくはずがないのです。
想像上のオーナーに親近感が湧き、私は再訪を胸に誓い、足取り軽く店を後にしました」
※『今夜もカネで解決だ』より一部抜粋

   

渋谷のまさに絵に描いたような雑居ビルの中にあるため、入るのを一瞬ためらうようなところにあるそうです⇒渋谷道玄坂の隠れ家サロン リラクゼーションまるめ

 

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f:id:kei561208:20170403184932j:plain スーさんのオススメポイント① カフェのような和みの内装 

f:id:kei561208:20170403184932j:plain スーさんのオススメポイント② 施術者も“施術者でございます”といった堅苦しさがなく、カジュアルな服装で清潔感がある。 

f:id:kei561208:20170403184932j:plain スーさんのオススメポイント③ 足湯の桶も民芸品みたいに可愛い。 

f:id:kei561208:20170403184932j:plain スーさんのオススメポイント④ また足湯を楽しみながら施術者の方と今日はどこが辛いですか? では下半身はこうしましょう、上半身はこうしましょう。とメニューも相談しながら分けてくれる。

吾郎さんも行ってみたいと口にしていたので、いつか行けるといいですね。まあ、放送後は混雑するでしょうからしばらくは無理だろうけれど。ジェーンさん曰く、オーナーが“完璧なお店がない!”と言って自分で作ったのだろうなと勝手に思ってるのですが、オーナーに一番親近感がわくお店。

 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain イケメン施術者は苦手

そんなマッサージジャンキーのジェーンさんですが、唯一苦手とするのが“イケメン施術者”。というのも、きっと私の人生で絶対に話すことがないだろうと思われるイケメンに体を触ってもらうのが申し訳ないと。例えば足裏がガサガサでも女性同士なら、そういう日もあるよねと理解してもらえるものの、イケメン相手だと何の罰ゲーム!なのだと。私は前世で何をしたのかと思ってしまうので、やはり施術者は女性がいいそうです。 優しいイケメンなんているわけないと言ってしまったジェーンさんですが、目の前にいますよ~、信じられないぐらいに優しいイケメンが。

 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 究極の癒しアイテム「マッサージチェア

これまで数々のマッサージ店にさ迷い続けてきたジェーン・スーさん。ついに30万円ちょっとする究極の癒しアイテムとして『マッサージチェア』を購入してしまったそうです。 座り心地は座ったことはないけれど多分飛行機のファーストクラス並。そしてその機能の進化は半端なく、10年ほど前、同じく30万円するマッサージチェアを購入、しかし手放してしまった吾郎さんらにその最新マッサージチェアを体験してもらうことに。

 

座った瞬間に吾郎さん、「普段乗っている飛行機のイスみたい!こういうイスだ。普段乗っている飛行機のイス」とさっそくのジェーン・スーさんの感想に被せるようなコメントをw 

とにかく10年前とは全然違い、人の手でマッサージされているかのようで、「こんな来るのか、お前!お前、こんな来るか!」 という興奮が伝わるコメントが。外山さんも「気持ちいい♡」マッサージチェアに癒されてました。

 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain アラフォーの悲痛な叫びを代弁した新しい言葉「未中年」

この言葉をテーマにジェーン・スーさんは漫画の原作にも初挑戦。主人公の亜弥(40歳)は仕事でも家庭でも満たされない日々を過ごし、「大人だって誰かに褒められたい」、「もう少し大切にされたい」ともがく。中年だけど心はまだ大人になりきれていない「未中年」女性の葛藤を描いたもの。

未中年?四十路から先、思い描いたことがなかったもので。? (バンチコミックス)

未中年?四十路から先、思い描いたことがなかったもので。? (バンチコミックス)

 

そんな「未中年」世代の3人が40歳を超えて何を思う?

 

スー「40歳から先ってぼんやりしてませんでした?昔。なってみて実際、“あ、意外!もっと自分って大人っぽくなるもんだと思ってた”とか」
吾郎「思ってる、思ってる」
スー「そう。こんなとこにまだ私悩むのかとか、いろいろあって」
吾郎「自分が想像した40代じゃないよね」
外山「本当」
スー「想像していた40歳像と1番違ったところって、お二人どうでした?」
吾郎「なんかすごく落ち着いていて、言葉に重みがあって、そういう存在だと思っていたけど、何にも変わってないです。20代と今は。そっちはどう、イメージ違う?」
外山「とても40歳とは思えないですね、自分が。すぐ怒るし」
スー「そう、すぐ怒るしね」
外山「すぐ怒るし」
スー「怒ってるわけじゃなくて、外山さんの場合、許せないことを“許せない”って口に出さないと気が済まないんですよね。怒ってはいない」
外山「(笑)」
吾郎「その、正義感が強いとか、そういうのは変えなくていいんじゃない?」
スー
「私は自分がやっぱりちょっとの嫉妬。みっともない嫉妬をしたりする時がやっぱあって、自分と同じような仕事をしている人がすごく褒められたりすると(吾郎:嫉妬するよ)ね。人に対する期待とかも。仕事もそうだし、プライベートも“まあ、こんなもんか”という“人に過剰に期待をしない”という諦めじゃなくて、“誰のことも信用していない”ってことないと、結局、自分の人生の舵を人に渡すことになる。外山さんの人生は外山さんが主人公じゃないですか。私の人生は私が主人公で、私にとって外山さんは私の人生の大事な登場人物なんですけど、この意識をなくすと外山さんの人生の登場人物になっちゃうんですよ、私が。そうなるとどんどん人の人生に巻き込まれていくだけで、“どうせ私なんか”って自分自身の自尊心が下がっちゃう。やっぱ“その舵を手放すな”っていうのはすごく思いますよね」
吾郎
「いい人ほどなっちゃうかもね」
スー
「そう」
吾郎
「ね」
スー
人のこと思いやれる人ほど損をしていくのは良くないじゃないですか」
外山
「諦めるとなんか(人に)興味もなくなっちゃうんだなってすごく思ったことあります」
吾郎
「これからじゃないですか、やっぱり……って、急に慰め合ってw」

 

さっきまで穴が1つだ、2つだと下系を言ったり、マッサージチェアに大興奮したりと不真面目だったかと思いきや、本当にどストレートに自分たちの年齢が抱く理想と現実を語る三人。ジェーン・スーさんもそうですが、吾郎さんにしても、外山さんにしても必要以上に自分たちを飾らない人たちであり、自分たちの意見はきちんと意見として口にされる方たちだからこそ、この3人は共感関係なく波長が合うのかもしれませんね。

そんな『未中年 (バンチコミックス)』の漫画を描かれたナナトエリさんも『ゴロウ・デラックス』を視聴していたらしく、

 

 

 

コミックパンチで3話まで読めますので、よろしければお楽しみ(?)ください。

www.comicbunch.com 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 山田くんの消しゴムハンコ

そして恒例の消しゴムハンコですが、ヨモギ蒸し体験中のジェーン・スーさんの姿を作成したものの、吾郎さんにも突っ込まれたように頭と体のバランスが良くなかったせいか、いまいち誰かよくわからない結果にw 

 

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今回もジェーン・スーさんとの掛け合いが楽しい『ゴロウ・デラックス』でした。

前回、共感できる=面白さにつながらないものを書きたかったと仰っていた又吉さんとは真逆の、共感できる=面白さの回だったなと。狙ったわけでもなく、偶然だとは思いますが、まさにジェーンさんはTV視聴者層とも合致し、共感しやすいと同時に反響も大きく、結果、次のゲストとして再度呼ぶというサイクルの中にいらっしゃるんだろうなとは思いました。もうこうなったらジェーン・スーさんには頑張って年に1回は本を出してもらい、準レギュラーの面目躍如で番組に出演していただかねば。 

 

 

そして恒例、『Book Bang』さんによる『ゴロウ・デラックス』ジェーン・スーさん出演回の記事がこちら↓ 

 

www.bookbang.jp