『編集長 稲垣吾郎 #71』(2018.05.09放送分)
5月9日(水)に放送された『編集長 稲垣吾郎』の第71弾。
■「GORO's Column」……吾郎さんはドライブがお好きでしょうか。前から気になっている場所があります。石川県にある『千里浜なぎさドライブウェイ』です。日本で唯一、海岸沿いの砂浜を走れる道路です。波打ち際を走れるなんてきっと景色もいいでしょうね。これから温かくなりますし、いつか行ってみたいです。吾郎さんのオススメドライブコースはありますか。
う~ん。あ、ねえ、写真も送ってきてくださっているんですけど、綺麗ですね。すごいですね、へえ、何か日本じゃないみたいな感じですね。何かパリダカみたな、ああいうもう本当砂漠を走るそういうイメージではないですね。多少、こう砂がキュッと締まっているので、きっとねえ、そういうレーシングテクニックがなくても、ドライブテクニックがなくてもきっと走れるんでしょうけれども。
ふ~ん、まあ、でも気持ち良さそうですね。まあ、まさにインスタ映えっていうか、ねえ。写真とか撮ってもすごいキレイそうですし、うん。デートなんかにはすごくぴったりな場所なんじゃないでしょうか。僕も行ってこようかな。
あの~そうですね、ドライブコース、僕もドライブ好きですけれども、何せ車運がない、はい。前も話しましたっけ。1年のうち2回パンクした人間ですから。しかも同じような状態で。あの釘を踏んでしまったっていうね、うん。そう、何か運がないんですよねえ。普通、釘踏まないですよね、都内で。後は何だろうなあ、洗車すると必ず雨が降るとか。何かもうね、多分ね、雨降って欲しいときはね、僕が洗車すればいいんじゃないかなっていうぐらいね、本当に。マーフィーの法則じゃないですけどね、昔よく言われてた。まあ、あんまり運が悪いっていうことは僕は人生生きてきてないんですけど、車に関してはちょっと、多少、そういう気配はあるので。ちょっとこの砂浜を走るのは僕は危険な感じがしますね。嵌っちゃいそうですね、砂地にね。僕が走ると。
Tegan and Sara - Closer [OFFICIAL HD MUSIC VIDEO]
『編集長 稲垣吾郎』ビックカメラコジマの提供でお送りします。
■「GORO's Search」……最近ですね、使いかけの化粧品を買うとか、売ることを前提にものを買うとかですね、今どき女子の消費行動や価値観が変わってきてるそうです。ねえ、使いかけの化粧品を買うって、まあ、ちょっとこれ興味深いですね。ということで、本日はですね、今どき女子の買い物事情を「GORO's Search」します。教えてくださるのはエコノミストの崔 真淑(さい ますみ)さんです。
⇒崔 真淑さんは2017年6月24日放送の「GORO's Search」で「運命の人に出会う確率を経済学の視点で考える」にてご出演された方です。
フリマアプリの登場
以前なら考えられなかった使いかけの化粧品を買うという行為、巷で流行しているフリマアプリ*1このフリマアプリのブレイクから、こういった使いかけの化粧を購入する人が増えてきている。
使いかけの化粧品
色に飽きてしまう、香りに飽きてしまう、様々な理由はありますが、同じものを使い続けるのではなく、違うのを試してみたいという気持ちが使いかけの化粧品をフリマアプリを使って売る、買うに繋がっている。また使いかけのため、通常のものより安く、高級ブランド品なども手に入れることが出来るため、学生などが化粧品を安く、時にいいものを使うことが出来る。
評価経済の成立の結果
かつてなら考えられないこの使いかけの化粧品を買う行為、フリマアプリのブレイクはありますが、根本にはインターネットが主流となり、きちんと評価経済の成立の動きになっているからだと。出品する側が何をどう売買してきたか、出品するものもきちんとした商品であるか、買うときもきちんとお金で支払ってきたとか、そういう履歴の評価を確認の上、取引を行える地盤が出来るようになったからだと。
売ることを前提に
ここ10年、女性の平均年収は上がってはいないため、こういったフリマアプリの流行によって高級ブランド服も売るのを前提に購入する人も増えてきているそうです
(吾郎:なるほどねえ。男性で言うと車や時計は少しは売れることを考えながら買うかも。ただ、服はさすがに考えていないかも)
崔 :さすが、だから今の稲垣さんが。
吾郎:いやいやいやいや、でも何か僕、若い人見てそう思うんですよね。全然いいんじゃないのかなって、うん。だから僕すごくいいと思います。それで一回手にしてみるってことが。
崔 :そうですね、やっぱりあの安いものだけじゃなくて、もちろん安いものには安いものなりの良さがあるんですけど、やっぱり高級と言われるものってどんなものか触れてみる。
吾郎:そう。
崔 :そういう関係って素敵ですよね。
吾郎:素敵素敵。やっぱり触れてみないと、手に取ってみないと、自分のものにしてみないとわかんないことってあるから。
⇒個人的には使いかけの化粧品については衛生面でちょっと…と思う面がありますが(潔癖症じゃないよ、多分)、吾郎さんがいう背伸びをして、高級品を手にして、触れて、理解することは大事だと思います。もちろん、背伸びをするにしても吾郎さんのようになりたい自分があって、そのための背伸びであることが何より一番大事だとは思いますが。
■「GORO's Break Time」……草なぎ剛くん主演舞台「バリーターク」の初日公演に行って来ました。草なぎくんの熱演に心を打たれました。何度も観たくなるとても素晴らしい舞台でした。今日は「バリーターク」の劇中の中で、草なぎさん演じる男が好きなレコードの曲をリクエストします。
う~ん、ヤズーの『Situation』という曲なんですけど、僕も知らないんですよね。聴いたらわかるんですかね。そうかそうか、ね。なるほど、あの~舞台ね。まだ僕、観に行けてないんですけれども。これがO.Aの頃には、もしかしたらちょうど行ってるってことかな。はいはい、あの5月6日までKAAT神奈川芸術劇場。
ね、あのKAATと言えば今回その「バリ-ターク」で演出されている白井晃さんのね、芸術監督をされている劇場で、僕もベートーヴェンでお世話になってから何度かこのKAATでお芝居を観させていただいてて、非常にいい素晴らしい劇場で。うん、すごいやっぱいいんですよねえ。本当に何か横浜のねえ、山下公園のこう見える場所にあって、うん。後は5月の12日からこれ6月3日までが長いですね。世田谷のシアタートラム、うん。これ草なぎさん、昔シアタートラムで芝居したことあるんじゃないかなあ。僕の記憶が確かならば、うん。あ、しかも僕、白井晃さんの芝居は昔シアタートラムで観た気もするなあ、うん。あのねえ、毬谷友子さんとのね、二人芝居だったんですよね。すごい面白かったんですよね、うん。
ameblo.jpま、そして6月16日から17日までが、まあ、兵庫県立芸術文化センター。兵庫でやるんですね。計61公演。すごい、多い、61公演。僕、61公演もやったことないんじゃないかなあ。やあ、これはすごいわ。モチベーションねえ、どうやって上げていくのかなあというか、うん。ねえ、60公演もあると何か自分の中で何だろうな、いろんな時期がありますよね。うん、少し何かルーティン化して、マンネリ化してきてしまったりとか。それで何か一度また壊して、何か構築し直していったりとか、何だろうな、うん。何かこの61公演も約2ヶ月間にかけてやっていると何かねえ、自分の内にあるもの、俳優として。何かいろいろ葛藤があると思うなあ。何となく1ヶ月ぐらいだとね、やっぱ、よ~い、ドンでうん。何かあっという間に終わっちゃう感じがあるんですけどね。いつもこういうロングランというか、長きにわたって舞台とかされている方、後まあ、何度も何度も同じ作品を再演されている方とかね、いらっしゃるじゃないですか、大先輩方でも。どういう風に何かそのモチベーションを保ってやってるのかなあ何て。まあ、でもやっぱりそれは観に来てくださるお客さんですよね。やっぱり新鮮なお客さんがまた新たな空気を作ってくれるというか、ゼロに戻してくれるのでね。まあ、きっと草なぎくんもこれを6月17日まで見事完走してくれるんじゃないかなと思いますし、はい。ふ~ん、でもこれ相当、何か熱演でしょ。多分、あのすごい憑依というか、まあ、あの身も心も消耗する芝居だと思うんですよね。うん、かなりカロリー使うんじゃないかなって気がしますね、何となく。まあね、舞台ってみんなそうですけれども。
しかも3人芝居とかでしょ。まあ、でも毎回、毎回やっぱ120%の力で彼はやるんでしょうし。ねえ、手を抜くこととか絶対にしない人間なので。ねえ、まあ、ちょっといろいろ話も聞きたいですけど、はい。80年代の何か音楽を聴きながら何かそのストーリーが展開していく話なんですね。ねえ、もうこれ聴いてらっしゃる方でねえ、観た方もたくさんいらっしゃると思うんですけれども。まあ、でもすごいよね、何かチケットもすごく取るのが困難だとか、ねえ。すごく大盛況で。草なぎくんも頑張ってるのであの応援しに行ってあげてください。
Yazoo『Situation』
■「GORO's Essay」……映画『クソ野郎と美しき世界』のパンフレットの中で、吾郎さんは「僕は左利きだからピアノ演奏にハンディキャップがある。あまり向いてないのかも」と仰ってましたね。私も左利きなのですが、昔、ピアノを習い始めていた初めの頃、両手で弾くとどうしても左手の伴奏の方が音が強くなってしまってよく先生に注意されました。でも段々上達してきていろいろな曲にチャレンジするようになると、左の演奏がすごく難しいって曲もたくさん出てくるんです。ちなみに素人と比べるのはおこがましいですが、教授坂本龍一さんも左利きなんですよね。いつかどこかで演奏を披露してください。
ほう、Nさんもピアニストなんですね、じゃあ。でも本当にピアノやってた方って意外といますよね、女性の方ね。何かちょっとこの期間やってたとか、まあ、多いですよね。うちの姉も子どもの頃、エレクトーン習ってましたしね、うん。うちには何かエレクトーンがありましたけど。そうなんですよね。まあ、僕もこの役でせっかく好きなピアノに触れる機会があったので、まあ、この機会だからね、ちょっと頑張って練習したいなあ何ていう風にはまあ、いろいろと言ってたんですけどね。
■「GORO's Music Library」……僕の音楽ライブラリーから、今の気分に相応しい曲をお届けする「Music Library」それではですね、スマホに入っている曲を紹介します。本当、僕は大体あの暗い曲ばっか聴いてると思われたら嫌なんでね。ちょっと、あのこの春にピッタリなね、ちょっと70年代から80年代にかけたソウルミュージックっていうのもまあ、意外と好きでですね、うん。アース・ウィンド・アンド・ファイアーとかね、コモドアーズとか、ミラクルズとか。これもね、元はと言えば、あのやっぱりねえ、ヒロくんさんの影響ですよ、うん。そう彼ね、実はね、結構音楽すごい僕にまた影響を与えていて、ワインとか、ゴルフ以外にも。まあ、何かこの曲が最近気持ちいいなと思って、晴れた日とかよく聴いているので、皆さんにも聴いてもらいたいなと思います。
スモーキー・ロビンソン『Tell Me Tomorrow 』
皆さんからメッセージをお待ちしております。
『Goro's Column』へは身の回りのちょっとしたエピソードをお寄せください。興味のある話題を特集する『Goro's Search』、リスナー記者の皆さんからのネタをお待ちしておりま~す。リクエストは『Goro's Break Time』。お便りは『Goro's Essay』。そして『Goro's Music Library』では、僕の音楽ライブラリーから今の気分に相応しい曲を選曲いたします。
メールアドレスは“goro@joqr.net”。ハガキの方は郵便番号105-8002 文化放送「編集長 稲垣吾郎」まで。お相手は吾郎編集長こと、稲垣吾郎でした。それではまた来週、バイバ~イ♪」
今回の「編集長 稲垣吾郎」はイマドキ女子の消費行動について取り上げました。
使いかけの化粧品を買ったり、売ることを前提に買ったり...買い物事情が変化しています。
エコノミストの崔真澄さんによると、いわゆる「フリマアプリ」が浸透したことで、使いかけを売買することのハードルが下がったとのこと。
高校生や大学生がちょっとお高い商品を安く手に入れたり、自分に合うかどうか試してみたりしているそうです。
ファッションについても同様で、最初から売ることを前提にして購入、何度か着たあとで転売することで、流行を追いかけるんだとか。
"所有"から"シェア"に考え方が変わっているんですね。
引き続き、「私は〇〇女子です」という情報や、吾郎編集長に取り上げて欲しい話題や「特ダネ」、お待ちしております!