【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

映画『半世界』場面写真公開&クランクアップコメント

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<映画『半世界』あらすじ>
「こんなこと、ひとりでやってきたのか」
山中の炭焼き窯で備長炭を製炭し生計を立てている紘は、突然帰ってきた、中学からの旧友で元自衛官の瑛介から、そう驚かれる。
深慮もなく父から継いだ紘にとって、ただやり過ごすだけだったこの仕事。けれど仕事を理由に家のことは妻・初乃に任せっぱなし。それが仲間の帰還と、もう一人の同級生・光彦の「おまえ、明に関心もってないだろ。それがあいつにもバレてんだよ」という鋭い言葉で、仕事だけでなく、反抗期の息子・明に無関心だったことにも気づかされる。
やがて、瑛介の抱える過去を知った紘は、仕事や家族と真剣に向き合う決意をするが……。

 

2018年2月13日(火)に阪本順治監督の『半世界』という作品で吾郎さんの主演が発表され、2月14日(水)から三重県の南伊勢でクランクイン。そして3月15日(木)にクランクアップを迎えた同作品の劇中カットとキャストの吾郎さん、そして長谷川博己さんのコメントが到着しました。

 

稲垣吾郎コメント>
実際触れたことのない世界、全く未知の世界なのですが監督が導いてくださりスタッフの方がこの世界観を作っていただきあがりがとても楽しみです。映画職人の皆さんがこだわりぬいて丁寧に丁寧につくりあげていく現場というのが僕にとっては最高でした。自分に欠けている部分とか自分にない役を演じることによってまた新たな自分自身の奥行きがでるような、そうして自分自身も深みを増すことができればいいなと思います。こういう風に見てくださいという映画ではなく観る人一人一人にゆだねることができる映画だと思うのでこれから観ていただいてその反響が楽しみです。

 

長谷川博己コメント>
毎日すごく充実していて、あっという間に終わってしまいました。今までやったことのないようなことを、役を通して経験できました。覚えることもたくさんあったのですが、いろんな人生があるなと考えるきっかけになりました。
あの炎を見つめていると何か癒されます、不思議ですね。炭焼き職人といった職人という人生もあり、こういう人生だったら自分はどうだったろうと考える機会になりました。

 

阪本順治監督コメント>
小さな物語ではありますが、グローバルとは相対するもうひとつの世界を、多彩な俳優陣を得て存分に描きたいと思います。稲垣氏は彷徨(さまよ)う心を、長谷川氏は感情の揺らぎを、渋川氏は不変の意志を、池脇氏は未来への追求を、それぞれの感性と力技で演じてくれることでしょう。人生の半分を生き、どこへ折り返していくのか? 『半世界』はそんな彼らのささやかな日常を描く作品です。ご期待下さい。

  

吾郎さん、長谷川さんともにこれまでに知らなかった世界、役柄、そしてそれを演じることでさらなく役者としての奥行きを深めていく、そんな作品に出会えたのだとしたら、それはとても幸せなことでしょう。上映は2019年と発表。詳細はまだまだ先になりそうですが、これからが楽しみです。

 

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