【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『天国でまた会おう』とシネマナビ

2月27日(水)発売【anan No.2141】の稲垣吾郎シネマナビ!では、『天国でまた会おう』(2019年3月1日(金)全国公開予定)を紹介。

 

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《解説》
第1次世界大戦の終結目前。仏軍のプラデル中尉からの不条理な攻撃命令に従ったエドゥアールは、小心者の簿記係・アルベールの命を助け、顔に重傷を負ってしまう。良家の御曹司で才能あるアーティストであるエドゥアールは家族にも会いたくないと戦死を偽装。そんな彼をアルベールは手伝うことに。戦後、パリに戻った2人は貧しい共同生活をスタートさせる。そんな折、かつて彼らの上官だったプラデルが財を築いていたことを知った2人はある壮大な詐欺計画を企てる。(「映画.COM」より抜粋)

 


映画『天国でまた会おう』3.1(金)公開

 

監督&脚本:アルベール・デュポンテル
原作&脚本:ピエール・ルメートル
出演者:ナウエル・ペレーズビスカヤート/アルベール・デュポンテル/ローラン・ラフィット/ニエル・アレストリュプ/エミリー・ドゥケンヌ/他
配給: キノフィルムズ
制作国: フランス(2017年)
上映時間:117分(PG12)

 

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アンダーグラウンド』や『Dr.パルナサスの鏡』というたぐいの映画を吾郎さんに思い出させる娯楽大作。予告でベートーヴェン「第九」が使われていますが、当たり前のことといえば当たり前のことですが、 見せる作品によって「第九」の色がガラリと変わるのが面白い。
“ちゃんと心情と馴染んだ実景になっている” 映像の実景には説明しているようなのがあるというのがすごく納得。きっと表現をするというのは必要以上に語り過ぎないことが大事なのではないかなと最近、よく思います。それは演技であったり、脚本であったり、演出であったり。きちんと掘り下げると物語としての広がり、奥行きは出てくるのですが、そこは観る側の想像に委ね、何度も観る楽しみを味わったり、観終えた後に想像する楽しみを残す。良作、傑作と呼ばれるものはちゃんとそれがある。