【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『あなたの名前を呼べたなら』とシネマナビ

7月31日(水)発売【anan No.2162】の稲垣吾郎シネマナビ!では、『あなたの名前を呼べたなら』(2019年8月2日(金)全国公開中)を紹介。

 

f:id:kei561208:20190802124342j:plain

 

《解説》
経済の発展が著しいインドのムンバイで農村出身のラトナはファッションデザイナーを夢見ながら、メイドとして働いていた。夫を亡くしたラトナは建設会社の御曹司アシュヴィンの新婚家庭で住み込みで働く予定だった。しかし、婚約者の浮気が発覚して直前で破談となってしまい、広すぎる高級マンションに1人で暮らすことになった傷心のアシュヴィンを気遣いながら、ラトナは彼の身の回りの世話をしていた。ある日、ラトナはアシュヴィンにあるお願いごとをする。そのことから2人の距離が徐々に近くなっていくが……。(「映画.COM」より抜粋)

 


映画「あなたの名前を呼べたなら」予告編

 

監督:ロヘナ・ゲラ
製作:ブリース・ポワッソン/ロヘナ・ゲラ
出演者:ティロタマ・ショーム/ビベーク・ゴーンバル/ギータンジャリ・クルカルニ/ラウル・ボラ/ディビヤー・セート・シャー/他
配給: アルバトロス・フィルム
制作国: インド・フランス合作(2018年)
上映時間:99分

 

ここから先はシネマナビで紹介された映画『あなたの名前を呼べたなら』レビューに触れるため、“続きを読む”をクリックしてください。

 

 

どこか懐かしい感じのラブストーリーではあるものの、そこはインドが舞台の映画だけに、階級の違いというのがよく出ているんだなと。
吾郎さんが引っ掛かったという部分。主人公のラトナが雇い主であるアシュヴィンの実家のパーティのお手伝いに駆り出され、使用人たちとキッチンの床に座って食事している姿を観て、アシュヴィンがショックを受けるというシーン。ラトナにしてみたらごく当然のことと思っている。でもアシュヴィンはそこに思い至らなかったことで、彼女を心のどこかで「可哀想」と優越感を持っているのだと。
さらりとそれは差別だと言えるのは吾郎さんらしいし、でも同時にそれを差別だと思わない国がまだまだ世界にはあるのだというのも理解できる。なかなかに難しい問題だなと思いました。