シネマナビと『きみへの距離、1万キロ』

4月4日（水）発売【anan No.2097】の稲垣吾郎シネマナビ！では『きみへの距離、1万キロ』（2018年4月7日（土）全国公開予定）を紹介。

《あらすじ》
北アフリカの砂漠地帯にある石油パイプラインで石油泥棒を監視する6本足の小さなクモ型ロボットを1万キロ離れたアメリカ・デトロイトから遠隔操作しているオペレーターのゴードン。恋人と別れたばかりのゴードンは監視ロボットを通して若くて美しいアユーシャと出会う。アユーシャはカリムという恋人がいながら、親からは別の相手との結婚を強要されていた。それを知ったゴードンは、アユーシャの運命を変える大胆なアクションを起こす。（映画.COMより抜粋）

映画『きみへの距離、1万キロ』予告編

監督：キム・グエン
製作：ピエール・エバン
出演者：ジョー・コール／リナ・エル・アラビ／フェイサル・ジグラット／ムハンマド・サヒー／ハーティム・スィディキー／他
配給： 彩プロ
制作国： カナダ（2017年）
上映時間：91分

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先日、TBSラジオの「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」で宇多丸さんにオススメ映画として吾郎さんが紹介していた映画。

物語はデトロイトの警備会社からロボットの遠隔操作を行うゴードンと、北アフリカにいるアユーシャの異色ラブストーリー。恋人と別れたばかりで愛が分からなくなっていたゴードンがアユーシャに一目で惹かれ、彼女を助けるための行動に出る部分をどうしてそこまでの気持ちになったのか、吾郎さんの“もう少し心の中のはじける音が聞きたかった”という表現が素敵。まさに一目惚れしたゴードンの恋に落ちたその瞬間の音が表現されている感じで。また北アフリカのアースカラーの景色が美しい話から、好みの光の撮り方の話が。これを読むといかにして吾郎さんが自身のブログの写真にこだわっているか、吾郎さんの美意識を感じずにはいられません。