【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

シネマナビと『ハッピーエンド』

3月14日(水)発売【anan No.2094】の稲垣吾郎シネマナビ!では『ハッピーエンド』(2018年3月3日(土)全国公開中)を紹介。

 

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《あらすじ》
建設会社を経営し、豪華な邸宅に3世代で暮らすロラン一家。家長のジョルジュは高齢のためすでに引退し、娘のアンヌが家業を継いでいた。アンヌの弟で医者のトマには、別れた前妻との子で13歳になる娘エヴがおり、両親の離婚のために離れて暮らしていたエヴは、ある事件をきっかけにトマと一緒に暮らすためカレーの屋敷に呼び寄せられる。それぞれが秘密を抱え、互いに無関心な家族の中で、85歳のジョルジュは13歳のエヴにある秘密を打ち明けるが……。(映画.COMより抜粋)

 


映画『ハッピーエンド』予告編

 

監督:ミヒャエル・ハネケ
製作:マルガレート・メネゴス&シュテファン・アルント&ファイト・ハイドゥシュカ&ミヒャエル・カッツ
出演者:イザベル・ユペールジャン=ルイ・トランティニャン/バマチュー・カソビッツ/ファンティーヌ・アルドゥアン/フランツ・ロゴフスキ/他
配給: ロングライド
制作国: フランス・ドイツ・オーストリア合作(2017年)
上映時間:107分

 

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ハネケ監督の"不安や苦悩を描くなら喜劇のほうがしっくりくる"という言葉が腑に落ちる吾郎さん。その言葉にふとチャールズ・チャップリン氏の「人生は近くで見ると悲劇だが、 遠くから見れば喜劇である」という言葉を思い出します。

距離や視点を変えることによって悲劇すら喜劇に見える、そういう意味では吾郎さんの監督の笑劇という言葉に観点を変え、それぞれの滑稽さや間抜けなシーンをピックアップするのは正しい観方なのかもしれません。そして解析が難しい映画というコメントにある、この映画から何を受け取り、何を考えるか。それが一番この映画にとって大切な部分なのではないかなと感じました。