『編集長 稲垣吾郎 #37』(2017.09.13放送分)
9月13日(水)に放送された『編集長 稲垣吾郎』の第37弾。
■「GORO's Column」……編集長、こんばんは。先月、国内初のガンプラの総合施設【ザ・ガンダムベース・東京】がダイバーシティ東京内にOPENしました。韓国、台湾には2003年ごろから何店舗がOPENしていたらしいのですが、満を持しての国内初。4つのゾーンからなる大規模施設のようです。貴重な資料や大型のモビルスーツの展示があるらしく、ガンダムファンにはたまらないんじゃないでしょうか。編集長も行ってみたらきっと楽しめると思います。
これはあの~、ガンダムの等身大の模型が置いてあったのもダイバーシティですよね。ねえ、お台場辺りを通るたびにいろんな角度から車乗りながらガンダムを眺めるのが好きだったんですけど。ちょっと残念だなあと思ってたんですけどね、ガンダムファンとしては。ただまあ、この総合施設がOPENしたんですね。
う~ん、やっぱ韓国も、台湾も大人気なんですね、へえ。何があるんだろうなあ。ねえ、それこそ『ゴロウ・デラックス』あたりでこれロケに行かせてもらいたいとお願いしようかなって思いますね。ふ~ん。
■「GORO's Search」……まずはこちらのお葉書をご紹介いたします。東京都品川区にお住まいのHさんからです。
編集長、こんばんは。今、東京都内にコッペパン専門店の出店が続いているそうです。私の会社の近くにもコッペパン専門店ができました。え~、吾郎編集長も給食で食べていた思い出はありませんか? コッペパン専門店では昔ながらのジャムやポテトサラダやパンを挟む惣菜パン、フルーツやクリームなどを挟み込んだものやパンそのものが黒いものなどバリエーションも豊富です。ぜひ会議で取り上げてください。
おお、懐かしいですね、給食。給食で出てたのはあれは要するにコッペパンなんですよね、うん。まあ、何かホットドックのバンズのような形ね。所謂、まあ、シンプルなパンですよね、はい。僕らの世代は給食で多分食べていたと思うんですけれども。
さあ、ということでですね、今日の「GORO's Search」ではですね、コッペパンを取り上げます。お電話に出ていただくのは、コッペパンの本の著者、木村衣有子さんです。
木村さんについて
木村さんはこれまでに主にお酒とかコーヒーとかの嗜好品について書くことが多かったのですが、コッペパンの本は初めて製作の過程について書かれたそうです。学生時代は京都にいたため、パン屋が多かった京都を思い出しながらコッペパンの本を書かれたのだとか。
コッペパンの定義
材料や分量で定義があるわけではなく、いわゆる庶民的なスタンダードなシンプルなあの形をコッペパンと称す。そのまま齧ってもいいが、主に切れ目を入れて何かを挟んであることが多い。木村さんは取材中に「コッペパンはおにぎりのようなパンだ」と言われ、そのままでも美味しいし、物足りなさに物を挟んだり、味を加えたりと腑に落ちたそうです。
オシャレなパン屋さん
最近は本当に普通じゃダメなのかなと思うぐらいオシャレなパン屋さんが多い。だからこそ、シンプルでスタンダードな大衆パンという立ち位置のコッペパンを書いたら面白いだろうと木村さんはコッペパンの本を書いたのだとか。
コッペパンの本
この本では岩手の盛岡から岡山までの食べ歩きレポを。そしてコッペパンのルーツが知りたく、本州を駆けずり回ったものの、結論としてはよくわからないという。ただコッペパンを知らない人はいないけれど、詳しくどんなパンなのかというと謎が多いパン。
コッペパン=給食のパン
吾郎さんもコッペパンといえば給食に出るパン世代なため、どうしても物足りないし、美味しくもないためにどちらかというとパンはあまり好きではなかった。という話を聞き、木村さんも取材中に"行政で粉とか、材料の配合が決まってしまっている。1軒、1軒の裁量で実際に食べる子供たちに合わせた材料の選び方は出来ず、与えられたものの中でやりくりしないといけないため、どうしても給食のパンは美味しくつくることはすごく難しい"と悩ましい事情を教えられたそうです。
吉田パン
木村:はい。
吾郎:んで、あんマーガリン。
木村:はい、定番ですね。
吾郎:定番。後、そぼろレンコン。
木村:それはかなり変化球ですね。
吾郎:後、イアコッペ。え、オマール? ああ、オマールとピスタチオが入ってるヤツね。
木村:はい、あの上野のイアコッペのオマールと、ピスタチオ、ピスタチオは黒い生地の。
吾郎:うんうん、これね? 根本的に今、ここにパンが10個くらいあるんですけど、すごい給食の匂いがする。いい意味で。何か懐かしい? だから、このパンの匂いって、やっぱりちょっと最近のいわゆるそのフランスのパン屋さんとかと違うよね、香りが。
木村:違いますか?
吾郎:日本のパンの匂いだもん。やっぱり。うん。じゃ、ちょっと吉田パンの卵だけちょっと、一口いただきますね。うん、うんうん。うん、美味しい、です、はい。
木村:良かった。
吾郎:あの、まあ、普通っちゃ普通ですけど。
木村:それが、そのスタンダードなところが魅力なんです。
吾郎:なるほど。でも何か主張が少なくていいですね。
木村:そう、大変ですものね。こうほわっとしたパンがあって。あの卵がマヨネーズで和えてあって、以上って感じですものね。お昼におにぎりを頬張るような、そういう感じがしませんか?
吾郎:する、する、する。だから、このパンの味がどうでさあ、とかさ。何かそんなこと語っちゃいけないんですよ、これ。コッペパンは。うん、これは美味しい。
木村:そこがコッペパンの良さなんですけど、でもそれがすごく本としてなかなか書くのがハードル高かった部分ありますね。
吾郎:分かります、伝えにくいですよね。
木村:そうなんです、蘊蓄の入り込む隙間がなかなかない。
吾郎:蘊蓄言っちゃダメだから。
木村:あ、いいですねえ。コッペパンは蘊蓄言っちゃダメってそれ、稲垣さんの名言ですね。
吾郎:うん、何か胃だけ喜んでくれるような、胃袋。これ、レンコンも美味しいですよ。
木村:レンコンって珍しいですよね。何かこれは凄いアイディアだなと思います。
イアコッペ
木村:オマールはすごくリッチな味しますよ。それは吉田パンさんのこのスタンダードなパンとはまたベクトルが違って面白いと思います。
吾郎:ん、うん。あの、デパートの地下の味がします、ちゃんと。
木村:はは、なるほど。あの~すごく、今まで日本のパンだねっていう話をしていたんですけど、それが覆る洋食感がありますね。
吾郎:これは洋食パンだな。うん、コッペパンぽくはない、何か。
木村:ワインが合うと思いませんか?
吾郎:合う、合う。白ワインとか合いますよ、普通に。これはオシャレ、かなりオシャレだ。
木村:イアコッペさんはすごく何て言うかな、もう恥ずかしがらずに、こう洒落のめしてみようというか。
吾郎:イアコッペさんのコッペ、もちろんコッペパンが主流だから、コッペなんですよね。
木村:そうです。コッペパン専門店で、元々はあの西日暮里にあるブーランジェリーイアナックというパン屋さんの2号店で、本当にバリバリのフランスのパンを作ってきたお店で、あえてコッペパンやってみようと。
吾郎:なるほど。あえて、そのちょっと融合してるオシャレなね、フランスの。うん。吉田パンさんはもうこれ直球ですね。
木村:直球です、古典的です。
吾郎:へえ、面白いですね。ちょっとこれ、せっかく用意してくれたからピスタチオ、ま、一口だけ。パンが黒いですよ、これ。
木村:カカオが入ってます。
吾郎:これもかなり、うん。伊勢丹の地下の味がしますね。うん、オシャレですね。
木村:だって、ピスタチオってねえ。あのごく馴染んだのは最近の話ですもの。
吾郎:そうですね、ピスタチオって。いやあ、美味しかったです、楽しかったです。
木村:ありがとうございます。
⇒始まったときにはひどく緊張していた木村さんも会話していくうちに緊張がほぐれていったのか、楽しそうに会話していくのが感じられたのが素敵でした。そして一口だけといいつつ、結構、コッペパンを食していたのが食レポでもわかりましたが、美味しかったのが実感出来ますね。
[ラジオ]文化放送『編集長稲垣吾郎』に出演し、コッペパンの話をします。拙著『コッペパンの本』で紹介したコッペパン専門店のメニューやコッペの歴史などについてお喋りする予定です。放送は9月13日(水)21:30から22:00迄。#編集長稲垣吾郎 #joqr #コッペパンの本 pic.twitter.com/DDiek2za8C
— 木村衣有子 (@yukokimura1002) 2017年9月11日
9/13放送の「編集長 稲垣吾郎」に、弊社発行の『コッペパンの本』著者、木村衣有子さんが出演されます! 先日の「ゴロウ・デラックス」のピエール瀧さん回に続いて・・・。まさか、弊社の本と稲垣吾郎さんは相性がいいのでは!? 淡い期待と興奮を胸にオンエアーを楽しみにしたいと思います! pic.twitter.com/jjKdqPbdQZ
— 産業編集センター出版部 (@shcbook) 2017年9月11日
■「GORO's Break Time」……編集長、こんばんは。私のリクエスト曲はアンジェラ・アキさんの『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』です。先日この曲を歌ったのですが、15歳の当時も歌ったのですがそのときとはまた違った感情になりました。一つ、一つの歌詞がとても心に響くので、今回リクエストさせていただきました。
カラオケとかで歌うのかなあ、ふ~ん。学校とかでも歌えそうなね、名曲ですけれども。それではRさんからのリクエスト曲、アンジェラ・アキさんで『手紙 ~拝啓 十五の君へ』
■「GORO's Essay」……編集長、こんばんは。編集長は"こういうときに限って"という状況になったことはありますか。私は運転免許を更新する際に、免許センターに黒のタートルネックのトップスを着ていってしまったことがあります。証明写真を撮り、新しく出来上がった免許を見てびっくり。そのときの私は肩より少し長めの黒髪だったため、何とジブリの映画に出てくる『カオナシ』のような写真が撮れてしまいました。数年経って、今年更新の通知が来たので、明るめの服にポニーテイルという格好で新しい免許を交付してもらいました。
面白いですね。笑わせようとしましたね、今。絵がついてますけどね、ここに。
ふっ、なるほどね。黒髪だったからね、もう顔以外全部黒ってね。黒い着ぐるみを着てるみたいになっちゃって。でもねえ、僕は黒いいと思いますよ。運転免許のバックってブルーでしょ。このブルーと黒は合うよ。白じゃない。ん~、明るめの服もどうかなあ。何かちぐはぐになんない、バックと。
黒の服で、僕、結構黒い服で撮りますよ、更新するとき。黒のUネック。ふっ、ちょっとだけこう首が見えた方が顔がお綺麗に映るかなあと思って。でも僕、あの~そうなんですね。この間初めて眼鏡、眼鏡吾郎で写真撮ってみたんですよ。うん、まあ、いい感じでしたけどね、はい。黒縁の眼鏡に黒いクルーネックに、ね、ブルーのバックで。う~ん、わかります、わかります。運転免許証ね、うん。
ま、こういうときに限ってこういう状況っていうのは、まあ、ありますよね。運転免許で車つながりじゃないですけども、僕なんかはあの~、車洗車すると必ず雨が降りますね。だいたい基本的に運がいい人間だとは思うんですけど。何か"俺、ついてないなあ"、"人よりついてないなあ"ってあんまり人生ない気がするんですけど、車に関しては運がないね。だって、あの~僕、2回釘踏んでパンクしたことありますよ。珍しいでしょ、2回ですよ。1年のうち2回ですよ。何かね、後、雨必ず降るんですけどね。そういうもんですか。何かねえ、洗車好きなんですけどね。基本的に車は綺麗に乗りたいので、雨が多い時期に洗車をしたくなるんですかね、車も汚れるしね。どうなんでしょうかねえ、うん。
まあ、でもこの運転免許に関しては、黒い服がシャープに見えて、顔も比較的こう肌が白く映りませんか? だから多分ね、光結構飛ばしてると思うんですよね。テレビ雑誌のグラビアぐらいに。顔が結構フラッシュで真っ白に飛ぶんで、より、何か黒い服の方が顔がシャープに、もしかして小顔にも見えるかもしれないっていう、勝手に僕は思ってるんですけどね、はい。
⇒基本的に運がいい人間だとは思うけれど、車に関しては運がないと言ってしまえる吾郎さんが本当に大好きです。いや、聴く人によってはハラハラしたかもしれませんが。
■「GORO's Music Library」……編集長、こんばんは。ドラマ『ハングリー』の主題歌THE BAWDIES「ROCK ME BABY」をリクエストします。吾郎さんが演じられた、麻生時男。嫌なやつと言えば嫌なやつでしたが、癖の強い麻生が好きでした。
THE BAWDIES - ROCK ME BABY (short version) & MVメイキング映像
はい、懐かしいですね。何か、向井くんと二人で冷凍室に閉じ込められちゃうシーンで、2人で1分くらい抱き合うっていうシーンがあったんですけど、あれがすごい独特でしたね。何か、女の子の気持ちになりました。"あ、向井くんって素敵だな"って思ったりして。なかなかないよ、向井理に抱きしめられるって、ねえ。
向井くんのぬくもりが忘れられないですよね。
そんな向井くんもあれですよね。そのときにあの~共演された国仲涼子さんとこのドラマが縁で結婚されたという、ねえ。おかしかったのが、あの~二人の結婚の、ねえ。あの報道されたときに、新聞に出たときに、何かなぜか僕が真ん中に映ってるんですよね、全部。あの~、向井さんと国仲さんが隣同士だったそこだけ切り取ったんだけど、向井くんがいて、稲垣吾郎がいて、その隣に国仲涼子がいるから、必ず写真がスリーショットになっているんですね。これ、邪魔だなと思いながら、僕も見てたんですけどね。うん。
まあね、あの~、ラジオ聴いてくださっている皆さんからも本当にたくさんのお便りをいただいて。ね、あの今後の活動についてのもちろん心配とか、ま、番組は本当に継続されるんでしょうか、みたいなもうたくさんのお便りをいただいて。ねえ、一通、一通僕もちゃんと目を通させていただいていたんですけれども、ま、それに関してはもう感謝の気持ちでいっぱいで、はい、この場を借りてお礼をいたします。
そして、皆さんが気にしてくれているこの番組『編集長 稲垣吾郎』に関しては、あの~、10月以降ももちろん継続させていただきますので、ね。あの、当然続きますよ~みたいな僕はテンションだったんですけども、皆さん心配してくださってるのを聞いたので、はい。あのちゃんと僕の口から、と思ったので。皆さんが聞いてくださるんでしたら、番組終わらないんでね。あの聞いてくださる方が少なくなると番組はあの終わってしまうので、はい。あの応援していただきたいなと思いますし。はい、まあ、本当に皆さんのそういう思いというか、気持ちというのは、ねえ。あの~僕は一生忘れることなく、芸能活動もずっと続けていきたいなと思っていますので、はい。僕の気持ちは十分皆さんに伝わっていると思いますので、はい。この番組ももちろんのこと、今後もよろしくお願いいたします」
⇒事務所退社後、初の放送ということもあり、吾郎さんも何らかのコメントは発表するとは思ってはいましたが、すでに『めざましテレビ』でご自身の気持ちは伝えているのもあり、さらりと軽やかに通常運転でいくのだろうなあと思っていたらこれですよ。吾郎さんのファンって幸せだなと思いましたし、それになんといっても今回はこのラジオ放送後の文化放送さんによるツイート
ファンの皆様、そんなわけで、10月以降もどうぞよろしくお願いいたします(*^^*) お待たせしちゃってごめんなさい #編集長稲垣吾郎#radiko
— 文化放送 FM91.6&AM1134 (@joqrpr) 2017年9月13日
ファンの気持ちに寄り添いたいと自身の口から番組継続を発表したいと願った吾郎さんに、そのファンの気持ちと吾郎さんの気持ちに寄り添い、ファンから番組継続しますか?と急かされていただろうに、口を閉ざしてその時を待っていた文化放送さんのお気持ちにもう思わず涙が。改めてこんな素敵なラジオ局で吾郎さんのレギュラー番組を持てることが嬉しいですし、だからこそこれからも番組が続くべく、番組を聴いて、応援の声をこれまで以上に頑張っていきたいと思います。
メールのアドレスは“goro@joqr.net”。ハガキの方は郵便番号105-8002 文化放送「編集長 稲垣吾郎」まで。お相手は吾郎編集長こと、稲垣吾郎でした。それではまた来週、バイバ~イ♪」
誰しもが給食で食べたことがあるはずの「コッペパン」。
最近、コッペパン専門店が増えているんです。
今回は「コッペパンの本」の著者、木村衣有子さんにコッペパンの魅力を伺いました。
木村さん曰く、「コッペパンはおにぎりと同じ」。
さまざまな具とともに食べられる気軽さは確かにそうかもしれませんね。
今度のランチにコッペパン、いかがですか?
引き続き、曲のリクエストや、「私は〇〇女子です」という情報、吾郎編集長に取り上げて欲しい話題を送ってくださいね!!
番組の中でも発表させて頂きましたが、「編集長 稲垣吾郎」はまだまだ編集会議を続けます!
皆さまから「10月以降も続けてほしい」という、たくさんのメール、おハガキを頂戴しました。
この場を借りて御礼申し上げます!
「編集長 稲垣吾郎」はリスナー記者の皆さまのメッセージあっての番組です。
これからも、吾郎編集長にさまざまな情報・ネタを送ってくださいね!
引き続き「編集長 稲垣吾郎」をよろしくお願いいたします。
ネット記事