【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『パリ、嘘つきな恋』とシネマナビ

5月15日(水)発売【anan No.2151】の稲垣吾郎シネマナビ!では、『パリ、嘘つきな恋』(2019年5月24日(金)全国公開予定)を紹介。

 

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《解説》
パリの大手シューズ代理店に勤めるジョスランは、女性との一時的な関係を繰り返す軽薄なプレイボーイ。ある日、他界した母の家に残されていた母の車椅子に座っていた彼は、偶然その場を訪ねてきた美女ジュリーの気を引くため、自分は車椅子生活を送っていると嘘をついてしまう。そんな彼に、ジュリーは姉のフロランスを紹介する。フロランスは以前事故に遭い車椅子で暮らしているが、バイオリニストとして世界を飛び回りながら、車椅子テニスプレーヤーとしても活躍していた。魅力的なフロランスに惹かれていくジョスランだったが、最初の嘘を引きずったまま、なかなか真実を打ち明けることができず……。(「映画.COM」より抜粋)

 


映画『パリ、嘘つきな恋』5.24 公開(予告編)

 

監督&脚本:フランク・デュボスク
衣装:イザベル・マチュー
出演者:フランク・デュボスク/アレクサンドラ・ラミー/キャロライン・アングラード/エルザ・ジルベルスタイン/ジェラール・ダルモン/他
配給: 松竹
制作国: フランス(2018年)
上映時間:107分

 

 

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監督のフランク・デュボスクの母親が車椅子を実際に使い始めたのがこの作品のアイデアのひとつだと知り、吾郎さん自身はまだまだ車椅子に対して知識がなく、正しい知識のもとで描かれているかの判断が出来ないため、ちょっと安心すると語ります。パラスポーツを通じ、車椅子について学びつつあってもまだまだ自分でも気づいていないところ、失礼なところがあるだろうと思っている吾郎さん。

主人公のジョスランが車椅子スポーツ選手たちにルールや選手資格について質問するのに対し、不躾すぎるのはどうかと思うものの、疑問は興味を抱くことは大切だと吾郎さんは言います。失礼になるからと遠回りな質問をしたらもっと失礼にある場合もあるし、かといって遠慮して質問しなければいつまで経っても距離は縮まらないと語る吾郎さんに、“聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥”ということわざを思い出しました。知らないことを知らない、わからないことを教えてほしい。そういう素直な部分があるからこそ、知識は増えていくんだなあと。

それにしてもちゃんと作ればヒット作品になったに違いないと。演出的にB級感が否めないものの、こういう映画がないよりはあったほうがいいともあっさり言えてしまう吾郎さんは多様性というものを本当に理解している人なんだろうなと思いました。