- 考える葦 -

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

『自分を超え続ける』と『ゴロウ・デラックス』

2017年7月13日放送の『ゴロウ・デラックス』第257回目のゲストは、史上最年少記録の冒険家、南谷真鈴さん(20歳)

 

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【探検家(エクスプローラーズ)グランドスラムとは】 
◆7大陸最高峰頂上到達
①エベレスト……アジア大陸/標高8,848m。
アコンカグア……南米大陸/標高6,959m。
③デナリ……北米大陸/6,190m
キリマンジャロ……アフリカ大陸/標高5,895m。
⑤エルブルース……ヨーロッパ大陸/標高5,642m。
⑥ビンソン・マシフ……南極大陸/標高4,892m。
⑦カルステンツ・ピラミッド……オセアニア/標高4,884m。
◆南極点到達
◆北極点到達

 

世界でも50人ほどしか成し遂げていない偉業だが、今年の4月なんと史上最年少で達成した日本人女性が今夜のゲストとなる南谷真鈴さんだ。2015年、まだ高校生のときから計画を始め、わずか2年4ヶ月で偉業を達成。しかし、普段は20歳の普通の女性大生なのです。そんな南谷さんをゲストに迎え、本日の課題図書は、

 

自分を超え続ける―――熱意と行動力があれば、叶わない夢はない
 

 

南谷さんが7大陸最高峰頂上到達したのが19歳、その同じ年の頃、吾郎さんは月9のドラマを経験していました。ちなみに南谷さんの偉業を整理すると、 

f:id:kei561208:20170413024747j:plain 探検家グランドスラム世界最年少で達成

f:id:kei561208:20170413024747j:plain 7大陸最高峰制覇日本人最年少・世界第2位

f:id:kei561208:20170413024747j:plain エベレスト登頂日本人最年少

 

さらに凄いのは、その偉業を達成する期間が、

 

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f:id:kei561208:20170523013943j:plain なぜそんなハイペース?

ただでさえ過酷な冒険なのに、2015年1月から開始してわずか2年4ヶ月という脅威のスペース。なぜこのような過密スケジュールを敢行したのかというと、8,000メートル級の山に登ろうとすると酸素濃度は通常の1/3に減少。高山病などに罹らないよう事前に高度順応が必要となりますが、東京に戻って通常の生活を送ると1週間で高度順応したものが徐々に戻ってきてしまうため、その高度順応をしている間に次から次へと登山をしていった結果、南谷さんはこのハイペースになってしまったのです。

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 最もテクニカル『カルステンツ・ピラミッド』(2016年2月登頂)

オセアニア最高峰で標高は4,884mで7大陸最高峰の中では最もテクニカルな山と言われています。イメージとしては山ではなく岩の塊がにょきりと生えている感じ。

 

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しかも岩と岩の間がかなり離れている箇所もあり、場所によっては張ってあるロープで綱渡りしないといけないのです。(吾郎:怖いよ~、怖いやつじゃん。あ~絶対無理。無理、無理、無理、無理!! もうマリオとか、テレビゲームの世界)

f:id:kei561208:20170523013943j:plain とある1日の登山食

・ご飯茶碗1杯・卵焼き・パンにバターのひとかけら・エナジードリンク3リットル・エナジーバー10本・辛ラーメン乾燥したもの2つ・ビーフジャーキー1袋・サラミ5枚・チーズ紙コップ1杯・エナジージェル2つ・エナジーグミ2つ

 

辛ラーメンは通常の食べ方ではなく、袋のまま砕き、パウダーをかけて食すそうです。吾郎さんはエナジージェルを試食してみたところ、美味しいとコメント。おそらくこちらのアサイ―タイプと思われます。⇒HONEY STINGER Japan || ONLINE SHOP

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 南極点(2016年1月)

実は南谷さん、探検家グランドスラムを達成する予定はなく、元々はエベレスト登頂のための予行練習として『ビンソン・マシフ』に登頂。そこで南極大陸にいることだし、このチャンスを逃すと一生行けないかもしれないと思い立って、次の目標を南極点へと変更したそうです。そしてその後、北極点にも行けば探検家グランドスラムが達成できるかもとも思った南谷さん。それを聞いた吾郎さんが、"どうせなら、みたいな。ハチ公も見たからちょっとドン・キホーテにも寄っていこうみたいな。中目黒のドン・キホーテも行ったら渋谷区のドン・キホーテに全部行ったことになる的なノリだよ"とw

 

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f:id:kei561208:20170523013943j:plain 自分って何だろう?

南谷さんは生後1年目から父親の仕事の関係でマレーシアや中国の大連、香港などで暮らしていました。4年に1度は国を変え、2年に1度は学校を変える慌ただしい生活だったそうです。特に南谷さんが通っていた中国の学校では反日教育を行っており、その経験により南谷さんは"自分って何なんだろう、日本人って何なんだろう?"という疑問を持ち始め、考えていくうちに自身のアイデンティティを失っていきました。そんな矢先に南谷さんが出会ったのが、香港の授業の一環で登った山だったのです。

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 南谷さんにとっての山とは

南谷:山は私にとって自問自答する場所で、登りながら、一歩、一歩、山頂めがけて登るわけじゃないですか。自分の心の中の大きな山も一緒に登るような気がして。私の足が、自分の靴に入っているところが居場所なんだということを教えてくださった先生のような存在です。

 

そうして山に惹かれ、登山を始めた南谷さんは14歳のころ、ネパールにあるアンナプル*1に登り、ヒマラヤ山脈からひときわ高く覗くエベレストの美しさに胸を打たれ、いつか必ず登頂すると心に決めたのです。そしてある出来事から南谷さんがエベレスト登頂を具体的な計画に移すことに。課題図書から外山さんが朗読します。

 

外山「決定的な事件のきっかけは小さなことでした。
その日は友人と一緒に家でパイやクッキーを焼いていました。私たちはオーブンから出したての熱いプレートを、うっかりレザーのソファの上に置き、焦げ跡をつけてしまいました。
外出先から戻ってきた母は、ソファを見るなり、私を叱り始めました。
母の口調も激しかったし、その香港の友人は叱られた経験がろくにない子でした。
すっかり怯えた彼女は窓の外に出て、バルコニーとも言えない、薄いガラスでできたスペースに入り込んでしまいました。
いくら呼んでも説得しても出てこない彼女に困り果て、やむをえず警察を呼んだところ、母は児童虐待の疑いで拘束されてしまいました。
もちろん完全な誤解で、すぐに帰されましたが、父はいっさい母の弁護をしませんでした。
父が白いグランドピアノを売ったのはその後です。
母が何よりも私にやらせたかったピアノを父が処分したことで、修復不可能になっていた両親の関係は完全に壊れてしまいました。
実質的に父と母は離婚を決めました」

 

f:id:kei561208:20170523013943j:plain エベレスト登頂を実行に移したワケ

そういった家族の事情もあり、日本に帰国せざるを得なかった南谷さんは、なぜ自身の人生なのにコントロールがないのだろうと思ってしまいます。そして17歳で両親が離婚、自分の人生は自分で人生設計しなくてはと思い立ち、14歳のころに思い描いていた"エベレスト登頂"という夢を叶えるべくプロジェクトを起こします。他の人が持つ自分のイメージを生きようとしてもがき続けていたけれど、そんなことなんて必要ないんだと南谷さんは気づいたのです。

こうして高校生だった南谷さんはたった独りで動き始め、その志に次第に多くの人が彼女に共鳴。様々な苦難を乗り越えて、2016年5月23日に14歳からの夢だったアジア大陸最高峰、エベレストの登頂を果たすのです。

 

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そんな南谷さんがホッとする場所は自宅ということで、今回はそのお家に訪問させていただくことに……と外山さんが言うと、若干、呆れた表情をしてスタッフを見渡す吾郎さん。吾郎:スタッフ間違えてない?どさくさに紛れてとw

実際に訪れてみるとモデルルームのような綺麗なお部屋が。しかしそんな中にもマナスル(標高8,163 m)登頂時の写真やエベレスト登頂の証明書、トレーニング用のダンベルに登山用のピッケル、北極で実際に使用したスキー板など装備もありました。ちなみにスキー板と一緒に入っていた青いポールは思い入れのある道具を使用したいため、7大陸、すべての山を一緒に登ったポールだそうです。

ただ中にはコウモリのはく製やダチョウの卵など、ちょっと面白いものも置いてあったりもして、さらにはベッドでお休みする姿も見せていただいて、吾郎さんのコメントではありませんが、南谷さんの魅力がぎゅっと詰まった可愛らしい一面を見ることができました。

南谷:本当に仰ってますか?⇒吾郎:本当に言ってるよ⇒南谷:嬉しい♡⇒吾郎:本当、本当⇒外山:嘘つけないですから⇒南谷:わかってますよ、射手座なんで⇒吾郎:そう同じだから)

 

f:id:kei561208:20170413024747j:plain 2017年4月13日、北極点に到達、探検家グランドスラムを達成!

www.jiji.com

その彼女は今、何を思うのか。その個所を吾郎さんが朗読します。

 

吾郎「山をとおして、私の心はけっこう厚みを増しました。
つらいことがあるたびに、弱い部分に泣きながらバンドエイドを貼り、それでもつらければ、そこにもう1枚バンドエイドを貼り、そうやってどんどん、弱い心を分厚くして行きました。
夢の邪魔をするのは自分の情熱不足だけれど、自分を信じてあげる事が、自分を守るバンドエイドになるのかもしれません。
私はこれから、どんな私になっていくのか、まだわかりません。
でも今と同じように、心から笑って、心から泣いていたいと思います。
いつも、どんな時でも、弱い自分も、強い自分も、すべて自分だと受け入れて

 

自分とは何なんだろうと思っていた南谷さんは様々な冒険をした結果、ようやく自分自身になれたのです。

吾郎:自分になれたってことは、今はもうプロローグじゃない。これから始まるんじゃないの。楽しみだねえ。だってまだ20歳だし、ねえ。もう、お父さんの気持ちだよ。

f:id:kei561208:20170523013943j:plain 山田くんの消しゴムハンコ

 

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うむ、"頑張りましょう"、山田くんw

今回のゲストもファン故につい吾郎さんの人生とオーバーラップしてしまいましたが、新たな舵を切る吾郎さん自身もリスタートとして、次のプロローグへと足を運んでいる最中。一体、どんな気持ちで南谷さんの本を読み、言葉を聞いていたのでしょうか。この時間が吾郎さんのまたさらなる糧になることを期待します。

というわけで、いつもと同じようにこんな素敵な番組がこれからも継続できるよう視聴された皆様のTBS、並びに番組公式HPへの感想をお願いします。

 

ゴロウ・デラックス 
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f:id:kei561208:20170523013943j:plain 『Book Bang』さん記事

恒例、『Book Bang』さんによる『ゴロウ・デラックス南谷真鈴さん出演回の記事がこちら↓

www.bookbang.jp

 

*1:ナネパール・ヒマラヤの中央に東西約50 kmにわたって連なる、ヒマラヤ山脈に属する山群の総称。サンスクリットで「豊穣の女神」の意味。第1峰(8,091 m)、第2峰(7,937 m)、第3峰(7,555 m)、第4峰(7,525 m)で、第1峰は標高世界第10位。

ただしアンナプルナは初めて登頂された8,000m峰であるが、登頂するには非常に危険度が高い山である。北側は雪崩が頻発し、反対側の南壁は技術的に困難な大岩壁となっている。

そのため8,000m峰の中では最も登頂者が少なくK2やナンガ・パルバットをも上回る、最も死亡率が高い山となっている。2012年3月の時点で、登頂者数191人に対し、死亡者数は61人に達する。(アンナプルナ - Wikipediaより)