『ゴロウ・デラックス』出演者&課題図書データまとめ
2017年5月25日のジェーン・スーさんの回で放送250回を記念した『ゴロウ・デラックス』というわけで、記念にこれまで出演されたゲストの性別、年代、課題図書のジャンル、出版社、そして出演者の職業についてデータをまとめてみたいと思います。
出演ゲストの男女比
読書バラエティーと銘打ってはいますが、最近は安定しているものの以前は課題図書と出演ゲストが一致しない回もあったため、その場合は課題図書の著作者の性別で算出。また大勢ゲストが出演している回がありますが、それらについてはカウントせず*1
ただし、課題図書の著作者としてコンビやグループで出演された場合はそれぞれの人数をカウント、放送が2回にまたがる場合もそれぞれカウントしています。
男性:168名 女性:90名
出演ゲストの年代別
上記の男女比同様、基本的には課題図書の筆者の出演時年齢で算出。プロフィールを確認しても年齢がわからない方は、確定できないため“不明”でカウントしています。
10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70代 | 80代 | 90代 | 100代 | 不明 |
1 | 10 | 56 | 58 | 52 | 31 | 24 | 15 | 4 | 1 | 6 |
働き手の30代から60代の年代が多いものの、70代、80代も負けず劣らず出演されているところはさすが文豪世界。その中でも燦然と輝くのは、出演当時104歳だった医師の日野原先生と10代小学生だった文具をこよなく愛する山本くん。
課題図書ジャンル
出版社や書店などでジャンルを確認し、主なジャンル16種類を選別*2
主に発行された出版社で確認、わからない場合はAmazonなどで確認してジャンル別にカウント。 また記載されているジャンルが多岐にわたる場合は、内容から個人的に判断し、ジャンルを確定しています。
文学 | 100 |
芸能・エンターテインメント | 39 |
暮らし・健康・料理 | 19 |
人文・思想・宗教 | 16 |
アート・建築・デザイン | 13 |
コミック | 13 |
ノンフィクション | 9 |
ビジネス・経済 | 8 |
歴史・地理 | 8 |
趣味・実用 | 7 |
絵本・児童書 | 5 |
政治・社会 | 3 |
スポーツ・アウトドア | 3 |
サイエンス・テクノロジー | 1 |
教育・自己啓発 | 1 |
音楽 | 1 |
文学が断トツなのは言うまでもありませんが、でもどこかのジャンルのみが突出しているわけでもないので、こうやって改めてみても『ゴロウ・デラックス』という番組はバランス良く課題図書を選出、出演くださっているのだなあというのがわかります。
課題図書出版社
基本的に『ゴロウ・デラックス』公式HPのバックナンバーに記載されている出版社名でデータ算出*3。
もちろん、大手と呼ばれる出版社の冊数が多いのは当たり前ですが、想像していたよりは多岐にわたった出版社を選んでいるように感じます。というか、大小含めると出版社の数は本当に多いですね。2014年4月に永六輔さんが出演された際に仰られていた「弱いもの、数少ないものを大事にする姿勢」というのが、出版社という意味でいえば守られているのではないかなと思います。その姿勢を忘れず続けることが出来れば、手前勝手ながらこれからもこの番組は素晴らしいクオリティを保ったまま、長く愛され続けられるのではないでしょうか。
出演ゲストの職業
出演時の職業で算出。またその職業が多岐にわたる場合、ゲスト出演者の仕事内容から主だったものを個人的に判断し、1種類選出しています。
あくまでも読書バラエティー番組ですから、職としての名は違えど、基本的に物を書く(描く)お仕事をされている方が大半を示しますが、それでもいろいろな職業の方が出演くださっているのがわかります。
今回、瞬間的な思いつきで出演されたゲスト&課題図書のデータをまとめてみようと着手しましたが(そして大いに後悔もしましたがw)、 第1回からの出演者ゲスト&課題図書を見直していくことで、番組が始まって1年、2年、3年と目に見えて番組の形が定まり、それがきちんと形となって、花が開いていく様を実感できましたので、時として過去を振り返ることも大事だのだなと改めて実感。
以前もブログに記載しましたが、吾郎さんが『ゴロウ・デラックス』という番組内で語ったように、この番組は奇を衒うことなく、地味に、細く長く続けていくことが大切な番組だと私自身も思います。そのためにこれからも一視聴者として、一ファンとして地味ながらも細く長く、そして何よりも絶やさず応援する声をあげ続け、この素晴らしい番組が1年でも長く続いていくことを願います。
※なお、個人の主観で算出しているデータですので正確性はそこまでなく、参照程度に受け止めてください。