【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

シネマナビと『モリのいる場所』

5月16日(水)発売【anan No.2102】の稲垣吾郎シネマナビ!では『モリのいる場所』(2018年5月19日(土)全国公開予定)を紹介。

 

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《あらすじ》
昭和49年の東京・池袋。守一が暮らす家の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫が住み着いていた。それら生き物たちは守一の描く絵のモデルであり、じっと庭の生命たちを眺めることが、30年以上にわたる守一の日課であった。そして妻の秀子との2人で暮らす家には毎日のように来客が訪れる。守一を撮影することに情熱を傾ける若い写真家、守一に看板を描いてもらいたい温泉旅館の主人、隣に暮らす佐伯さん夫婦、近所の人々、さらには得体の知れない男まで。老若男女が集う熊谷家の茶の間はその日も、いつものようににぎやかだった。(映画.COMより抜粋)

 


映画『モリのいる場所』予告編

 

監督&脚本:沖田修一
製作:新井重人/川城和実/片岡尚
出演者:山崎努樹木希林加瀬亮吉村界人光石研/他
配給: 日活
制作国: 日本(2018年)
上映時間:99分 

 

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実在の画家、熊谷守一氏の晩年の一日のお話。94歳となったモリは30年間、ほとんど家の外に出ることなく、庭の虫たちを眺め、絵を描いて過ごしている。その家に様々な来客が訪れ……という内容。

登場人物の一人、家事を手伝う名を演じる池谷のぶえさんの電話の演技が素晴らしいと吾郎さん。電話の演技は目の前に相手がいるわけではなく、相手との会話を想定しながら一人で喋るのだとか。そう考えると日常、何気に見ている演技というのは本当に事細かにみていくと面白い。そして映画のレビューでありながら、そういう名優と言われる人たちの演技を勉強する機会も得られる。さらに言えば、端的に、そして適切に映画の内容を表現する言葉の勉強にもなるし、映画の内容によっては関連資料も読んで知識そのものの勉強にもなる。シネマナビって吾郎さんにとって大切な教養を深める場でもあるんだなあと。これからも末永く続いてほしいです。