【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『弱さをさらけだす勇気』と『ゴロウ・デラックス』第1戦

2018年8月23日放送の『ゴロウ・デラックス』第311回目のゲストは、今、日本で一番熱い男といわれている松岡修造さん(50歳)

というわけで、今夜の課題図書は、

 

弱さをさらけだす勇気

弱さをさらけだす勇気

 

 

松岡修造さんといえば底抜けにポジティブで、独特な言葉が多くの人に愛され、カレンダー累計発行部数は100万部以上を記録。 

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かつては日本を代表するプロテニスプレイヤーとして活躍し、現在は日本テニス協会理事強化本部副部長としてジュニア育成のため、「修造チャレンジ」を開催、錦織圭を始めとした多くの才能を育てている。

f:id:kei561208:20180621012743p:plain修造チャレンジ | 松岡修造オフィシャルサイト | SHUZO MATSUOKA OFFICIAL SITE

通称:日本一熱い男。しかし意外なことに現役時代はメンタルが弱く、「ガラスのエース」と呼ばれるほど。今回はそんな松岡さんが自分の弱さとの向き合い方を語ります。

……がしかし、呼ばれて登場してきた松岡さんは白いタキシードに身を包み、「よろしくお願いします」と挙動不審にセットを見渡し、「相当、デラックスですね」と小さな声。いつもとは違う松岡さんのテンションに戸惑う吾郎さんと外山さんでしたが、「どちらかというと普段僕はこうですね」と松岡さん。

 

f:id:kei561208:20180622175426p:plain タキシードのワケ

今回で結婚が20年目に突入する松岡さん。実は結婚10年目にも子ども3人を連れてニューヨークで結婚式をしていたのです。そして20年目も同じように結婚式をするつもりでその洋服をコナカさんに作っていただいていたのですが、この番組のオファーをいただいたときにチャレンジしてみたいと思ったものの、“デラックス”という部分がないので洋服で表現してみた結果の白のタキシードだったわけですw

著作を手にしながら、“自分が話すのは正直好きじゃない”松岡さんは、専門が聞くほうなので自分のことなんてどうだっていいと言い出す始末w そして著作と一緒に置いてある紙を手に取るとこれはなんだと尋ね、台本だと知ると“これいらないと。

実は『ゴロウ・デラックス』始まって以来、打ち合わせなしのゲストなのです。吾郎さんに「この本を読んで少年のころの話だとか、自身の実はメンタルが弱いとかそういうとことかも視聴者の方が聞くと考え方のためになると思うし、いっぱい話しましょうよ、自分の話!」と促されて“わっかりました”と(軽w)

と頷いたかと思いきや、唐突に“もう寝たほうがいいんじゃないか?”と言い出すし、いつもに比べるとローテーションながら修造ワールド炸裂中です。とりあえず吾郎さんの「意外と年上の方が見てます」の言葉に納得したのか、“よろしくお願いします”と頭を下げるというw

 

松岡「今回(ゴロウ・デラックスを)初めてみさせてもらったんですよ。
一つ目見て、自分の中で決まってたんですよ。ゼロがいいと思ってました。何にも僕はしない」
プロデューサー「何で真っ新なゼロがいいと思ったんですか?」
松岡「こういうことを聞かれますっていうの、僕あんまり好きじゃないですよ。だってそれ予定調和ですよね。多分、稲垣さんの朗読によって、僕の答えは多分変わっちゃうと思うんですよね」
プロデューサー「なるほど」
マネージャー「本当にもうノーインフォで大丈夫ですね?」
松岡「もうスタジオも、あの金色の」
マネージャー「そしたらあの台本も送っていただかなくて大丈夫ですね?」
松岡「いらない、いらない」

 

というわけで、今回の松岡さんは吾郎さんたちの出方を様子見しているのもあり、挙動不審だったと。そんな松岡さんにこの番組は本を紹介させていただくのでと吾郎さんがまずは冒頭部分を朗読。

 

吾郎「「弱い」とはどういうことでしょう?
辞書には、「力や能力が劣っている。忍耐力がとぼしい。心がぐらつきやすい」などと出ています。
思うような結果を出せない、プレッシャーに押しつぶされやすい、思いどおりにならないとイライラする、ものごとがうまくいかないとすぐにあきらめてしまう……そうした心のあり方を「弱い」というのだと思います。
でもこれって、誰でも経験することですよね。
はっきり言いましょう。
僕のなかでは、「弱さOK!」なんです。
「僕は、大事な場面でいつも失敗してライバルに撒けちゃう」
OK!
「私ってうまくいかないとすぐに投げ出しちゃう、なんで忍耐力がないんだろう」
OK!
なぜなら、そう思うのは一つの“気づき”だからです。
自分の弱さに気づき、弱さとして認めることができている。
それはむしろ、あなたが「成長している」という証拠なのだと僕は思います。
弱さは見せていいんです。
むしろ、さらけだしてしまったほうがいい。
そんな弱さがあるからこそ、乗り越えたとき僕たちは強くなれる――――、僕はそう確信しています」

 

吾郎さんの朗読を終えて松岡さん、「すごく今思ったのが、吾郎さんが言われたとおりにね、弱いってことを受け入れるってことは気づくってことで、すごく大事なことだなって思ったのと、これ(著作を示す)勇気って書いてあるじゃないですか。強い奴ははっきり言って勇気なんていらないんですよ。だって元々強いから、勇気も何もなく、感覚でイケる。嫌な言い方をすると天然かもしれません。でも弱い人はやっぱり怖くてね、色んな思いがあるからじゃあ、勇気を振り絞ってって、違う自分を出してって、そう思えるこの勇気って字を自分の中で感じられるって、今お話聞いてすごいいいことだなって思いましたね」

…ん?

……んん?

いや、吾郎さんが朗読した文章を書いたのは修造さんご自身で、なのに朗読を聴いているうちに修造さんの中で吾郎さんが朗読したのは吾郎さん自身になって、それを初めて聴いて感じた言葉になってるんですが、これが噂の修造ワールド(修造、怖い子w)

そんな修造さん、吾郎さんに向かって尋ねます。

 

松岡「だって、吾郎さんだって、弱いってイメージもあるじゃないですか、ちょっと」
吾郎「はい、わかります、わかります」
松岡「でも、本当は強いじゃないですか」
吾郎「そっかもしんないですね。自分で言うのもあれですけれどね」
松岡「なぜですか?」
吾郎「え~とですね、う~ん、あんまくよくよしないですよ。基本的に引きずらない」
松岡「どうやってやるの? どうしたらくよくよしないの?」
吾郎「弱さとか強さを感じるそういう時間もなかった。忙しすぎて。ずっと10代のころからこの仕事をずっとやってきたので、何か所謂鈍感力とかね。最近言ったりもしますけど、そういうのに近いのかなと思ったり」
松岡鈍感力アスリートにとって一番の強みですよ」
吾郎「ねえ、そうやって言葉がねえ、あったんですけれども……僕、ゲストではないんですけど」
2018年8月23日(木)『ゴロウ・デラックス』より一部抜粋

 

修造、恐ろしい子(2回目)

しかしこのままでは修造ワールドに囚われて先に進めないので本題に入ることに。なぜか、いつもは山田くんが持参してくるボードを、番組ADの辻野パトリシアメイさんが持ってくることに。が、モタモタして持ってくるパトリシアさんに声をかける修造さん。実は打ち合わせに一緒に来ていたパトリシアさんに、打ち合わせで話したのが彼女の名字の「辻野」が点が2つあるんだねという内容だったというw

 

f:id:kei561208:20180622175426p:plain 修造「弱さ」と「対処法」

1978年 10歳でテニスを始める

1982年 14歳で全国大会優勝

1983年 15歳で慶応義塾高等学校に入学⇒弱い修造

テニスをサボり、麻雀にハマる毎日
修造「麻雀なんかハマってるんじゃないぞ!(お前だよw)
もう本当に雀士になろうかと思ったぐらいに麻雀にハマった修造さん。そんな修造さんは自分の弱さに気づき、ある行動を起こすのです。それが、
「他力本願でも環境を変える」

f:id:kei561208:20180621011801p:plain 柳川高校(福岡県)への転校

テニスの強豪高に転向することで、鬼コーチもいるわけだから嫌でもやらざるを得ない環境に自分自身を追い込むことで変われるのではないかと思ったのです。

 

そんなかつての経験も踏まえ、「絶対そんな甘えた道を選ぶな!」とカメラ目線で言う修造さんに被せるように「わかったか!」という吾郎さんw

1984 インターハイでシングル・ダブルス・団体戦を制し、三冠達成

1985年 18歳で渡米し、プロテニスプレイヤーに転向⇒弱い修造(ガラスのエース)

 

外山「試合で自分が降りになると、「もうダメ」とあっさりあきらめてしまうこともありました。
成長してプロテニスプレイヤーになってからは、日本人選手としては長身である体格を生かして繰り出す早いサーブを武器にしていました。
しかし、他のトップ選手にくらべると動きは硬く、スタミナも不足気味でした。
メンタル面では、「決断力のなさがテニスに出ている」とコーチに指摘されて悩みました。
試合前には、イライラとプレッシャーの“ダブルいらっしゃい”状態で爆発寸前になってしまうし、試合中にショットが決まらず、ゲームを投げ出したくなったりもしました。
けがや病気でテニスができなくなったときには、「なんでオレだけこんなひどい目に遭うんだよ!」と運命を呪ったこともありました。
結果的に、僕のプロテニスプレイヤーとしての成績は、ツアー通算2勝(男子シングルス1勝、ダブルス1勝)生涯通算成績は173勝207敗です。
13年間のプロ生活では、ほぼ毎週負けていました」

 

特に国別対抗戦などは二の丸を背負うのと周りからの期待もある分、ものすごいプレッシャーで、当時はまだワールドグループではなくアジア予選で、自分よりランキング下位の選手相手に本来であれば100%修造さんが勝つのですが、例えば日本で戦えばすごい声援が来るわけで、試合前から修造さんは怖さに涙が止まらなくなるのです。「もうムリだな」とコートにも出たくなくなるのです。本来、プロとしてあってはいけないメンタルの持ち主であり、だからこそ周囲にガラスのエースと呼ばれていたのです。

と話しているうちに、これでは30分に収まらないと気づいた修造さん。そんな修造さんに「2週にします」とプロデューサーさんからの声が。

というわけで、松岡さんの放送は2週続くことに。さらに次週、修造さんのトークが羽ばたきます(いや、すでに羽ばたいているというツッコミは不要でw)

 

 

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