【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『編集長 稲垣吾郎 #93』(2018.10.10放送分)

10月10日(水)に放送された『編集長 稲垣吾郎』の第93弾。

 

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吾郎稲垣吾郎です。僕が編集長となって皆さんと一緒に女性誌を作っていくというラジオ番組。今週はどんなネタが届いているのでしょうか。それでは、編集会議を始めましょう♪」
2018年10月10日(水)『編集長 稲垣吾郎 #93』より

 

■「GORO's Column」……吾郎さんのエッセイ集『馬耳東風』を先月ようやく手に入れました。前の所有者の方は『馬耳東風』をそれはそれは熱心に読み込んでいたようで、文章のあちこちに蛍光ペンでラインが引かれていて、白黒の本がとてもカラフルになっていました。若かりし吾郎さんの文章を楽しむだけではなく、前の所有者さんはこのフレーズを素敵だと思ったんだなとか、私ならここにラインを引くななど、感想を語り合っているようで一粒で二度美味しい本でした。ところで吾郎さんはエッセイ集を出したり、ブログやananの連載をまとめた本を出したりする予定は今後ありませんか。

f:id:kei561208:20180722231412p:plain わあ、すごいですね、Aさん。もうAじゃないですよ、ベテランですよ。
え、何? これ古本ってことですよね。そうかそうか、えっと『馬耳東風』って言うのは、もう本当に15年ぐらい前に僕が出した、15年以上経つのかな。エッセイ集なんですけれども。これは今買えないか。再版、できないかな。ま、僕が青二才のころのねえ、あの~エッセイなので、ま、ちょっと恥ずかしいですけどね。う~ん。これでもAさんっていうか、その前のオーナーの方、このエッセイ集の。なんでここまで蛍光ペンでラインにを引いてさ、大切にしてたものを古本屋に売ったんだよ。なぜかすんごい嫌われたってことですよね、僕は。
まあ、家はね、1、2冊まだありますけど。
ブログを始めるときに久々に『馬耳東風』もう20、本当にこれはもう22、3のころから26歳ぐらいの間に多分書き留めたものなんですよね。元々は週刊プレイボーイで書いてて、その後コスモポリタンという雑誌でやってたんで。そのまとめた『馬耳東風』のエッセイ集をブログを始めるときにちょっとチラッと懐かしいななんてちょっと読んでみたりもしたんですけど、基本的に何か変わってないですよね。成長してないのかなと思って。それか20代のころ、すごいマセてたのかなと。何か、うん。完成してたのかな。何かあんまり違和感なく読み返したりもしましたけどね、うん。
でも懐かしいですね。これも結構締め切りに追われて、毎回大変だったなあ。原稿用紙2枚だったのかな、言っても800字か。だけど、やっぱそれをね、月一であの忙しい生活の中で書くっていうのは結構大変で。ねえ、いつも同じカフェで書いてたんですけどね。自宅というよりも、うん。何か思い出しますね、そこのこととか。当時は手書きでしたね。パソコンとかも使ってなかったし。汚い感じでしたけどね、手書きで。うん、何か書き終わってそれをそのままファックスで送ってみたいなことやってたんですよねえ。まあ、でも何かそういうときにやってたものが、何か今役に立ってるのかもしれないですし、う~ん。まあ、何かいずれ、本とか出せたらなあなんて思いますけれども。

⇒『馬耳東風』の感想からブログや「anan」のシネマナビなどを出版する予定はありますか?と聞いたはずなのに、着地点が"いずれ本とか出せたらな"というふんわりさが吾郎さんらしいといえばらしいなと。吾郎さんの文章ファンも結構いると思いますので、出来れば出していただけると嬉しいなとは思います。

 


Maria Lynn, Koni - Dive In

 

『編集長 稲垣吾郎ビックカメラコジマの提供でお送りします。

 

■「GORO's Search」……以前、「GORO's Search」で取り上げた板橋区好きなマニアが案内する板橋区のガイドブック『板橋マニア』ありましたねえ。何かちょっと初めてね、これ手に取るんですけれども。もう、ヨダレが出てきそうな、たまらないですね。
いや~、特にね、まあ、僕は板橋区高島平出身なんですけれどもね。何かこう僕が生まれたころにね、この高島平団地ってちょうど本当に生まれたころの1972年とか。そのころからこう開発され始めたと思うんですけれど、そのころ当時のモノクロ写真とかがね、結構載っててね、それがまたたまんないなあなんて思いながらも。後ね、僕の知ってる店とか、わあ、何か板橋区民として行ってみたいなあなんて店がいろいろ載ってたりしたんで、ちょっとね、この本についてまた、ねえ。著者の方にお話伺いたいなということもありまして、本日はですね、この本を企画制作ですね。企画制作しましたフリックスタジオの高木伸哉さんにお電話が繋がっています。

 

板橋マニア――板橋好きが案内する板橋まちガイド

板橋マニア――板橋好きが案内する板橋まちガイド

  • 作者: 橋本敏行,皆川典久,?山英男,吉村生,小林政能,大山顕,飯塚裕介,高島平観光協会(仮),荒井禎雄,刈部山本,ロザリー,高橋法子,塚はなこ,麻生怜菜,板橋区,フリックスタジオ
  • 出版社/メーカー: フリックスタジオ
  • 発売日: 2018/04/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

f:id:kei561208:20180622175426p:plain 板橋区という限定された地域のガイドブックが出版された理由

元々は板橋区監修の本で、板橋区観光振興ビジョンという行政の企画を行うプロジェクトがあり、その一環で観光PRを作ってほしいという話だった。本来であれば手堅い無難な観光PRの、区の広報誌のような本になるはずが、高木さんらが面白がって提案したものがどんどん通ってしまい、結果、このような本になってしまったという。

 

f:id:kei561208:20180622175426p:plain 実があまり板橋を知らなかった高木さん

この本を作るまで板橋についてはほとんど知らなかった高木さん。ただ街歩きのマニアが知りたいにいたため、板橋について聞くと「これは面白いよ」というのでそういう人たちに集まっていただいたり、グルメ情報をものすごく持っているライターの皆さんに企画を作っていただいたり協力してもらい、面白い本が出来た。

 

f:id:kei561208:20180622175426p:plain 板橋出身の吾郎さんが気になったところ

仕事をしていたので中学生時代で板橋を出てしまったとはいえ、実家は板橋にありますし、板橋愛には誰にも負けない吾郎さんがこの『板橋マニア』で気になったのはガイドブックというよりは写真の見せ方として112Pぐらいの板橋団地ツアーという、高島平3丁目の団地の写真が2ページにわたって掲載されているのがいい。123Pの団地の中廊下の写真があるのですが、この撮り方とかたまらないですね。そして122Pの3丁目の低層棟、先に富士山が望めるこの写真とか。また141Pの2丁目にある団地のV字棟もたまらない。郷愁、ノスタルジックな。

ただ、141Pの同じV字団地下にある親指のオブジェ、地元で親指マンションと呼ばれていたのですが、この写真をもっと大きく載せてほしかったと吾郎さん。

itabashi-times.com

この親指マンションのすぐ下にはジーンズショップがあって、吾郎さんはここで生まれて初めてジーンズを買ったのだとか。またその横には今でもインディラというカレー屋さんがあるのですが、皆で小遣いを貯めて、小学生のときに子ども同士でご飯を食べに行ったのがこのインディラだったと。

retty.me

f:id:kei561208:20180622175426p:plain 『板橋マニア』グルメ篇

もちろん高級店もありますが、板橋の大きな特徴としてコストパフォーマンスがよくて美味しいというB級グルメ的なものが多い。そして肉屋さんの美味しい所が多いなと。これは肉の卸問屋さんがあるからなのですが、昔から焼肉屋さんとか駅前に多かったし、板橋は他よりちょっと肉文化かもしれないと吾郎さん。

 

f:id:kei561208:20180622175426p:plain 西台と蓮根で僕が知らないことがあるはずない

板橋愛が強い吾郎さんは『板橋マニア』に夢中になったようですが、ぜひこれは板橋以外にもやっていただきたいと。2020年には東京オリンピックを迎えることですし、23区をもっと掘り下げていくとか、23区以外にも東京の知られざる場所を紹介するとか。ちなみにストーリー性のあるガイドブックだという話から西台と蓮根の間ぐらいの場所に白蛇伝説というページがあるのですがご存じですかと尋ねられ吾郎さん。知らないと答えつつ、西台と蓮根で僕が知らないことがあるはずない。最寄駅ではなかったものの、西台にダイエーが出来、それがすごく画期的だったし、その西台の駅前にあるマクドナルド。そこも吾郎さんが初めて行ったマクドナルドだったし、そのマクドナルドも今もあって、西台への思い入れは強いのだと。

 

f:id:kei561208:20180622175426p:plain 実は北海道出身だった高木さんw

聴いている人を置いてけぼりにしている吾郎さん、話をまとめるためにとりあえず本を読んでいただいてと取り扱っている場所を高木さんに確認しつつ、高木さんの出身地を尋ねると実は北海道だったという素敵なオチがw

 

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⇒板橋在住でなければ置いてけぼりな展開ではあったものの、吾郎さんが前のめりで話を聞くというよりは自分の語りたいことを勢いで、熱を持って喋って、それを聴いているだけであっという間に時間が過ぎていくという。ファンはもちろん、板橋の方々にも吾郎さんの板橋愛ががっつり伝わった「GORO's Search」でしたw

 

■「GORO's Music Library」……9月16日で安室奈美恵さんが引退されました。AbemaTVの特番、吾郎さんもご覧になったんですね。番組が終わるころには、安室さんへの感謝の気持ちでいっぱいになっていました。ライブのビデオを見たら改めて彼女のすごさがわかりました。何か曲をかけてください。

f:id:kei561208:20180722231412p:plain ねえ、そうなんですねえ、安室奈美恵さん。引退ということで。うん、あの僕もね、もうずっと番組もちょうどこの生放送、草なぎくんが司会されてたってこともあるんですけれども魅入ってしまいまして。そう、ま、それであの~番組中ね、あの~草なぎさんに何かツイートしたんですよね。あの~何か皆さんの中でのこう安室奈美恵さんのね、一番好きな曲、最後にかけて欲しい曲か。を募集するっていうので、僕はその"公園を歩くのが好きだな"って何かちょっと呟いたんですね。ま、ヒントのつもりだったんですけどね、うん。ただ何かそれが伝わり方が何か微妙だったらしくて。こう安室さんがまあ、公園を歩くプロモーションビデオのね、『Baby Don't Cry』だと思ってる方が7割ぐらいで、3割ぐらいがね、『a walk in the park』うん。答えはね、あのもちろんこの『a walk in the park』だったんですけれども。

 

 

 


これ何で誤解を招いたかって、これ原因は草なぎ剛にあるんです。
「吾郎さんからTwitter来てました」って言ってて。「僕は"公園を歩くやつが好きだな"ってTwitterありました、吾郎さんから」って言ったんですね。"公園を歩くやつが好きだな"って言っちゃったんだよね。"公園を歩くやつ"ってやっぱりね、『Baby Don't Cry』のプロモーションビデオがやっぱ誰でも思い浮かぶんですよね。曖昧なツイートをした僕が混乱をさせてしまったのが、まあ、草なぎさんに対しても悪かったなと思うんですけれども。ちゃんと読んで欲しいですね。
まあ、生放送中の司会で大変なのは僕もよくわかるんですけれども。もちろん『Baby Don't Cry』も大好きな曲ですし。ねえ、もう安室さん好きな曲いっぱいあるし、ねえ。名曲だらけだし。最近の曲もすごく格好イイですよね、うん。
ま、草なぎさん本当に司会お疲れさまでした。ということで聴いてください。

 

f:id:kei561208:20180723000424p:plain 安室奈美恵a walk in the park

 

f:id:kei561208:20180722231412p:plain まあ、本当いい番組でしたね。何か感慨深かったというか、うん。あ~、自分はこんとき何をやってたんだなあとか、こんな人のこと好きだったなとかね。やっぱ皆いろいろと、ね。安室ちゃんのHistoryを見ながら思うことがそれぞれにあったと思うし、僕もね、そんな気持ちでいっぱいだったんですけれども。埼玉のYさんが仰るとおり、感謝の気持ちでいっぱいになった番組でしたね。

 

 吾郎「皆さんからのメッセージお待ちしております。
『Goro's Column』へは身の回りのちょっとしたエピソードをお寄せください。興味のある話題を特集する『Goro's Search』、リスナー記者の皆さんからのネタをお待ちしております。リクエストは『Goro's Break Time』。お便りは『Goro's Essay』。そして『Goro's Music Library』では、僕の音楽ライブラリーから今の気分に相応しい曲を選曲します。
メールアドレスは“goro@joqr.net”。ハガキの方は郵便番号105-8002 文化放送「編集長 稲垣吾郎」まで。お相手は吾郎編集長こと、稲垣吾郎でした。
それではまた来週、バイバ~イ♪
2018年10月10日(水)『編集長 稲垣吾郎 #93』より

 

【編集後記 2018年10月10日(水)#93】

今回の「編集長 稲垣吾郎」は、「板橋マニア」を大特集!

以前、番組でも紹介した板橋区のガイドブック、「板橋マニア」。
吾郎編集長は、板橋区高島平出身。
板橋愛あふれる編集長が担当の方とアツい板橋トークをくりひろげました。
編集長が生まれ育った団地の風景やグルメの話など、大いに盛り上がりました。

「板橋マニア」は板橋区内の書店やインターネット等でお買い求めいただけます。
ぜひ、板橋に訪れてみてくださいね。

2018年10月10(水)『編集長 稲垣吾郎 #93編集後記』より 

 

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