【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

東京国際映画祭開幕&『半世界』予告解禁

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10月25日(木)15時00分、六本木ヒルズを中心に第31回東京国際映画祭が開幕。まずは日本映画界、世界各国からのゲストがレッドカーペットを歩き、オープニングが盛り上がっていました。吾郎さん、阪本監督を始めとした映画『半世界』チームの皆様の衣装は下記のとおり。

 

 

また会場内では多くのインタビューを受けていましたが、公式のYouTube、及びLINE LIVEはまだ視聴できますので、よろしければそちらをご覧くださいませ。

 


第31回東京国際映画祭 オープニングイベント レッドカーペット|31st TIFF Opening Event Red Carpet

live.line.me 

東京国際映画祭公式インタビュー】(時間3:31:10ぐらい)

 


半世界 公式インタビュー|Another World Official Interview 

インタビュアーコンペティション部門から"半世界"の皆さんです。監督の阪本順治さん、そして主演されました稲垣吾郎さん、長谷川博己さん、池脇千鶴さん、そして渋川清彦さんんです。まず監督からお話を伺いたいと思います。今回あの完全にオリジナル作品ということで、すごく日常を描いているようで不思議なエッセンスもありましたが、どういうところから着想を得たのでしょうか?」
阪本「う~ん、まずはあの稲垣くんと仕事をするという前提で、どういう役をやってもらえればいいかという。そのときに僕があ~、まあ、直感というんですかね。あの山の男というか、土臭い男というのをやっていただいたら、何か新鮮だし、うん、似合うはずだというところから始まり、ただ、あの小さな町の話ではあるけれども、何かそこに狭い間口だけども、まあ、奥行きの深いものを撮りたいということでまあ、いろいろオリジナル脚本を書くときに、今、自分はどういう時代にこの映画を作ろうとしているのかとか、そういうことを念頭に置いて臨みました」 

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インタビュアー「稲垣さんにも伺いたいんですけど、あの似合わないのかなと思ったら似合ってました。そのあたりがすごくリアリティーを持ってらしたんですが、この40歳を前にして焦るには早すぎて、そして諦めるには……とか、いろいろあのあるじゃないですか」
吾郎「そうですね」
インタビュアー「そのあたり、逆だったかな。どういう思いで演じられましたか?」
吾郎「いや、ただやっぱり自分と重なるものが多かったですし、ま、確かにその山の中で一人でこもって黙々とね、あの作業していく職人というのはまあ、僕にはまったくない部分ではあったんですけれども。まあ、風貌もそうですし。ただ、まあ、やっぱりこの年になって、ねえ。人生半ばを迎えて、うん。本当に共感するものが。僕にはまったくないものではあったんですけど。まあ、僕は一人で暮らしてますし、子どももいるわけでもないですし、幼なじみの親友がいるわけでもないので、うん。でも何か本当に、まあ、これから自分がまた生きていく上での何か色んなヒントもいただけましたし。まあ、観る人もすごく新鮮だと思います。僕もこういう役柄は今まで全くなかったので、はい」
インタビュアー「あの反抗期の息子さんを前にという、このどういう自分の引き出しを探って演じたんですか?」
吾郎「いやあ、もうでも監督にそれはもう本当にそれは細かく、手取り足取り教えていただいて。すごく細かくやっぱり演技指導もしてくださったので、そこはもう本当に信頼を持ってるので。う~ん、そうですねえ。まあ、本当に父親の役をやるっていうのはね、増えてはきてるんですけど、全くわからないことなんでねえ。まあ、俳優さんってそういう仕事だと思うんですけど、でも楽しかったです、本当に。まあ、自分の我が息子のようにも最後には思えてきましたし、はい。やっぱり、スタッフもそうですし、キャストもそうですし、皆なんかずっと1ヶ月間、三重県のほうでもう合宿みたいな感じだったんで、本当に家族みたいな感じな思いになって、素晴らしい、はい、思い出となりました、はい」
インタビュアー「前、失礼します」
吾郎「は~い、どうぞ」

 

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インタビュアー「長谷川さんに再び伺います。あの本当に難しい役どころで、穏やかなのかな~と思ったら、あの情熱的な。あの、まあ、ダークな部分もありましたが難しかったですか、演じてて」
長谷川「そうですね、あの色んな過去のある役柄だったので、まあ、自衛隊としてあのいろいろなところに派遣されて、そのところで何があったのかっていうのは僕らもちょっとわからないという。まあ、想像でやっていくしかないところだったんで、そういうところはちょっとすごく積み重ねて、いろんなものを調べて、まあ、どういう体験をしたんだろうなっていうのを想像しながらやっていくというのは結構、あのハードでしたね、うん。心身共にまあ、割と来るものがありましたね、はい」

 

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インタビュアー「ぜひ皆さんの心情をですね、色んな移り変わりをご覧いただきたいんですが、あの夫婦の愛についても素晴らしいシーンがたくさんありました。一言頂戴できますか」
池脇「う~ん、そうですね。稲垣さんとちゃんとお会いするのはもちろん初めてなんですけど、こう何年もいたんだろうなあっていうその空気を醸し出してくださったから、私はとてもやりやすかったですし、はい。後はあの男同士の、あの~飲んでいるところとか、一緒にいて、何だろう。自分も入りたい、楽しそうなその輪にってこの女が入れないようなものを皆さんが出してくれてて、見ててすごくあの面白かったですね」
インタビュアー「また渋川さんも良い味だしてましたね」
渋川「ああ、ありがとうございます、はい」
インタビュアー「ぜひ、皆さんにその男の友情のシーンをご覧いただきたいと思います。そして夫婦の愛について、家族の愛についてもご覧いただきたいと思います。"半世界"の皆さんにお越しいただきました、どうもありがとうございました、ありがとうございました」 

 

 

そして映画『半世界』の解禁となった予告がこちら。


『半世界』本予告 2019年2月公開

 

LINE LIVEインタビュー】(時間1:18:30ぐらい)

 
中井「阪本さん、LINE LIVEです。よろしくお願いします。さて、"半世界"コンペティション部門出品おめでとうございます」
阪本「ありがとうございます」
中井「あの今回、あのお三方を使うきっかけというか、理由というのはどういったところでしょうか」
阪本「三人とも、あの~どこかで会ってるんです。パーティーとか。うん、稲垣くんは慎吾の紹介。で、何かその普段の彼らを見ていて、結構そういうのって僕の中であのメーカーのように情報としてストックしておくんです。それでこの本は、脚本はオリジナルなんで、書き始めてからすぐ彼らの顔が思い浮かんだんで、もう最初の(聴き取れず)でお願いしました、はい」
中井「あの~、元々物語がいくつかに分かれたのが一つにまとめたと伺っているんですけれども、そのあたりいかがですか?」
阪本「ええ、まあ、あの映画化できなかったね、悔しい企画がいくつもあって、ただ、まあ、それをそのままやるわけではなくて、まあ、稲垣くんを真ん中にということで、炭焼き職人というそれだけは以前の企画のまま、稲垣くん、長谷川くん、渋川くん、池脇さんとかを頭に浮かべながらまた新たな物語を書いて、いう感じですね」

 

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中井「渋川さん、今回あの阪本監督とご一緒されましたけれどもいかがでした?」
渋川「最高でした」
中井「具体的にどういうところが素敵でしたか」
渋川「具体的にですか。僕は初めて呼んでもらったんですけど、何かまあ、いろいろと何て言うんですかね。近いところにというか、いた人とかいろいろと映画ももちろん阪本さん映画大好きなんで、そこに呼んでもらってまあ、3週間ずっと伊勢志摩にいさせてもらって、うん。本当に良い役を何か与えてもらって最高でした」
中井「稲垣さんの印象いかがでしたか?」
渋川「稲垣さんの印象は気さくですね、はい。何かそうですね、忙しい人なんで、東京行ったり来たりするのかなあと思ったら、ずっと伊勢志摩のほうにいて、はい。何か気さくな方でした」

 

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中井「長谷川さん、あの阪本監督の印象はいかがです」
長谷川「ものすごいあの~そうですね、抽象画家のような方ですね」
中井「抽象画家、というのは」
長谷川「う~ん、表現があの抽象的で、でもあのすごく芸術的な表現をされてるんで、それをどういうふうに僕が役者として表現したらいいのかというものをすごく悩みます」
中井「役者として試されている感をお感じなんですか?」
長谷川「あ、試されてるなっていう感覚にはなったことはないですけど、でもやっぱり何かそうですね、いろいろとうん。試されているというのは何かすごく心の奥まで、瞳の奥まですごく見透かされてそうな気がするので、そこはありますね」
中井「稲垣さんとの共演いかがでしたでしょうか」
長谷川「とてもすごく楽しかったです、はい。あの~まあ、昔からの幼なじみ、友情、親友という間柄だったんですけれども、すごくあのいろいろ何か感じるものがありました、はい。ぜひ、フィルムを通してあのそういうものが表現出来てると思うんで、表現してあると思うのでぜひ観ていただきたいなと思います」

 

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中井「ありがとうございます。阪本さん、ちょっといいですか。あの~、先ほどあの長谷川さんからですね、抽象画家のような監督だと伺ったんですけれども、その演出方法って割に抽象的に演出されてるんですか?」
阪本「何か曖昧な演出みたいな(笑)」
長谷川「違います(笑)」
阪本「僕はもうクランクイン前にまあ、お食事という形ですけど、一緒に酒を飲んだりして、まあ、打ち合わせというよりはそもそもお互いどんな人間なのかとか。あの芝居話も含めてやって、それからクランクインして、後はもうお互いどんな人間なのかわかった上なので、もう俺は物理的なのをぶつけて。右に歩いて、左に歩いてとか、ここでしゃがめとか。本当そうですよ、うん。ただまあ、あの一応責任を持って、自分が描いたあのキャラクターと一生懸命演技みたいなものをまあ、必ず刷り合わせしながら見てますけど、はい」

 

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中井「稲垣さん、LINE LIVEです」
吾郎「あ、よろしくお願いします」
中井「今回、作品に出演された印象いかがですか?」
吾郎「今回そうですね、あの~いや、もう感激です。本当、作品もすごく満足のいく作品に仕上がりましたし、はい。あの僕も環境を変えて新しい第一歩となった作品でもありますので、もう本当にメモリアルとなる、忘れられない素晴らしい作品が仕上がったと思います」
中井「あの共演者のこの皆さんが僕、映画を観ていて思ったのが、日本を代表する方々ばっかりだなというのがあるんですけれど、どうでした、一緒に演じられていて」
「ああ、もう光栄でした。はい、特にあの、まあね、池脇さんは奥さんの役で、うん。何か二人の空気感って作れたと思いますし、はい。男三人はもう本当に、はい。幼なじみの役で何か男のドラマって僕、今まであんまなかったので。何か骨太な映画とかあまりやんなかったので、はい。何か本当に男同士の友情を感じることが出来て、すごいそういうのも僕にとっては貴重な経験でした」
中井「池脇さんは稲垣さんといかがでした?」
池脇「あの~、何でしょう。この連れ添った感じが醸し出せるといいますか」
吾郎「あ、嬉しいです」
池脇「あの大好きなんだけど、もう腹が立ったりする。そういうの引き出してくれた人だなと思いました」
吾郎「何か本当に、何か場所とかも大切ですよね。あの三重県の伊勢志摩で、で民家を実際お借りして、まあ、オールロケなので。何かそういったもの全部に誘われて、何かそういった空気が出せたのかなあとも思いますし、映画にもそれは伝わってると思います」
中井「あの東京国際映画祭のチケットも即効売り切れたっていう話も聞いてますし」
吾郎「すごいですね、こんなに人が多い。後、こんなにインタビュー受けなきゃいけないと思ってなかった」 

この後はLINE LIVEを視聴されている方へのプレゼントとして、映画『半世界』チームのサインを色紙に書きながら吾郎さんはLINE LIVEからSNSについても語り、モニターに向かって"こんばんは"と手を振ったり、色紙を渡しながら監督に"半世界と書いて"とお願いしたり、またこの視聴されている方がTwitterなどで動画を投稿してくださって、この場にいない人、また視聴できない人にもこの状態が伝わっていることに感謝のコメントを語ってました。

 

 

また公式では視聴出来なかった部分はNB Press Onlineさんが動画でUPされていましたので、よろしければこちらもご覧くださいませ。

 


稲垣吾郎・長谷川博己『半世界』レッドカーペット 東京国際映画祭2018

 

動画を視聴していても伝わってくるのは男性、女性関係なく、大勢の人々が吾郎さんがレッドカーペットを歩く姿に喜び、名前を呼んでくださること。そして多くの報道関係者に呼び止められ、取材をにこやかに、丁寧にされている吾郎さんの姿。それは当日、現場にいた吾郎さんのファンはもちろん、映画ファン、そして業界関係者の多くが実感したことでしょう。改めて吾郎さんはこうやって大勢の人の前に立ち、輝かしいスポットライトを浴びる人なのだと感じます。まずはこの作品に吾郎さんを選んでくださった阪本監督に、共演してくださる役者の皆様に、そして一緒に映画を作り上げてくださった大勢のスタッフ、協力してくださいました皆様に感謝致します。

吾郎さんらが新しい環境となって1年目は吾郎さん自身が語ったことがあるようにご祝儀的な部分もあると思います。本当の意味で真価を問われるのは2年目からの活動でしょう。その2年目の活動となる第一歩の映画で、これまでにない役者・稲垣吾郎を、骨太の作品という形で世に出せるのは本当に幸せなことだと思います。もちろん、その幸運もこれまで吾郎さん自身が誠実に活動してきた形があればこそですが。吾郎さんはもちろん、ファンとしても映画『半世界』は忘れられないメモリアルな作品となるでしょう。そしてこの映画祭が、そしてこの映画がきっかけとなり、さらによりよい作品に巡り会えることを期待したいと思います。

 

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