映画『半世界』第31回東京国際映画祭コンペティション部門出品
本日、6時に正式に情報解禁されましたが、2019年2月に上映予定の吾郎さん主演映画『半世界』が第31回東京国際映画祭“コンペティション部門”に出品されることが発表されました。
開催期間:2018年10月25日(木)~11月3日(土・祝)10日間
会場:六本木ヒルズ、EXシアター六本木、他 《コンペティション Competition》
2018年1月以降に完成した長編映画を対象に、世界各国・地域の応募作品の中から、厳正な予備審査を経た16本の作品を期間中上映します。今年は109の国と地域から1,829本もの応募がありました。国際的な映画人で構成される審査委員のもと、クロージングセレモニーで各賞が決定されます。
邦画として2作品が選ばれた理由については下記のとおり。
『半世界』は阪本順治監督のオリジナル脚本が素晴らしく、3人の友情物語を軸に、複数のエピソードを交えながらやがて命の通った夫婦のドラマとしても見事に結実していく。家族は少し面倒だなと思いつつ父から継いだ仕事に意地で向き合う主人公の姿には崇高なリアリティーが備わっている。自然な佇まいの稲垣吾郎は天性の映画俳優としての演技力をいかんなく発揮し、池脇千鶴が絶品の存在感で脇を固める。『愛がなんだ』は、ロマンティック・コメディー群像劇でキャリアを築いてきた今泉力哉監督が角田光代の原作を映画化した。恋愛ゲームは基盤にあるが、好きな相手に対する想いが究極の形を取るに至り、『愛がなんだ』は並の恋愛映画の枠を超えてゆく。女性作家の視点を得て、今泉ワールドが深化した。コケティッシュな魅力が溢れる岸井ゆきの、ふてぶてしい説得力の成田凌の演技も特筆に値する。両作品ともに本年の日本映画を異なる形で代表する作品である。
なお、9月25日(火)14時からは第31回東京国際映画祭 ラインナップ記者発表が行われます。その様子はGYAO!にて独占配信される予定ですので、ご覧になる予定の方は下記URLを参照ください。ちなみにそちらのURLの予告編では「コンペティション部門」として映画『半世界』が紹介されていますので、よろしければご覧くださいませ。
YouTube版はこちら。
第31回東京国際映画祭 予告編 31stTIFF Tralier
一般のチケット発売は10月13日(土)ただし、ここ2年ほど、一般のチケット販売についてはサーバーダウンなどトラブルが多発しておりますので、チケット入手予定の方は時間と心に余裕を持たせた上で参戦したほうがいいかもしれません。一応、2016年、2017年のトラブルがまとめられていますので参考ください。
10月25日(木)に第31日東京国際映画祭が東京・六本木ヒルズで開幕する際にはオープニングイベントとして国内外からの豪華ゲストが大集合します。レッドカーペットを歩く吾郎さんたちがお目見えするかもしれませんが、一般観覧席は一般販売はせず、クラウドファンディングのみとなっています。特別エリアでのご支援分は完売、レッドカーペット入場券のみ10月12日(金)23:59までの受付となります。
当日はYouTubeやLINE LIVE(2017年はこちらにて配信)、もしくは上記にあるYahoo!映画のGYAO!で生配信されると思いますので、当日、レッドカーペットに参戦出来ない方はこちらのライブ配信にてレッドカーペットを歩く吾郎さんをご確認ください。
2018年2月7日(水)のTwitterで謎のチェーンソーを持つ吾郎さんの姿がUPされ、2月13日(火)に映画『半世界』に吾郎さんが主演すると情報が解禁、さらには2月18日(日)のブログでクランクインを報告、“日常を離れた環境やスタッフの皆様の吹き込む生命によって徐々に作品世界へと誘われていきます”と語っていた吾郎さん。
僕は山の中で何をしているのでしょうか?#とあるお仕事 #チェーンソー #お楽しみに #稲垣吾郎 pic.twitter.com/mau96IlPlj
— 稲垣 吾郎 (@ingkgrofficial) 2018年2月7日
新しい生命 https://t.co/Z6E1lZd6HI
— 稲垣 吾郎 (@ingkgrofficial) 2018年2月18日
撮影を終え、場面写真が解禁された5月、 “映画職人の皆さんがこだわりぬいて丁寧に丁寧につくりあげていく現場というのが僕にとっては最高でした”と充実感をにじませていた作品がこうやって評価され、こうやって東京国際映画祭を通して多くの方に観ていただける機会が設けられたのはとても幸せなことです。また観る人一人ひとりに委ねることができる映画だとも語っていたので、この『半世界』をご覧になられた方々がどう感じるのかが今からとても楽しみです。
一般公開は2019年2月ですが、それより前に鑑賞できる第31回東京国際映画祭。より多くの人に観ていただけたらなと思います。
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