- 考える葦 -

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『豪華漫画家・総集編』と『ゴロウ・デラックス』

2017年3月30日放送の『ゴロウ・デラックス』第244回目は、2011年4月14日(木)の番組放送開始から次の放送で7年目を迎えるということで、「7年目突入特別企画」としてこれまで出演くださった(外山さんに代替わりしてからの)大御所漫画家さん総集編スペシャルをお送りします。

 

ちばてつや……第147回放送(2015年1月15日・伝説の漫画家シリーズ第3弾) 

 

あしたのジョー(1) (講談社漫画文庫)

あしたのジョー(1) (講談社漫画文庫)

 

 

 

《2017年3月30日放送分》

吾郎「すごく良い方」

外山「ねえ。漫画教室、描いてくださらないですよ、普通」

吾郎「そうですよ。スタッフがもう図々しいから、頼むんですよ~」

外山「吾郎さんだって、吾郎さんへって描いてもらってたじゃないですか」

吾郎「ダメもとで頼むんですよ。ダメもとで頼むんですよ、スタッフって、テレビ局の人って」

外山「そうですね」

 

 

放送時のちばてつや先生があしたのジョーを描いてくれた貴重なVTRが。

ちばてつやマンガ教室」で漫画の描き方を実際に描きながら説明してくださるちば先生へと、“ちょっと……先生のジョーが見たい、見たいんですけど”とおねだりする吾郎さん。さらに“先生。先生、ジョー描いていただいてもいいですか?”と促してくれる外山さん、良いコンビです。

そしてあっさりとOKをして左向きのジョーを迷いなく、さささっと描きあげてしまうちば先生を見ながら“絶対、持って帰ろう!”と力強く告げる吾郎さんは、さらに図々しくもちば先生に向かって“え~と、僕は稲垣吾郎……”とキャンパスにサインを書いてくださいとお願いする始末w

そんな図々しい吾郎さんに「to GOR♡」と書き、さらにサインも入れてくれる優しいちば先生の姿に、両手人差し指のみを1本立てて、左右上下に不思議な喜びの舞を披露する吾郎さん(隣の外山さんは爆笑w)

さらに「あしたのジョー」衝撃のラストシーンについては、“描いているときはすべてのエネルギーを出し尽くして、え~いわゆるなんていうんですか、抜け殻みたいになった…彼のその姿を描きたかったので、生きているとか、死んでいるとか、なんにも考えてないんです”とちば先生。ただ、ラストシーンについては原作者にもいろいろ考えていただいたものの、これだ!というのが思い浮かばなかったのが、“自分は真っ白に燃え尽きたいんだ。ブスブスくすぶった人生じゃなくて、真っ赤に燃えて、真っ白な灰しか残らないぐらい燃え尽きたいそういう思いでボクシングをやっている”と語っているとあるシーンを編集者に教えてもらい、そこから例のラストシーンがぱっと頭に思い浮かんだのだそうです。

そういろいろ語ってくださったちば先生の今年1月に発売された本が絶賛発売中!

 

ちばてつや自伝 屋根うらの絵本かき

ちばてつや自伝 屋根うらの絵本かき

 

 

藤子不二雄Ⓐ氏……第169回放送(2015年7月16日・伝説の漫画家シリーズ第4弾) 

 

まんが道 1 (GAMANGA BOOKS)

まんが道 1 (GAMANGA BOOKS)

 

  

 

《2017年3月30日放送分》

吾郎藤子不二雄Ⓐ先生、朗読も一緒にしてくださいましたね」

外山「はい、ドーンって」

 

  

藤子不二雄Ⓐ先生が喪黒福造役を朗読する貴重なシーンが。

 

 

〈ナレーション〉規則正しく通勤電車に乗るサラリーマン、半出押作。彼には秘密の意中の女性がいた。それは毎日電車の窓から見かける名前も知らない女性。そんな半出の心に喪黒福造が迫る。

喪黒(藤子)「半出さん、どうも……。いかがです。今日あたり思いきってあの駅で途中下車なさったら……」

半出(吾郎)「喪黒さん!いったい、あなたはなんだってそんなお節介をするんです!?」

喪黒(藤子)「半出さん、あなたはもうすぐ定年ですよね!この辺で一度ぐらい、ちょっとした冒険をしてもいいころです!」

半出(吾郎)「冒険?」

喪黒(藤子)「そうです!あの駅で途中下車して、あのコに会いにいくのです!あなたは潜在意識であのコに会いたい……とずーっと思い続けてきましたね!その夢を今夜こそかなえるのです!ドーンッ

〈ナレーション〉こうして人生で初めて途中下車した半出。しかし、間違えて違うお店に入ってしまい、そこでいつの間にか飲んで寝てしまい……目覚めるととんでもない金額の請求が。

半出(吾郎)「あっ!ここだ。あ!あのう……」

女性(外山)「ああ、カスミさん?彼女家が遠いのでさっき帰ったわよ。ちょいとおじさん!飲んでってよ!あたしがサービスするから……」

〈ナレーション〉お目当ての子には会えず、タクシーで家路に。すると―――…

半出(吾郎)「ただい……、ああ~っ!? な、ないっ!ないっ!ないっ!家がな~いっ!?

喪黒(藤子)「やれやれ、悪いことをしてしまいました……やっぱり、あの人は途中下車すべきじゃなかったようですな、ホーッホッホッ」

 

 

実はこのエピソード、藤子不二雄Ⓐ先生の実体験から生まれたそうです。

先生は毎日、小田急線で電車通勤をしていたそうで、帰りに下北沢という駅に止まるときに駅越しに見えるマンションである日、外山さんみたいな素敵な女性が夕涼みをしているのを発見。可愛い子だなあと藤子先生は見ていたのですが、その先生の近くには定年間際の男性が。その10日後に同じ電車に乗れば、また同じ男性も立っており、しかし、マンションにいるはずの可愛らしい女性の不在に、心なしか寂しそうな男性の姿があり、“これは使える!!”と喪黒福造のエピソードに繋がるわけです。

そんな43年もの間、漫画を描き続けてきた藤子不二雄Ⓐ先生の「まんが道」「愛…しりそめし頃に… 」を徹底解剖した本は絶賛発売中です。

 

まんが道大解剖 (SAN-EI MOOK)

まんが道大解剖 (SAN-EI MOOK)

 

 

さいとう・たかを……第213回放送(2016年7月21日【課題図書】劇画1964(リイド社))

 

  

 

《2017年3月30日放送分》

外山さいとう・たかを先生、ゴルゴ」

吾郎「はい、特に僕が銃とかを好きになるきっかけを与えてくれたような作品なので」

外山「締切日ですもの」

吾郎「そう、よく行くよねえ」

 

 

総集編で流れたのは、さいとう・たかを先生へと挨拶をする吾郎さんと外山さんのお二人に、ちょうど先生が扉絵を描く作業をしていたため実際にこの目で描いているのを見せてもらったシーンと、吾郎さん自身も語ったように銃好きな吾郎さんが思わず大興奮した300挺のモデルガンが置いてある小部屋へと行ったときのシーン。詳細については下記に書いたブログを参照ください(手抜きw)

 

kei561208.hatenablog.jp

ちなみに4月5日(水)にはさいとう・たかを先生の最新刊である184巻が発売。

 

ゴルゴ13 184 ACT-X (SPコミックス)

ゴルゴ13 184 ACT-X (SPコミックス)

 

 

秋本治……第232回放送(2016年12月22日【課題図書】「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「BLACK TIGER―ブラックティガー―」(集英社))

 

 

 

《2017年3月30日放送分》

外山秋本治先生。いらっしゃいましたね、亀有に、はい」

吾郎「ねえ、まあ、ちょっとこれは最近のことですけれども、秋本先生も両さんみたいな方と思いきや、穏やかな方で」

外山「そう」

 

 

こち亀」連載終了直後の秋本先生のアトリエへと伺う吾郎さんと外山さんのお二人。何をしているのか尋ねる吾郎さんに、新連載となる「BLACK TIGER―ブラックティガー―」を描き始めている秋本先生。長期連載漫画が終わって休むとモチベーションが下がってしまうので、終わった直後にすぐ自分を追い込むために次のを描き始めるのだと語る先生に、生で両さんを描くのを見てみたいとまたしてもお願いする吾郎さん。

サラサラサラッとマジックペン片手に左向きの両さんをあっという間に描き上げた秋本先生の横で吾郎さんが外山さんへと向かい、“何かお願いがあるんじゃない?”と最早恒例となったおねだりが……それに対し、“言わせます?”と苦笑しつつも秋本先生へと一歩前に出る外山さんは、“ここにいる稲垣吾郎さんを「BLACK TIGER」に登場させて……”と吾郎さんにねだられるままに告げれば、“そんなこと僕からは言えないよ”と小芝居が入る『ゴロウ・デラックス』w

しかし優しく“なんとかやります。だってすごい銃に詳しいじゃないですか”と応えてくれる秋本先生に、“僕、銃何持つんですかね?”と興味津々な吾郎さんは、とりあえず今日一日接した先生の吾郎さんに対するイメージで銃を描いてほしいと(つまり銃は持たせてください)ねだった末に描いてもらった漫画がこちら。

 

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うん、実際に「グランドジャンプ」で新連載が始まった号を購入したものの、当初はどこに吾郎さんがいるのかと何度も何度も読み直した吾郎さんファンはかなり多いはず(私だw)しかし指名手配犯ならば“DEAD or ALIVE”と描かれるところを吾郎さんだけ“A LIVE GORO”と描いてくださる秋本先生の優しさ。だが、肝心の吾郎さんがどんな種類の銃を持つのかワクワクしていた部分はコマが小さすぎていまいち判明しないのであったw

そんな秋本先生が4本の連載中の漫画についてはこちら。

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魔夜峰央……第201回放送(2016年3月31日【課題図書】翔んで埼玉(宝島社))

 

このマンガがすごい! comics 翔んで埼玉 (Konomanga ga Sugoi!COMICS)
 

 

 

《2017年3月30日放送分》

外山「“翔んで埼玉”この漫画も衝撃的でしたね。ちょっとびっくりした」

吾郎「はい、魔夜先生のオーラも凄い独特で」

 

 

サングラスをして登場した魔夜先生がそのサングラスを外し、新たに色付きメガネに変えるなり第一声が“あ~、明るい”と。その魔夜先生の目を“あっ、すごい優しい目をされてたんですね”と感想を吾郎さんが述べれば、パチパチパチッと瞬きを繰り返し、まるで先生の書かれるパラリロそのもののようだと(by 外山)

その日の課題図書は2015年に「この漫画がすごい!」に選出され、話題となった『翔んで埼玉』。この中から都民に虐げられる埼玉県民の実情を説明する鮮烈なシーンを吾郎さんと外山さんとで朗読するシーン。

 

 

外山(ナレーション)「東京都のとなりに埼玉県という所があります。聞いたことがない?無理もありません。なにしろ埼玉というのはたいへんな田舎なのです。どれくらい田舎かというと―――――…つい10年ほど前までランプといろりで生活していたほどで―――

吾郎(登場人物)「ほや掃除がたいへんだっぺ

               ◆◆◆ 

外山(ナレーション)「最近やっと電気が通うようになりましたが、まだテレビという物がめずらしく、夕食時になると村人が庄屋様の家に集まって見物しています

吾郎(登場人物)「なに日本が戦争に負けたって?

                ◆◆◆

外山(ナレーション)「県知事閣下はいまだに県民から年貢を取りたてていますし、埼玉から東京へ行くには通行手形が必要なのです

吾郎(登場人物)「よーし通れ

                ◆◆◆

外山(ナレーション)「埼玉県民は皆一生に一度は花の都東京を見物したいと思ってますが、なかなか手形が手に入りません

吾郎(登場人物)「死…死ぬ前に一度、山手線に乗ってみたかった

                ◆◆◆

外山(ナレーション)「運よく手形を手に入れても、都内で勝手な行動は許されず

吾郎(登場人物)「なにぃ、三越へ行きたい?生意気を言うな!

外山(ナレーション)「それでも無謀な人間が高級百貨店をうろついていると

ー 警報が鳴り響く ー

吾郎(登場人物)「埼玉狩りだー!いたぞ、あいつだ

外山(登場人物)「たっ、助けてくだせー。おらは何も悪いことをしてねーだ!

吾郎(登場人物)「しょっぴけ!百たたきの上、埼玉へ強制送還だ!

外山(登場人物)「わーっ!

外山(ナレーション)「という具合に武装したガードマンに無理矢理追い出されるのです」 

外山(登場人物)「埼玉…?

吾郎(登場人物)「われわれは埼玉県民を見つけ出すための特殊訓練を受けているのです。消毒しますからさがってください

外山(ナレーション)「ことほどさように東京都民は埼玉を蔑視していたのでありました

                     翔んで埼玉』より一部抜粋

 

 

 強烈すぎる内容ですが、この漫画を思いついたきっかけというのはそれまで新潟に住んでいた魔夜先生。東京方面に行こうと決意に編集長に相談したところ、西武沿線の所沢はとてもいいところだから、ぜひ出てきなさいと言われて上京。結局、4年間所沢に住んで感じたのが、埼玉の人は東京に憧れ、東京や赤坂とかに住みたがっているので、それを漫画にしてみたら面白いかなと描いてみたのがこの漫画だったのだと。

そんな魔夜先生の『翔んで埼玉』のリバイバル大フィーバーに至るまでのまんが道が描かれる「魔夜峰央の“翔ばして!埼玉”」はWEBネットで連載中です。

 

konomanga.jp

 

以上、7年目突入を目前にしての大御所漫画家スペシャルでした♪

総集編といってもただ以前放送した内容の一部を切り取って流すだけでなく、一言コメントかもしれませんが、きちんと各ゲストに対するコメントを収録してくださる丁寧さはこの番組ならでは。しかも、秋本治先生のシーンでは吾郎さんの「BLACK TIGER」に出させてほしいというお願いを放送するだけでなく、総集編を見て、雑誌を入手できない方のために「BLACK TIGER」の世界に登場する吾郎さんもきちんと雑誌を追いかけ、放送してくださるというありがたさ。

地味かもしれませんが、こういう丁寧さの一つ、ひとつが番組のクオリティを保つ要因かもしれませんね。TBS系列の深夜番組としては7年目に突入した『ゴロウ・デラックス』ですが、1年でも長く、そしてより多くの地方局でも放送されるよう、これからも頑張って応援を続けていきたいと思います。

というわけで、公式HPにも番組の感想をお願いします⇒『ゴロウ・デラックス』ご意見・ご感想大募集!| TBS

 

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