シネマナビと『万引き家族』
6月6日(水)発売【anan No.2105】の稲垣吾郎シネマナビ!では『万引き家族』(2018年6月8日(金)順次公開予定)を紹介。
《あらすじ》
東京の下町。高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていた。彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。そんなある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに。そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。(映画.COMより抜粋)
東京の下町。高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていた。彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。そんなある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに。そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。(映画.COMより抜粋)
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いつも吾郎さんのレビューには役者の演技が素晴らしいという評価のコメントには、必ずその演技力をまとめる監督という存在の素晴らしさも足される。
それは常日頃、吾郎さん自身が語るように作品というものはまず監督ありきであり、自分たち役者はその作品の中の役者部という歯車の一つのパーツにすぎないという考えから来ているのだろうと思うけれど、その考えのブレなさは本当に素晴らしい。
一つ、ひとつ役者さんを褒める吾郎さんの言葉の向こうには、監督への賞賛もあるのだ。