【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『編集長 稲垣吾郎 #86』(2018.08.22放送分)

8月22日(水)に放送された『編集長 稲垣吾郎』の第86弾。

 

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吾郎稲垣吾郎です。僕が編集長となって皆さんと一緒に女性誌を作っていくというラジオ番組『編集長 稲垣吾郎』今週と来週はですね、何と京都劇場からお届けいたします。スペシャル企画の編集会議をお楽しみください♪」
2018年8月22日(水)『編集長 稲垣吾郎 #86』より 

 

■「GORO's Column」……さ、ということで、いつもとはちょっと違う雰囲気でお送りします。ねえ、聴こえてる分には同じなのかな、どうなんでしょうかね。あ~、今はですね、この舞台の『君の輝く夜に』の公演中のですね、京都劇場の一室から今週と来週はお送りします、はい。ねえ、ま、その公演もですね、後半戦に入ってきました、ええ。ねえ、もう何かこの楽屋もですね、自分の部屋のように馴染んでますし。ねえ、もう京都をこんなに長く1ヶ月間もね、滞在するっていうのはなかなかないことなんでね、うん。十代のときの南座以来ですからね。うん、まあ、本当に毎日楽しく、ねえ、あの本当に順調にうん、もう本当にスタッフ、出演者、そして観に来て下さるお客様がですね、本当に一体となって素晴らしい何か舞台を作り上げてるという実感がございます、はい。やあ、楽しいですね、本当毎日ねえ、うん。

まあ、京都の街自体にはね、あのいろいろと皆さんにもね、お寄せいただいたんですけれども、なかなかやっぱり外に行く時間がなくてですね。まあ、しかもあの休演日ね、あのチラシ持ってる方、あのわかると思うんですけれども、7日とね、14日と20と21と休演日があるんですけど、ほとんど東京に帰るというね、うん。だから、なかなか。後、2回公演とかね、結構、本当に意外と外行けないんですよね。何かね、朝早くとか時間があるからね、散歩とかはね、出来るんですけど。鴨川沿いを散歩したりとかですね。ただ何か教えてくださったお店とかさ、なかなかね、うん。
でもほら、「ななにー」ではね、あの下鴨神社に行けましたよ。ねえ、この番組で教えてくださった。ま、「ななにー」の番組の中ではね、いろんな場所に行けたので、うん。ま、そんな中でもですね、一回だけはい。あの~、高野さんが、ヒロくんが来たときにですね、あの~人生初のお茶屋さんに連れてってくださいまして、うん。多分番組とかではね、あると思うけど、普通にプライベートで行ったの初めてなんじゃないかな。彼は京都通なのでね。どうしてもゴロチを連れていきたいみたいな感じだったらしくて、はい。高野さんと高野さんの奥様もいらしてね、はい。楽しかったですね。ああいう世界もあるんだななんて思いながらちょっと背伸びした気分で、うん。ま、ヒロくんはさすが大人ですよね、はい。まあ、だからちょこちょこ京都ね、もちろん楽しめてはいますし。まあ、でも何よりもやっぱりね、お芝居で舞台に立ってることが本当に楽しいので。幸せいっぱいの8月をすごしております。ということでですね、まあ、この後も舞台の話、京都の話、まだまだしていきたいんですけれども、ここで1曲お聴き下さい。

 


Clean Bandit - Rather Be ft. Jess Glynne [Official Video]

 

『編集長 稲垣吾郎ビックカメラコジマの提供でお送りします。

 

■「GORO's Search」……素敵なお客様をお迎えしています。「FREE TIME,SHOW TIME“君の輝く夜に”」で共演している、ん~誰でしょう?
〇〇:誰でしょうか(笑)
吾郎:もう声でわかっちゃうかな。あれ、安寿さんじゃないの?
北村
:安寿さんじゃなかったか、残念だなあ。
吾郎:いえいえ、北村岳子さんです。

北村:はい、北村でございます(笑)準々レギュラーぐらいでもう、よろしくお願いします。
吾郎:大丈夫かな、ちょっと安寿さん期待してた方がアレ?
北村:安寿さんにね、たくさんいらっしゃるかもしれませんよ。
吾郎:いやいやいやいや、北村さんで喜んでますよ、皆さん。
北村:ガクッと、またアイツか。
吾郎:いやいやいやいや、ありがとうございます。今日は終演後だというのに。ちょうどさっき本当に終わったばっかりでね。
北村:そうですね。
吾郎:はい、どうでした。何かあっという間に終わってしまいましたね。
北村:もう本当にね、あとわずかだし。
吾郎:もう疲れましたか。僕は疲れましたよ、もう。
北村:もう疲れてますか、そろそろ。
吾郎:ちょっとね、今日は、今日一番ちょっと疲れてましたね。
北村:え、本当? 何か朝ね、始まる前に仰ってましたもんね。今日は何か声が、やりながら発声していこうとか。
吾郎:そんなこと言わないでくださいよ。
北村:さすがの稲垣さん。
吾郎:今日はちょっとリハーサルだな、ぐらいの感じでね。そんなこと失礼じゃないですか、お客様に対して。
北村:いい感じですねえ。
吾郎:ねえ、まあ、本当に今日も終わったばっかりで。
北村:でも全然ね、疲れっていうよりもね、声はちょっと段々枯れてきました。
吾郎:北村さんでもそうなんですか?
北村:ちょっと変な、この中間音域がガサガサってなったりとか。
吾郎:えっ、北村さんでもあるんですか。
北村:私なんかはよくあるんです。
吾郎:でも周りは気づかないですよね。
北村:いや、時々ね、ヤバいときはお腹にギュウっと力を入れて歌ってみたりとかね。そんなことしてみたり。
吾郎:僕もそう、そういうのすごく今回は北村さんとか、安寿さんにもいろいろ教えていただいて。
北村:いえいえ、何を仰いますか。素敵ですよ、吾郎さんの歌。
吾郎:皆さん本当にどうしてんのかなって。僕もね、やっぱり舞台中で声変わってきちゃうんですよ。だからこんなラジオ収録なんかしたくないんですよ。
北村:(笑)大きい声で言えちゃうんですか、したくないんですか。
吾郎:いやいやいや、まあ、聴いてくださる方がいるんでしょうがないからやってますけど。
北村:たくさんいらっしゃいますからねえ。
吾郎:いやいやいや。
北村:最近、ちょっと発声が聞こえてくるんですね。あ、吾郎さんが今。男性一人だから、あれ間違いなく男の声。
吾郎:男の声でバレますよね。いや、でもやっぱり基本はあんまり発声とか。いや、いつもしてましたよ。PARCOのとき聞こえないだけじゃないですか、上にいるから。
北村:上にいたから、そうなんですか。
吾郎:いや、多少はね、僕は稽古中やんないですね。
北村:やられませんよね。
吾郎:何かね、稽古中はまだ声が疲れてないんじゃないですか。
北村:あ、そうか。
吾郎:だから、ちょっとあまり多く使いたくないって勝手に思ってて。
北村:ああ、貯めておくんですね。
吾郎:貯めておくんです。やっぱり消費するものだと思っちゃってて。
北村:なるほどねえ。
吾郎:違うんですか。声について今回教えてください。
北村:声について、私も専門家ではないんですが、やっぱり、こう何か私最近また習いに行ったんですよ。
吾郎:えっ、習いに行くって?
北村:先生について。
吾郎:え~、だって北村さんが先生じゃないですか。
北村:いやいや、私は歌の先生っていうか踊りの先生なので。また改めて習ったら、すごくいいんですよ、やっぱり。こう空気を動かす、身体を使う発声法とか教えてもらって。ぜひそういうの。
吾郎:だって安寿ミラさんだって先生についてやってるって仰ってましたよね。そんな上手いお二人でも先生につくって。
北村:いや、でも素敵なんですよ。吾郎さんのお歌が。
吾郎:いやいや、僕は。僕はほら、ど真ん中で主旋を歌わせてもらってるから、ハモったりとか、僕のキーに合わせる女性は高くなるし、むしろ低くなったりとか。女性と男性のキーを合わせるって大変じゃないですか。そう、だから皆さんは逆に僕に合わせてくれてるから、僕はすごく楽なんですけど。ご迷惑かけちゃって。
北村:とんでもないです。何を仰います。いや、私のミュージカル仲間が観に来て“あんな歌い方は出来ないな”と。
吾郎:本当ですか、僕ですか。
北村:本当です。そうです、吾郎さんのことですよ。もうね、心底、ああは歌えないなって。あの歌とあの歌。
吾郎:キーがすごい歌いやすいから。本当に佐山さんがもう。
北村:もうピッタリ、こう。
吾郎:ピッタリ、ドンピシャなとこで作ってくれる。オーダーメイドですよね、オートクチュールだよね。
北村:さすがですね。
吾郎:そうなると歌ってまあ、こんなに歌いやすいんだなっていうか。まあ、音程取れないときあるんですけど、やっぱり聞こえないとかね。
北村:本当に心地いい。またこれでファンがね、大喜びだわ。
吾郎:いえいえ。今回でもね、一番歌っててね、今までの中で楽しいです。
北村:あ~、素敵。
吾郎:後、あのそんなにストレスがない、歌に。
北村:歌に対して、こう出さなきゃとか。
吾郎:そう、第1作目とかは結構キーが高いものがあったり、低すぎるものがあったり。やっぱり佐山さんもどんどんどんどん僕のやっぱり得意なとこと不得意なとこを熟考してくださってる感じがするんで。すごく歌いやすくやらせてもらって。
北村:本当ドンピシャですよね。素晴らしいわ~。
吾郎:本当ですか、いやあ嬉しいなあ。
北村:大好き。
吾郎:でもほら、二人で歌っているあのブルースもあるじゃないですか。
北村:あ、あれは私が邪魔してるだけであって。あれも聴いていたいです、実は。
吾郎:あれね、ライザがこうハモってくる、コーラスでね。いやいやいや、あれも最近聴こえてきてて。今まで自分で精一杯だったから。いや、嬉しいですよ。
北村:もっともっともっと素敵にハモりたいんですけどねえ。
吾郎:素敵にハモればハモるほどコメディとしては面白くなるから。
北村:そうそうそう(笑)佐山さんなんかダメ出しが来て“岳ちゃん、あんまし上手くやんないでね”って。
吾郎:でも上手い方が面白いじゃないですか。
北村:なるほど。
吾郎:僕らは結構、鈴木さんの脚本って真面目にやればやるほどおかしいじゃないですか。あんまりコメディ演じてますってやらないでしょ。
北村:やらない方がいいですね、確かに確かに。
吾郎:そう、そっちのほうが。安寿さんとかもおかしいじゃないですか。
北村:面白いですねえ、本当ですねえ。
吾郎:いろんな話したい。歌の話をついいっぱい聞いてしまうんですけど。どうですか、北村さん自身は。京都、元々ご出身で。
北村:そうなんです。小学校のときいただけなんですけどね。ほとんどホテルと楽屋の行き来なんですよね、実は。
吾郎:番組でもさあ、あんだけリスナーの方にいろいろと生放送中送っていただいて。行けてないんだよね。下鴨は行けたんだけど「ななにー」で、出演していただいた。
北村:あれ、楽しかったですねえ。
吾郎:どうでした、草なぎ剛香取慎吾。あまり絡みないですよね。
北村:草なぎさんに何か体幹がすごいっすね”って言われたのよ。
吾郎:ずっと言ってましたね。
北村“北村さんの体幹結局太ってるってことを言いたいんじゃないかと。
吾郎:いやいやいや、彼、そういうとこ見るんですよ。体幹を鍛えたいっていっつも言ってる、同じこと。
北村:あ、本当ですか、面白い方ですよね。
吾郎:生放送でね、オープンバスに乗って。髪の毛崩れる、崩れる。俺がイライラしてんの、スタッフわかんないのかな。何でオープンバスなの。
北村:あれねえ、暑かったですね。
吾郎:暑いしさあ、でもねえ、3人ともすっごくお綺麗で。
北村:素敵な、あんなの着させていただいて。
吾郎:ね、すっごく良かった。
北村:お綺麗でした、3人とも?
吾郎:3人とも。
北村:ありがとうございます。
吾郎:いえいえ、本当に、本当に。あの日は途中でお別れしちゃいましたけれども。
北村:そうでした。夜中までやってらしたんですよね。
吾郎:あの後、どこかに行かれたりとか?
北村:そうなんです、3人で。
吾郎:行ったの、あの後?
北村:っていうか、ホテルの上で、飲みました。
吾郎:出た、ホテルの上。安寿さんとか、たまに行ってるんじゃないですか。へえ、いい感じですか?
北村:いい感じです。そこでワインとビールを飲んで。その後、お休みの日も焼き肉行ったんですよ、3人で。
吾郎:僕ねえ、まだ行けてないんですよね。
:そうですね、行きましょ。
吾郎:まあ、O.A的には1回行けてるのかなって感じなんですけどね。これはまだ中日ぐらいなんでね。1回ぐらいね。
北村:行きたいですね。
吾郎:3人でいると何、何話してるの、女子3人だと。
北村:亜梨沙はホルモン好きですよ。あの~焼き肉大好き。
吾郎:あの人さあ、意外とワイルドですよね。
北村:ワイルド、ワイルド。
吾郎北村「綺麗な顔してワイルド~♪」
吾郎:ってやつ。そのまんま本当だよね。
北村:一人で夜な夜なラーメン食べに行ってるし。あ、いいのかな、こんなこと。
吾郎:いいよ、そのギャップが可愛くて。可愛くてしょうがない。
北村:可愛いんだ、好きなんだあ。
吾郎:いいじゃないですか。
北村:舞台上で「好き」って仰ってる。亜梨沙ちゃん歌ってるの見て、ヤダ~、腹立たしい。
吾郎:可愛いじゃないですか、すっごい見てますもん、僕。
北村:すっごい見てるでしょ、亜梨沙ちゃん。
吾郎:すっごい見てる。
北村:可愛いもんね。
吾郎:中島さんって謙虚でさあ、繊細でビクビクしててさあ。
北村:そうなんです、普段はね。
吾郎:ビビりなクセにさあ、意外とそういうワイルドなところが。
北村:実はワイルドで、何かヘラヘラヘラ~と袖でも楽しげで。
吾郎:何かね、稽古場だとさあ、大先輩二人に囲まれてさあ、特に安寿さんなんか宝塚時代のもう神様みたいな人に。で、稽古場ですごく緊張されてたのに。
北村:されてましたねえ。
吾郎:それなのに、そういう彼女なのに何か本番になるとすごく肝が。
北村:初日に皆思いましたよね。
吾郎:思った、ビックリした。
北村:一番落ち着いてる。
吾郎:北村さんなんか意外と初日焦る。
北村:私はもう小心者で。
吾郎:ねえ、何年やってるんですか?
北村:パッパラパ~っていろんなものとっちらかって、汗ダア~みたいな(笑)
吾郎:汗の量、初日、すごい。
北村:初日、すごいの、もう見ないでください。
吾郎:いえいえ、見てるんですよ。
北村:どうせ見てないでしょうけど。
吾郎:見てますよ。いやいや、面白いよね。
北村:私は本当に焦るんですよねえ。今もう落ち着きましたよ。
吾郎:本当ですか。あ、マドンナのとこ、もっとやってくださいよ。
北村:そう、ちょっと、ちょっとイマイチでしたね、今日。
吾郎:もっとちょっと尺長くて平気です。
北村:本当ですか。
吾郎:あんとき安寿さんがですね、袖からですね、北村さんを見てるんですよ。冷静な目が面白いですよ。
北村:怖いでしょ、面白いわ。
吾郎:不敵な笑いで見てますよ。岳子、岳子って感じで。
北村:そうそう、あの人、言うんです。“あんた、今日すっごい顔してたわね、私見て”とかいろんなこと言うんです。
吾郎:安寿さん、すっごく冷静じゃないですか。
北村:冷静ですね、あの方こそ冷静ですね。
吾郎“吾郎さん、あそこ間違えてましたよ”面白いですよね、一番天然なんじゃない。
北村:もしかしたら。
吾郎:もしかしたら。
北村安寿ミラが。
吾郎:いや、でも素敵ですよね。元々、何? 安寿さんと何か?
北村:あ、そうです。あの2回ご一緒したことあって。
吾郎:そっか、岳子とか呼んでいるから。
北村:そうですよ。20年前の舞台ですね。まだ若かりしころ、我々が。
吾郎:20年前からミュージカルやってるんですか、二人とも。
北村:だって、ちょっと待ってくださいよ。38年くらい前が初舞台ですよ、私なんか。
吾郎:すっごいですね。ミュージカルなんか4回目だからね。
北村:あ、そうですか。
吾郎:『恋と音楽』しかやったことないもん。デビュー当時さ、何かちょっと、ちょっとまあ、ミュージカルっぽいものはちょっとやってましたけど。ただ、まあ、ほとんどここまでの。
北村:でもすっごくコメディーとかにバッチリですよね、稲垣さん。
吾郎:いやいやいや、他がわからないので。ま、芝居と思ってやっているから。自分に合うものをやっぱり鈴木さん始めとして佐山さんも、皆もう本当に気心知れたねえ、スタッフの方が合わせて作ってくれてるし。
北村:そうですね。
吾郎:いや、だから僕はもう楽しいだけで。「楽しい、楽しい」、いつも「楽しい、楽しい」って挨拶で言っちゃうんですけど、本当にこの言葉につきるんですよ。
北村:はい、良かった。
吾郎:だからもう本当に幸せです、本当に。
北村:私もです、本当に。もう最初はどうなるかと思いましたけどね。
吾郎:でも何か全然北村さんも、安寿さんも育ってきた畑が違うっていうのが面白いよね。全然違うでしょ、だって宝塚にこういう人いないしさ。四季にああいう人いないでしょ。
北村:はい、本当にそうですね。
吾郎:歌い方から何から。
北村:安寿さんはちょっと宝塚の良きものをこう残していらっしゃいますもんね。自分の芸に、ね。
吾郎:真飛さんも。真飛さんとさ、やっぱり安寿さんって宝塚で、男性でトップされてきた方々だから、やっぱり何かすごく共通した感じっていうのが。
北村:ありますかね。
吾郎:僕は目を見てデュエットとかしてると、まず歌ってて肩動かないよね。
北村:面白い。
吾郎:息吸わないよね。息吸ってるの見せない。あれ何、息吸っちゃいけないんですか、ミュージカルって。
北村:やってるんじゃないですか。
吾郎:肩、僕なんか上がりまくっちゃうんですけれども。
:私なんかハアハア言ってますけど。
吾郎:あの何か動かない感じとか。
北村:なるほど。
吾郎:後、相手の口を見て、こうピッタリ合わせるところとか。
北村:なるほど。
吾郎:僕に合わせてくれてるんですよ。僕が日に日に違うから。伸ばす長さとかが。
北村:ああ~、さすが。
吾郎:その僕のね、歌うね、伸ばす長さとかを見るときにね、僕の口をこう見る見方が二人とも同じ。あ、違う、違う。北村さんじゃなくて、安寿さんと真飛さんが。
北村:真飛さんとね、やっぱりそうなんだ。
吾郎:何気にこう目を見ながら口を見るという感じがね、宝塚なんだ、あれが。
北村:男役に合わせるみたいな空気を今、やってらっしゃるんですね。そうなんですね。
吾郎:二人半端じゃないですよ。似てます、ちょっと。まあ、大先輩の安寿さんに言ったらもしかしたら失礼なのかもしれないんですけど、うん。真飛さんも恐縮しちゃうかもしれないけど。でもやっぱり。
北村:なるほど、そうなんですか。
吾郎:そう、そこを味わえるって、僕の役得でしょ。
北村:でもそこを見てらっしゃる吾郎さんもすごいですね、何かね。
吾郎:その二人がまた女性役になってるっていうのもまた面白いよね。皆キー違うんですか、安寿さんも僕も中島さんも皆。
北村:皆それぞれ。やっぱ安寿さん、相当低いんです。
吾郎:でも高いとこもすごいでしょ、出るでしょ。
北村:高いところ裏声にしてちゃんと出してらっしゃる。
吾郎:元々は低いの?
北村:持ち声は低いとこらしいですよね。裏でこう。
吾郎:ああ、そうか。ファルセットで。その切り替えとか、わかんないですよね。
北村:わからずにやってるのね。
吾郎:それがまたプロなんですね。
北村:お客様に見せないように、さすが。
吾郎:北村さんも低い方なんですか? 真ん中ぐらい?
北村:私は割と低いですし、で、だからまた歌を習いに行きだして、上が上手くこう繋がるといいなと思って。
吾郎:いや、歌って面白いですね。僕、何やってきたのかな~、何十年間も。
北村:行きます、一緒に習いに。ひゃああああ~って空気動かすやつ。
吾郎:やってみたいですね。や、何か歌の話、つい言ってしまう。
北村:歌の話多いですね。
吾郎:いやいや、やっぱほら、普段聞きたいんだけどあまり聞けないから。いろいろお話、何か言っとくことあります?
北村:言っとくこと?
吾郎:告知とかないの?
北村:告知? 告知はこの後……。
吾郎:あ、何か稽古してるんですよね。
北村:そうです。また明日帰って、明後日稽古するのは、あの「カーテンコール」という六本木のEXシアターで。ありがとうございます。中尾ミエさん、前田美波里さん、金井克子さんがメインで、尾藤イサオさんとか往年の大スター達が出るショーに私も出さしていただくんですけど。再演なんですけど、お芝居とやっぱりショーなんです。9月5日から3日間なんですけど。5、6、7短いんですけど、やってます。

www.nelke.co.jp吾郎:そっかそっか。結構大変ですか、何かホテルの部屋とかでも。
北村:踊りまくったり歌ったり。
吾郎:自分で単独稽古してるじゃん、部屋で。
北村:そうなの(笑)
吾郎:安寿さんが言ってましたよ。
北村:安寿さん、聴きながら通っているのかな、廊下を。同じ階なんですけど。
吾郎:大変ですねえ。ちょっと最後リクエストまた。
北村:そうなんです、あのね。
吾郎:考えた?
北村:考えてきた。あの、この夏の舞台をもう一度という思いを込めて、いいですか、いいですか。『あの素晴らしい愛をもう一度
吾郎:あ、好き。
北村:の、井上陽水バージョンでいいですか。
吾郎:えっ、そんなのあんの?
北村:素敵なんですよ。
吾郎:じゃあ、本当にありがとうございました。また遊びに来てくださいね。
北村:また来ますよ、ありがとうございました。
吾郎:はい、ありがとうございました、北村岳子さんでした。

⇒舞台を終えたばかりということもあってか、余韻にラジオだと知りつつも、普段の空気感が出ている感じがして、ファンとしては嬉しい北村さんとの対談でした。また、話す内容から北村さんはもちろん、舞台を観ていればわかるとはいえ、安寿さんや中島さんとも仲良く、楽しそうに日々過ごしているのが伺えたのも嬉しいことです。

 

f:id:kei561208:20180723000424p:plain 井上陽水あの素晴らしい愛をもう一度

 

■「GORO's Music Library」……僕の音楽ライブラリーから今の気分に相応しい曲をお届けする「Music Library」 今日はですね、そうですね。最近はやっぱりこうミュージカル中ということなので、気分はジャズなのでね、うん。このバーバラ・リーさんっていう、僕知らなかったんですけど、多分、有名な多分ジャズシンガーなんでしょうね、はい。何となく流してていいなあと思って。で、あのそれを何か安寿ミラさんにですね、お話したら、安寿さんは元々知ってたのかな。でその中でこの曲すごい良いですねえなんて安寿さんも仰ってくださってた、このバーバラ・リーさんのですね、『Where Have You Been?』という曲を、はい。安寿さんもね、すごい好きみたいです、この曲。

 

f:id:kei561208:20180723000424p:plain バーバラ・リー『Where Have You Been?』

 

吾郎皆さんからのメッセージをお待ちしております。
『Goro's Column』へは身の回りのちょっとしたエピソードをお寄せください。興味のある話題を特集する『Goro's Search』、リスナー記者の皆さんからのネタをお待ちしております。リクエストは『Goro's Break Time』へ。お便りは『Goro's Essay』。そして『Goro's Music Library』では、僕の音楽ライブラリーから今の気分に相応しい曲を選曲します。
メールアドレスは“goro@joqr.net”。ハガキの方は郵便番号105-8002 文化放送「編集長 稲垣吾郎」まで。お相手は吾郎編集長こと、稲垣吾郎でした。
来週はですね、すでに舞台は終了しちゃってるんですけれども、引き続き、京都劇場の一室から舞台の感想やメッセージをたっぷりとご紹介したいと思います。それではまた来週、バイバ~イ♪」

2018年8月22(水)『編集長 稲垣吾郎 #86』より

 

【編集後記 2018年8月22日(水)#86】

今回と次回の「編集長 稲垣吾郎」は京都劇場の楽屋からお送りします。

 吾郎編集長は「FREE TIME, SHOW TIME~君の輝く夜に」公演のため、京都に滞在しています。

そこで、京都からのスペシャル企画!
舞台でご一緒の北村岳子さんをゲストにお招きしました。


実は、収録が行われたのは公演終了後。
ナチュラルにテンションが高いお二人に、舞台の裏話や京都のエピソードなどをたっぷりと伺いました。


来週は、既に公演が終了していますが、引き続き京都劇場の一室からお送りします。
公演の感想メールもご紹介しますよ!


もちろん、引き続き、「私は〇〇女子です」という情報、吾郎編集長に取り上げて欲しい話題や「特ダネ」、お待ちしております!


2018年8月22(水)『編集長 稲垣吾郎 #86編集後記』より 

 

www.joqr.co.jp