【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『ザ・プレイス 運命の交差点』とシネマナビ

4月3日(水)発売【anan No.2146】の稲垣吾郎シネマナビ!では、『ザ・プレイス 運命の交差点』(2019年4月5日(金)全国公開予定)を紹介。

 

f:id:kei561208:20190404010307j:plain

 

《解説》
カフェ「ザ・プレイス」の奥のテーブルには昼も夜も居続ける謎の男。男のもとには人生に迷いがある人たちがたえず訪れる。彼らは願いや願望を男に訴え、男はそれをかなえる条件として、さまざまな任務を与える。がんの息子を救いたい父親は見ず知らずの少女の殺害、アルツハイマーの夫を救いたい老婦人は爆弾を仕掛けることを男から命じられた。願望実現の代償として、男が提示する課題はいずれも他人の運命を巻き込む行為だった。願いをかなえるため、男から無理難題を与えられる人々の運命が次第に交差していく。(「映画.COM」より抜粋)

  


映画『ザ・プレイス 運命の交差点』予告編

 

監督:パオロ・ジェノベーゼ
製作:マルコ・ベラルディ
出演者:バレリオ・マスタンドレア/マルコ・ジャリーニ/アルバ・ロルバケル/ビットリア・プッチーニロッコ・パパレオ/他
配給: ミモザフィルムズ
制作国: イタリア(2017年)
上映時間:101分

 

ここから先はシネマナビで紹介された映画『ザ・プレイス 運命の交差点』の内容について触れるため、“続きを読む”をクリックしてください。

 

 

全編がほぼカフェのシーンだけ。それでもいろんな人のいろんな行動が描かれている群像劇になっているのが面白いと。このアイデアは秀逸だし、低予算で出来るし、舞台にも出来るなと思った吾郎さん。吾郎さんは役者として、やはり何よりも舞台が性に合っていると何度も語ったように、このシネマナビでシチュエーションによっては舞台で観てみたいという言葉が出てくる。特に今は舞台モードになっているとはいえ、それだけ吾郎さんの身近な意識の中に舞台というのは存在するのだなあと。

そして選択肢が与えられる中、結局、自分で決めるんだなと語るのはもうこれは本当に吾郎さんで、最後に語られる願いが全部叶わないから生きていけるのかもしれないというコメントがね、深いなと。欲しいものが、願うものがすべて叶えられたら、それは確かにつまらないのかもしれない。全部が叶わないからこそ生きていける。今、その言葉を吾郎さんが語った文章として読めるのが嬉しい。