シネマナビ『お嬢さん』
3月8日(水)発売【anan No.2044】
今週号の「anan No.2044」の稲垣吾郎シネマナビ!では『お嬢さん』(公開2017年3月3日(金))を紹介。
1930年代日本統治下の韓国。スラム街で詐欺グループに育てられた孤児の少女スッキは、詐欺グループの中で伯爵と呼ばれる詐欺師からスカウトされる。それは莫大な財産の相続権を持つ令嬢であるヒデコを誘惑して結婚した後、精神病院に入れて財産を奪い取ろうというものだった。計画に加担することにしたスッキは人里離れた土地に建つ屋敷で、日本文化に傾倒した支配的な叔父の上月と暮らすヒデコのもとで珠子という名のメイドとして働きはじめる。しかし、献身的なスッキにヒデコが少しずつ心を開くようになっていくうちにスッキもまた騙すはずのヒデコに惹かれていき―――――…
監督:パク・チャヌク
原作:サラ・ウォーターズ
出演:キム・ミニ|キム・テリ|ハ・ジョンウ|チョ・ジヌン|キム・ヘスク
配給: ファントム・フィルム
制作国:韓国(2016年)
上映時間:145分(R18+)
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イギリスの人気ミステリー作家サラ・ウォーターズの小説「荊の城」は、日本でも「このミステリーがすごい! 2005年版」海外編ベスト10の第1位となっているが、その本が原案となっている『お嬢さん』だからか、シネマナビを読む限りはこの小説も吾郎さんは読んでいるのかな? 基本、原作本がある場合、吾郎さんはそちらも目を通しているようなので結構な資料となるのに、さらりとその部分が流されているのも吾郎さんらしいかなと。
なかなか観るのが大変そうな作品ではありますが、吾郎さん曰く、大人の皆さんなので頑張って鑑賞してみようと思いますw