【考える葦】

某男性アイドルグループ全活動期メンバーで、左利きな彼(稲垣吾郎)を愛でる会

シネマナビと『ハートストーン』

7月12日(水)発売【anan No.2061】の稲垣吾郎シネマナビ!では『ハートストーン』(2017年7月12日(土)全国公開予定)を紹介。

 

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《あらすじ》

アイスランドの漁村に暮らすソールとクリスティアン。幼なじみの彼らは、何をするにも一緒という大親友だ。思春期にさしかかり、ソールは大人びた美少女ベータに夢中になる。そんなソールの気持ちを知ったクリスティアンは、ベータとの仲がうまくいくよう後押しするが、内に秘めたソールへの特別な感情に気づき当惑する。(映画.COMより抜粋)

 


7月15日公開『ハートストーン』予告編

 

監督:グズムンドゥル・アルナル・グズムンドソン
出演者:バルドル・エイナルソン/ブラーイル・ヒンリクソン/ディルヤゥ・ワルスドッティル/カトラ・ニャルスドッティル/ヨゥニナ・ソールディス・カルスドッティル/他
配給: マジックアワー
制作国:アイスランドデンマーク合作(2016年)
上映時間:129分

 

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アイスランド映画で思い出すのが、近年高評価を得ている『馬々と人間たち(2014年)』や『ひつじ村の兄弟(2015年)』といた美しい映像に意外にも残酷なシーン。それだけ北欧の雄大だけれども厳しい環境下があるからこそなんだけれど、その小さな島国のさらに小さな漁村で生きる主人公のソールと、その彼に恋心を抱いてしまった親友・クリスティアンの感情の揺れは、閉ざされた環境にある以上、同じ島国の日本の我々が想像する以上に厳しいものがあるのかなとは思う。

だからこそ、偶然にも事前にNHKBSプレミアム堤真一さんがアイスランドを一周する番組『堤真一×火と氷の島アイスランド~絶景街道1300キロをゆく~』を見ていた吾郎さんはより理解しやすかっただろうし、だからこそ、冒頭とラストのカサゴのシーンとの違いにカサゴが象徴するものが理解できたのかな。それでも断定せず、あくまで"僕は感じました"とコメントし、他者は他者の感じるままに委ねるのが吾郎さんらしさ、だよね。