【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『大家さんと僕』と『ゴロウ・デラックス』

2018年4月12日放送の『ゴロウ・デラックス』第292回目のゲストは、大家さんとの一風変わった2人暮らしを描いた漫画が大ヒットしているお笑い芸人のカラテカ矢部太郎さん(40歳)弄られキャラとしてバラエティ番組で活躍する傍ら、自身初となる漫画

 

大家さんと僕

大家さんと僕

 

 

発売と同時に話題となり、20万部の大ヒットを記録中。吾郎さんも"こんな大家さんがいたらいいなあとか、この二人の日々が"と羨ましがるほど、大家さんと矢部さんの関係というのは独特のもの。例えば洗濯物を取り込んでくれたり、余った食べ物をくれるのはもちろんのこと、休日には二人でお茶に行ったり、家に帰ったら大家さんに電話。挙句の果てには二人で鹿児島旅行をするなど、大家さんと入居者の枠を超えており、それがなんと8年も続いているのです。

 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 大家さん宅に住むきっかけ

この前には普通のワンルームのマンションに住んでいた矢部さん。その部屋で深夜番組のロケをすることになり、ポケバイを部屋の中で走らせたり、霊媒師の方が来て、部屋中にお札を貼りまくったりした結果、それを見た大家さんから「矢部さん、もう更新しないでもらえます?」と言われてしまい、いろいろ探していたらこの物件を見つけたのです。入居するきっかけは大家さんにご挨拶に行くとごきげんようと言われた矢部さん。そんな言葉で挨拶される方は初めてだったので、素敵な方だなあと一目惚れで住むようになったのです。

 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain サプライズ誕生日、ケーキは〇〇〇

一体、どんなサプライズが? そのシーンを矢部さんを吾郎さんが、大家さんを外山さんが朗読します。

 

矢部ナレーション(吾郎):大家さんにお買い物用のカートの組み立てをお願いされました。
矢部(吾郎)「こういうカートって便利そうですね」
大家(外山)「便利というか、これがないと転んで最悪死んでしまいますから」
矢部ナレーション(吾郎):急に緊張感が……失敗できない……ネジ良し。その時、
(電気が消える)
大家(外山)「はぴいばすでいとぅやあべさあん」
矢部ナレーション(吾郎):大家さんが僕の誕生日をお祝いしてくれたのです。明かりがつくと大家さんのケーキはおはぎでした。刺さっているローソクは仏壇用でした。
大家(外山)「誕生日の歌、初めて歌ったわ。戦時中は英語は禁止だったから」
大家ナレーション(外山)英語を使うと一回につき、五銭罰金だったの。
矢部ナレーション(吾郎):ビッグ3ゴルフ?
大家ナレーション(外山):おはぎもあの頃、砂糖の配給が終わってしまってからは甘くなくってねえ。おやつって言っても炒った豆とか。
矢部ナレーション(吾郎):節分?
大家ナレーション(外山):塩とか。
矢部ナレーション(吾郎):調味料!?
大家ナレーション(外山):今からは想像もできないでしょうね…これ良かったら。
矢部(吾郎)「ええ? いや…」
大家(外山)「なにか美味しいものでも食べて」
矢部ナレーション(吾郎):大家さん、食べづらいです…。
矢部(吾郎)「では…」
大家(外山)「本当の誕生日は明日ですよね?」
矢部(吾郎)「え?」
大家(外山)「年寄りは今日お祝い出来てよかったわ。明日は大事な人とパーティーですものね」
矢部(吾郎)「…あ…いや…は、はい」
矢部ナレーション(吾郎):次の日
矢部(吾郎)「まだ早い」
矢部ナレーション(吾郎):大家さん。来年は当日でもいいですよ。
2018年4月12日『大家さんと僕』より

 

ちなみに正直に「僕、当日も暇です」と告げ、さくらんぼが大好きだという話を以前にしたら、次からはさくらんぼにロウソクを立てて……くれた、そう、ですw

逆に大家さんの誕生日はどうしているのかというと、この前の誕生日にはマグカップ「使ってください」と贈ったものの、「矢部さんに貰ったものは使えないわ」と飾っているそうです。

 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 伊勢丹ランデブー

矢部さんとのお出かけを楽しみにしているという大家さん。その中でも思い入れのある場所が伊勢丹なんだそう。そのシーンを矢部さんを吾郎さんで、大家さんを外山さんで、伊勢丹の店員などを矢部さんで朗読。

 

大家(外山)伊勢丹でお食事しましょう」
矢部(吾郎)
「はい」
店員(矢部)「いらっしゃいませ。お話してたお二階の方ですか?」
大家(外山)「そうです。入り口にあった絵、長嶋茂雄さんの描いた絵よ。ランチのコースにしましょう」
(コース料理がテーブルの上に)
大家(外山)「きのこのいい香り。もうすぐ秋ですね」
矢部ナレーション(吾郎):食事で季節を感じるなんていつ以来だったでしょうか。
大家(外山)
「これ半分食べきれないのでどうぞ」
矢部(吾郎)「はい、頂きます!」
大家(外山)
「お刺身も半分どうぞ。これも固いから全部どうぞ」
矢部(吾郎)「あ、はい…」
店員(矢部)「最後はウニとアワビの炊き込みご飯、お取り分けします」
矢部(吾郎)「あの…少しで良いです…」
大家(外山)
「矢部さん、昔は食べ物なくって大変で」
矢部(吾郎)「全部いただきます!」
大家(外山)「いいお味でしたね。今度いいひととランデブーでいらしたら?」
矢部(吾郎)「あの…今日は僕にご馳走させてください」
矢部ナレーション(吾郎):ランチなのに一万円超えてる! 恐るべし! 長嶋さんの絵がある店!
矢部(吾郎)「あの…この後のお茶をご馳走…」
大家(外山)
「いいのよ。地下でお買い物いいかしら」
店員(外山)
「いらっしゃいませ」
店員(矢部)「あら、今日はお付き添い?」
大家(外山)
「たらこくださる?」
店員(矢部)「今日のたらこいいですよ」
矢部(吾郎)「えー、僕も買おうかな」
矢部ナレーション(吾郎):なんか地元の商店街ぽい、結構人情あるんですね。たらこが二千円? 百円スーパーで百円のを買ってる僕には!
矢部(吾郎)「家にまだ…あったかな…」
エスカレータに乗りながら)
矢部(吾郎)「あの…いつも伊勢丹で買われるんですか?」
大家(外山)
「そうね。食品、洋服、家電、なんでも」
矢部(吾郎)「家電も! 売ってるんですね…えっと、なんで…」
大家(外山)
「なんで? そうねえ…家族で乗りに来たの」
矢部(吾郎)「乗りに?」
大家(外山)
「初めてエスカレータが出来た時に、楽しい乗り物だったわ」
矢部(吾郎)「乗り物?」
大家(外山)
「戦前の話よ。私もお子様だったの。その頃から変わらないから、ここは。周りは新しい知らない建物ばっかり。私は入れないわ」
(タクシー内)
運転手(矢部)「お買い物ですか?」
矢部(吾郎)「あー、ランデブーです」
運転手(矢部)「え?」
矢部ナレーション(吾郎):今日から…僕にとっても伊勢丹が大切な場所に、なるには…まず収入が…たらこ…二千円…。
2018年4月12日『大家さんと僕』より

 

まるで恋人みたいな関係の大家さんと矢部さんですが、ランデブーのコースはまず伊勢丹にランチ⇒近くのカフェでお茶⇒帰宅後、ほうじ茶などを飲む全部で4時間のコースなんだとか。

 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 一緒に鹿児島旅行!!

さすがに大家さんとは旅行行かないですよと吾郎さんに言われると、さすがの矢部さんも大家さんと旅行に行ったときには「一線超えたな」とは思ったそうでw どうして行くことになったのかというと、旅行の話をしていたら、大家さんが「死ぬまでに一度行きたいところがあるの」しかし年齢からか「一人じゃ行けないわ、自信ないわ」と話をされる大家さんの夢を叶えるために、一緒に旅行まで行くことになった矢部さん。しかし、そこで大家さんからあることを学んだそうで、矢部さんを吾郎さんが、大家さんを外山さんが、そしてえみちゃんを矢部さんで朗読します。

 

大家(外山)「本当に来られたわ、東洋のハワイ」
矢部ナレーション(吾郎):大家さんと飛行機で鹿児島空港に着きました。旅の前に大家さんが鹿児島の本を一冊化してくださっていて、それは観光名所やグルメ情報の乗ったガイドブック…ではなく、70年以上前の鹿児島のことが書かれた本でした。このたびは特攻隊の基地のあった町を目指す大家さんとの二人旅…ではなく。
かよちゃん(矢部)「ようこそ~! お久しぶり~!」
矢部ナレーション(吾郎):大家さんのお友達
大家(外山)「えみちゃんです」
えみちゃん(矢部)「お元気でした~?」
矢部ナレーション(吾郎):えみちゃん(58歳)とのふしぎな三人旅が始まりました。次の日、知覧特攻平和会館に行きました。そこにはたくさんの写真があって、それは若いのに遺影で、たくさんの手紙があって、それは遺書でした。
大家(外山)「当時17歳…私と同い年。私はこんなおばあさんになってしまったわ。えみちゃん、私も涙が止まらない。ドライアイで出てこないけれど」
矢部ナレーション(吾郎):館内はとても広かったので車いすを用意してもらうことにしました。
店員(外山)「どうぞ」
矢部(吾郎)「2台?」
店員(外山)「すみません! 遠くから見たらおじいさんかと!」
矢部(吾郎)「あ…ああ…」
矢部ナレーション(吾郎):外に出ると青い空と青い海がありました。
2018年4月12日『大家さんと僕』より

 

同い年ぐらいの特攻隊の方々に一度お会いしたかった大家さん。きっとそこには追悼の気持ちがあったのでしょう。

 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain ゴロウ・デラックス』出演報告

日々の出来事をお互い報告し合う大家さんと矢部さん。もちろん、矢部さんは『ゴロウ・デラックス』に出演することも大家さんに報告したそうで、そのときのことも漫画に描いていただきました。

 

 

芸能人のほとんどを知らない大家さんが実際に「この人、好き」と語っていた感想を矢部さんから聞くなり、カメラ目線で「大家さん。僕とランデブーですよ」と決顔の吾郎さん。もちろん、即効矢部さんから「僕の大家さん、取らないでください」と言われちゃいましたが。

 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 矢部さん宅へロケ

 

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実は新宿の某所にある矢部さん宅は22畳もあって95,000円という家賃なのだとか。

また画像にも載っていますが、右側にある大きな赤いスーツケースは大家さんからの頂き物で、キャスターが壊れるまで矢部さんが海外ロケに行くたびに使っていたのだそうです。でも実は一度粗大ごみで出そうとしたことがあったそうで、大家さんに見つかり、「矢部さん、外に置き忘れていたわよ」と言われてからは心を入れ替えたそうでw

 

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他にもお裾分けで皿ごといただいたり、そのためこの同じキャラクターだけれど違うお皿が矢部さん宅には何枚もあるのです。それ以外にも部屋を更新する際に、更新料を貰うのも申し訳ないし、何かお返しをしたいと大家さんに言われ、ならトースターをくださいと矢部さんがいったら、例の伊勢丹で一番良いトースターを買ってくださったり。ただそんな中で矢部さんが一番大切にしているのは、大家さんからいただくお手紙。

 

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大家(外山):寒い日が続いていますね、お元気でしょうか。今月に入ってお会いしていませんね。そろそろご都合のよろしい日、ご一緒致しましょうね。よろしい日、ご連絡を。

 

本当に何気ない日常の会話がそのまま手紙になった素敵なお手紙の数々。仕事をして、疲れて帰ってきたら郵便ポストにこの手紙が入っている。大家さんの気持ちが入っているようで、ほっこりします。

実は本日の収録で3人の前に置かれたティーカップはその矢部さんが大家さんからいただいたもので、キレイなカップ「絶対に矢部さんの部屋より僕の部屋のほうが合います」と言っちゃう吾郎さん。中身もいつもとは違って紅茶が入っており、「FORTNUM&MASON」なのだとか。大家さんが好きでよく買われてるそうなのですが、吾郎さんも好きで伊勢丹でよく買われているのだとか。

 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 山田くんの消しゴムハンコ

 

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次週のゲストは2度目の出演となる春日太一さんと、スペシャルゲストとして岩下志麻さんが登場されます……いや、本当に関東ローカルの出演ではもったいないゲストが。

 

 

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